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記事一覧

ほとめき倶楽部発表会終了。

久留米市民劇団ほとめき倶楽部の中間発表会は、昨日無事終わりました。

たくさん集ったメンバーの発する熱気は、いつも少人数で活動する劇列車には新鮮なもの。

ほとめき倶楽部の発足が、久留米の演劇状況を変えていく力になればよいですね。

今日は午後から、劇列車稽古。
制作会議に2時間を取られました。
いや、もう制作会議というより、NPO事務局会議というべきでしょうか。

ミーティングの質と量に変化がはじまりました。

ワンランク上の質と量のミーティングを、稽古と両立させるには、どうしたらよいのか?

プレイヤーと事務局スタッフが、完全に重複している、わが小規模劇団には、過酷なスケジュールが続きます。

NPOスタートさせて、人手不足に悩む毎日です。
でも人手が余るより、人手が足りないことの方が、未来への非金銭的投資としてのNPOには、ありがたいことなのです。

【釜】

久留米市民劇団ほとめき倶楽部発

明日は、久留米市民劇団ほとめき倶楽部の中間発表会です。

劇列車メンバーも参加している久留米市民劇団ほとめき倶楽部、よかったらぜひお越しください。

8月29日土曜日、久留米市民会館、18時半より。

前売りチケットは有料千円です。

今日は、本番前日の白熱の稽古でした。

三チーム、三作品が上演されます。

お楽しみに。

【釜】

結成総会から4ヶ月半

いよいよ、NPO法人として歩み出した劇列車。
まだ実務的な動きが残ってはいますが、4月の結成総会から約4ヶ月半。
長かったような、
短かったような。
これから、実務面をよりレベルアップさせなければと、より痛感します。
先日、久留米市の広報に、NPO法人設立された方またはする方対象の会計講座の案内が載っていました。
なんて良いタイミング!と思いきや、毎週火曜日の14時〜17時とあり、がっかり…。
今回は残念でしたが、毎日の積み重ねを大切にしながら、時間の許す限り、このような講座にも参加していきたいと思った1日でした。

【法】

法人設立登記、提出しました

今日は法務局にて、法人登記をしました。

慣れないことなのでした。
勤め人が法人を設立する機会はめったにないからですね。

代表者印の作り直しなど、予期せぬアクシデントや出費があったものの、登記書類提出は、無事終了。

登記のやり方をネットで調べたり、高かったですが書籍を買って勉強しての書類提出でしたから、印鑑問題を除けばスムーズでしたよ。

金曜日以降、税務署への法人設立申し出の手続きや、税の減免申請へ。

法人名での銀行通帳作成や、維持会員のみなさんへの登記完了の挨拶状づくりと、まだまだ実務は続きます。

それにしても、役所関係に出向く時は平日昼間となるので、勤務先の年休消費を、いつも計算しての動きになります。

今年度の残り年休を考えながらの動き。

心配せずに、思いっきり動き回れたら、どんなにいいでしょう。

いずれにしても、いよいよNPO法人として、劇列車が歩み出します。

ブログをお読みのみなさん、新装劇列車への応援をよろしくお願いします。

【釜】

つめ草の会と月光の夏

昨日は、つめ草の会8月例会。つめ草の会は、2ヶ月に一度音楽や朗読を楽しむ会。
プレイヤーが同時に参加者でもある会とのこと。

毎年8月例会は平和のつどいとされているようです。

三年前より、つめ草の会の平和のつどいで、月光の夏朗読の任をいただています。無事終了。

小さなつどいでも続けていくこと、小さなつどいが多様に重層的に共存していること。

そんなことが、この国と世界がつながって平和を構築していく草の根の土台なのだ、と改めて実感。

草の根の土台なくしては、平和の構築も砂上の楼閣になりかねないのですからね。

今日は午前午後と稽古。

公演とイベントラッシュだった夏も晩夏に入り、秋の気配が。

秋は11月第11回本公演【石橋文化センターにて】に向けて、落ち着いて稽古を積み上げていきたいですね。

【釜】

地域目線で見えるもの~沖縄文化を例に挙げて

現在、本公演に向けて稽古に取り掛かっている、民話「つつじのむすめ」。
沖縄文化で包み込んでみようと創作中です。

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ところで沖縄文化はエイサーや琉球音階、方言など日本国内で見てもとても独特です。―では沖縄の文化・芸能は日本文化と呼ぶことができないのでしょうか?

沖縄文化でよく知られているエイサー。
一見沖縄独自に見えますが、これは先祖の霊を慰める盆の行事の一つで、現在も日本各地に多く残る「盆踊り」と同じルーツをもっています。

今度は琉球音階「ド・ミ・ファ・ソ・シ・ド」。
こちらは逆に日本のどこにも源となるようなものは見当たりません。
日本ではなく、東南アジアに位置するインドネシアにある音階とほぼ同じという事実をもつようです。

それもそのはず。
沖縄は地理的に沖縄から東京への距離よりも、沖縄からフィリピンへの距離の方が近く、気候も東南アジア諸国と同じ亜熱帯地域です。
東南アジアから影響を受けた音階を持っていても不思議でも何でもありません。

そもそも沖縄文化を(東京を首都とする)日本という枠で考えた上に立った目線で、沖縄の文化のルーツを探ろうとすることが土台ムリな話だったということに気づきます。
“沖縄とアジア諸国”という地域からのダイレクトな目線で見ていくと、沖縄の文化ルーツは非常によく納得することができます。

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なんだか当り前のことなのですが、ここで挙げた沖縄文化の例に限らず、都市部を中心として考えてしまう見方は、多くの日本人が気づいているようで気づいていない“目隠し”であると感じます。

“日本の中の沖縄”という、“沖縄~(日本の中心都市である)東京~そしてアジア諸国”という目線のように、地域を都市部経由の目線で考えていることにすら意識しなければ気づかないくらい、これがあたりまえのように私たちの体に浸透している現在。

いつの間にか…でも確実につけてしまったこの大きな目隠しは、私たち“自身”の原点をあいまいにし、大切にすべきものの基軸を見えなくさせてしまっているのでは―という気がしてなりません。

【尚】

新しい客演を迎えて

昨日は、「三人語りシイの木はよみがえった」の稽古。

久しぶりの勤青ホームで稽古でした。
一人キャストチェンジにより、新キャストを客演に迎えての初稽古でした。

11月には第11回定期公演【石橋文化センター小ホール】にて、新しい布陣で初お目見え。
お楽しみに!

いや、新しい風が吹くと稽古も新鮮ですね。

その他、今日はNPO法人登記のために、印鑑屋さんへ行ったり、秋月朗読会のチラシ作成を進めたり。

雑用が増えていますが、雑用は実務を鍛えます。

ですから、実務の細々を「雑用」と言ったら、バチがあたりますよね。

【釜】

NPO認証書をいただきました

今日は、NPOの福岡県知事認証書をいただくために、福岡市へ。
福岡県NPOボランティアセンターへ行きました。

これから急いで法人登記。
法務局での登記が複雑なので、覚悟を決めて行きますよ。
認証書をいただいたら、2週間以内に登記完了しないといけないのですから。

登記が終わると、福岡県と筑紫野市へ法人税の減免申請。

そして登記完了の申告を、福岡県NPOボランティアセンターへ。

実務が大変ですが、実務は劇団制作の土台。

音をあげてはおられません。

もう少し人員がいるとラクなのですが、そんな贅沢な願望は、NPO劇列車が軌道に乗っていくなかで解決できること。

まずは少ない人数でも、がんばること。

あ!!劇列車活動を支えるNPO維持会員の方々は、確実に増加中。
4月の法人結成時点での維持会員の方々は9名。
今の時点では13名。
市民運動のリーダーの方々や、福岡の老舗劇団理事長の方、高校演劇指導者の方など。
みなさん多士済々。

そのつながりが、深く広くなればなるほど、地域にとって素敵なこともできるようになるはず。

維持会員になっていただいた方々、厚くお礼申し上げます。
そして、まだまだ維持会員は募集中!!

【釜】

ゆったり秋月時間 山里で朗読会

お盆も過ぎ、8月も半ばを迎えています。
残暑が続く今日この頃、HP情報が更新され、秋の情報を掲載しました!
更新内容から秋の催しものの一つをご紹介です(*^□^*)

ゆったりとした秋月時間が流れる、朝倉市秋月で催す秋月風の音朗読会

春には桜並木がずらっとならび、夏の夜にはホタルが舞い、秋にはポッと紅色に染まった木々が見られる秋月の町。
秋月の空間は心が潤う鮮やかな自然に囲まれ、日々の喧騒を忘れさせてくれるような、ゆったりとした時間が流れています。

その秋月にアジア民芸雑貨を取り扱っている、“ろまんの道”というお店があります。
そのお店のイベントスペースをお借りして、『秋月風の音朗読会』と題し、朗読会を行います!

実演者は、筑後市を中心に活動されているグループ「ステージサブオペレーター・アナウンサークラブ(SOAC)」を始め、私たち劇列車のほか、読み聞かせや紙芝居・朗読で活躍されている個人・団体の方々です♪

ブログを読んで興味をもたれた方、現在実演者募集中です!(≧▽≦)
募集に関する詳細はコチラから

よかったら、私たちと一緒に、ゆったり秋月時間が流れる山里で朗読会を創りませんか?

【尚】

記憶をつくりなおす

劇団もお盆休み中。
そして今日は敗戦記念日。
毎年のことですが、夏の恒例特集と言わんばかりに、メディアが戦争体験の継承を特集しています。

もちろん、それはマンネリと言われようと大切なこと。
メディアが戦争体験の特集をしなくなった日本社会を想像すると、ゾッとする怖ろしさを感じます。

さて、本日の朝日新聞に目をひく表現が。

「記憶をつくりなおす」という表現です。

風化とは忘れていくことであります。
だから、「記憶をつくりなおす」ことが求められているのだ、と記事論調の中での表現。

まったくそのとおりと思いつつも、このように継承の意義を、様々な語彙で再定義する必要がある時代になったのだ、と考えさせられました。

劇列車の表現による継承運動でも、いちいち表現語彙の工夫が求められている時代の空気を実感するからです。

そういえば、先日のびーすきゃんどるナイトは、「市民とアートのつどい」とサブタイトルをつけていましたが、そこに込めた主張もあるのです。

それはまたいずれかの機会に。
【釜】

2ヶ月で3公演1企画を終えて

ぴーすきゃんどるナイトくるめ

6月27日の「子どもぶんかたいけんプログラム」での公演から、先日の8月11日「びーすきゃんどるナイトくるめ」まで、地域での公演1回、学校ボランティア公演2回、そして「きゃんどるナイト」という地域イベント1回と、大忙しの2ヶ月でした。

おかげさまで、びーすきゃんどるナイトも無事に終わり、いろんな方々と出会い、地域づくりのネットワークも広がりました。

怖れずに一人でも始めなければならないこともある。一方で、人とが広くつながることで、出来ていくこともあります。

2ヶ月間の出会いを、アートによる地域づくりに生かしていくことで、様々な方々の想いに応えることになるのだ、としみじみ感じます。

それから、きゃんどるナイトの時、写真を撮られたカメラマンの方、早速映像データを送っていただき、ありがとうございました。
素晴らしい写真の数々に、厚くお礼申し上げます。

ちなみに、今日のブログに添付している画像は、私の写メで撮ったきゃんどるナイトです。

【釜】

きゃんどるナイトくるめ、終了。

天気予報では今日は台風の影響で午後から雨…のハズが、嬉しいことに1日快晴!

くるめで初のきゃんどるナイト、50名あまりの方がご参加くださいました。
参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。
また、ご出演頂いた皆様、運営スタッフとしてご尽力頂いた皆様、その他おおいにご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

まもなく終戦記念日。64年前のこの時期は、福岡だけでなく全国各地が火の海でした。

あの惨劇を二度と繰り返さないためにも、8月11日久留米空襲の日には毎年、市民によるこの集いを行っていく考えです。

【尚】

明日はぴーすきゃんどるナイトくるめの日

明日はびーすきゃんどるナイトくるめの日です。

久留米空襲の継承は、町の記憶を紡ぐこと。
久留米空襲の日の夜に、キャンドルを持って集おうというきゃんどるナイトを、劇列車が今年から始めます。

もちろん、単独で開催するのではなく、様々な皆さんの協力の賜物。
来年には、劇列車の名前ではなく、実行委員会で開催したいですね。

人をつなぐ役割を果たせるくらい、劇列車メンバーも、もっともっと成長しなくては。

どのくらいの数の人々に集まっていただけるか、見当もつかないのですが。

いよいよ明日。
頑張っていきます!
【釜】

朝倉市民平和祭

今日は、第4回朝倉市民平和祭の一環として開催されている、劇「シイの木と子どもたちの物語」の公開稽古を観に行ってきました。
毎年行われている平和祭の恒例行事である、この劇。
実は、絵本「しいの木はよみがえった」の作者、飯田よしひこさんが作・演出をされています。
出演しているのは、あの日、頓田の森でなくなった子どもたちの後輩にあたる方々です。
本番は、明日!
ピーポート甘木の中ホールにて、13時半開演です。
ぜひ、たくさんの方に観に行ってほしいですね!
【法】

8月6日、今日は…

本日、うきは市の大石小学校で、朗読劇『シイの木はよみがえった』の公演をしました。
真夏の体育館という環境の中で、汗をかきながらも、集中して観てくれていた子どもたちの心には、きっと私たちの想いが届いていることと思います。

そして、8月6日…広島に原爆が落とされた日。
朝5時頃、ニュースを見ようとテレビをつけると、あれから64年たった今も原爆症に苦しむ方が、世界に向けて訴える姿が映っていました。
そんな今日だからこそ、小学校では出校し、平和学習をおこなっているのだと思います。
朝倉市内では、頓田の森でフィールドワークをしている小学校もあると聞きました。
実際の場所へ足を運んだり、朗読劇を観ていただいたり、手段は違うけれども、頓田の森で起きたことを知る人たちが増え、確実に根づいているように感じます。

【法】

明日はうきは市で公演

明日はうきは市の大石小学校で「シイの木」公演。

朝7時半から体育館で仕込み開始。
9時半からはじまります。

今日は仕事を終えた夕方から、甘木倉庫で機材搬出、分担して車に乗せました。

明日は5時起きで、行動開始。

久しぶりの開演9時半という時間に、体をチューニングします。

それにしても、今日は蒸し暑い1日。
公演の時には涼しいといいのですが…。

がんばってきます!

【釜】

人の環−きゃんどるナイト

企画を作り上げるために最も大切なものは人と人との環(わ)、結びつきです。
自分たちで宣伝活動を行っていくとそれを肌で感じることができます。

かくゆう本日もチラシを持って「ぴーすきゃんどるナイトくるめ」の宣伝に向かいました。
様々な面でまだまだ発展途上である私たちを厳しく、しかし温かく支援してくださっている方々を前にすると、「立ち止っていられない、もっと成長しなくては」と胸が熱くなります。

きゃんどるナイトまで、残り1週間!
人と人が、お互いにつかながって良かったと思える環を広げるために邁進していきます(*^□^*)

【尚】

新たな出会い

梅雨明けも近いからでしょうか、暑い1日でしたね。たまらずに冷房を入れて、稽古をおこないました。
さて、今日は、昨年の『銀河鉄道の夜』で客演をしていただいた方からのご紹介で、稽古を見学したいという方がいらっしゃいました。
1時間ほどお話をした後、6日に学校公演を控えている『シイの木はよみがえった』をみていただきました。
これも何かのご縁。
これから末永くお付き合いできることを願っています。

【法】

人をつなぐ「うたごえ喫茶」

「うたごえ喫茶」の再ブームが起きているようです。

「うたごえ喫茶」とは、飲み物を飲みながら、音頭をとるメインの歌い手・伴奏に合わせみんなで歌うというもの。70年代前半までは全国あちこちにあったようですが、カラオケの登場で衰退していってしまいました。

カラオケと決定的に違うことは、みんなで歌うところにあります。
コミュニケーションをとりながら店中みんなで歌う「うたごえ喫茶」。
2時間歌い終えたあとには、初めて会ってよそよそしい雰囲気だった店内もどこへやら。みんな晴れやかな表情へと変わり、店内はあたたかい拍手で包まれます。

人間関係が閉鎖的で希薄なところにまで追い込まれたイマ、「うたごえ喫茶」は、人と人とのつながりをもう一度紡いでいくことができる場所のように思えます。

【尚】

劇団通信第21号より(3)

8月ですね。雨ばかりで夏を実感しないまま、もう8月になってしまいました。

劇団通信第21号の「地域ということばの概念ずらし」から抜粋のラストです。

「…ザパリという劇団のエピソードは、私にそんなささやかな啓示を与えてくれました。
地域に生きて地球に開かれることも、ありえるわけですね。

この土地も済州島も、東京もソウルも、『地球の部分』。この思考からは、中央と地方を対比させる『関係を優劣に傾斜させる思想』は微塵も出てきません。

どこでも『地球の一部分とみる並列な水平的思考』があるばかりです。
私は『地域』をそんな概念で考えています。」

このように、三回に分けて掲載すると、何が何だかわからなくなりますね。
今後、こういう場合は、もう少し工夫をして、わかりやすくしていきますので、ご容赦を。

もし、劇団通信をお読みになりたい方は、ホームページのメール受付へご一報を。
お送りいたします。

【釜】