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記事一覧

自然との交歓~“栗名月”を迎えて

昨日10月30日は「後の名月」。“豆名月”や“栗名月”とも呼ばれる十三夜でした。
昨夜は帰宅途中の夜道を歩きながら、澄み渡った空に浮かぶ月を眺めました。
澄み通った空に浮かぶ月はとってもキレイで、何だかスーッと晴れ渡る気持ちになります。

―ところで最近、夜空の月がキレイだと感じたことはありませんか?

だって秋は1年で一番月がキレイな季節!
空気が澄みとおっているため、晴れれば空が最もキレイに見える季節のようです。
よく知られているコトバで「仲秋の名月」とも言われるように、多くの歌人が秋の月を好みました。

最近の夜空に浮かぶ月のような晴れ渡った月のことを、“月の鏡”“真澄鏡”と表現したコトバがあります。
他にも月を表すコトバは数多くあり、よく表現される三日月は“月の剣”“月の盃”“弓張り月”など、まだまだ多くのコトバで表されています。
十六夜以降は月の出が少しずつ遅い時間になるため、寝て待つ月…“寝待月”などと表現されたものもあります。面白いですよね(*^_^*)

夜になるとしっかりと窓を閉め、カーテンを閉め、部屋にこもり電気を点ける。
隣人が犯罪者かもしれないとおびえるような現代社会。夜に月を眺める習慣はほとんどなくなりました。
そして月を表現する言葉も使わなくなり、日常会話で使われるコトバは限られたものだけになりました。

以前、『現代社会が進むにつれ捨ててきた音があるように思う』とブログで紹介させて頂きました。(「わらべうた・日本民謡のもつ音階」参照
テレビやケータイのニュースで季節の変わり目を知り、なんとなく自然の変化を感じる現代。音だけでなく、大切にしていたハズの自然との交歓も「教養」程度にしか語られなくなってしまいました。

私たちが築いてきたハズの現代社会。
なんだか…ぽっかりと空いたような冷たい風が吹く空間を持っているように感じるのは、私個人の気のせいでしょうか?

【尚】

高校演劇地区大会

今日から高校演劇地区大会です。
高校演劇の顧問は仕事ですから、今日から3日間張り付きです。

初日の全作品を見ましたが、どこも熱演。
高校生ならではの、生き生きとした舞台に、仕事を忘れて堪能させてもらいました。

劇列車も定期公演準備で、制作活動に手を抜けない時期ですが、とりあえず地区大会が終わるまでは、なかなか時間がとれず。

体が二つあれば‥。
明日は大会二日目、またしっかり見せていただきます。

【釜】

定期公演まで1ヶ月!!

昨日、定期公演のチラシ折込み依頼に行ってきました。

30分ほどお時間をいただき、宣伝。

他の団体に出向むくと、やはり、自分にとって良いプレッシャーになりますね!!

雑談も交えながら話すことで、新たな発見もあったりします。

さて、定期公演まで、残り1ヶ月をきりました!!

ボランティア公演からお休みしていた「シイの木はよみがえった」も、明日、10日ぶりに再開です♪

【法】

稽古場の内と外

本日は定期公演へ向け、『雪わたり』と『つつじのむすめ』の稽古。
稽古場に集まって思うことは、やはり日々の積み重ねの大切さ。
毎日の精進を行っていることが、作品全体の仕上がりの底上げになっていると感じます。

エイサーの稽古写真

エイサーも良い感じです!(*^□^*)

=====

さて、稽古後はぴーすきゃんどるナイトくるめの反省会。
翌年へ向け、土台作りをと考えています。

稽古場から一歩外へ出て様々な方と出会うことで、自分たちのやろうとしている社会的ミッションを、改めて確認することができます。
頑張りますよ!(*^O^*)

NPO法人としてまだまだ歩み始めたばかりの劇列車ですが、皆さま、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます(*^_^*)

【尚】

「劇列車がやってくる」発送〜!!

今日は、10時から活動開始。

定期公演までの稽古場の使用申込みに、あっち行き、こっち行き…。

そして、え〜るピア久留米文化祭に出演されている、朗読の会「ひびき」の朗読劇を観に行ってきました。

不知火海に浮かぶ灯を題材にした絵本「しらぬい」の朗読でしたが、おばあちゃんに絵本を読んでもらっているような懐かしい匂いのする舞台でした。

朗読劇を観たあとは、劇団通信「劇列車がやってくる」秋号の発送作業を行いました。

作業の様子

読者の皆様へ、現在の劇列車、そして、これから歩み進んでいく道を、お伝えするために大切なことだから、一番時間をかけている作業でもあります。

さあ!!明日は稽古と、遅くなりましたが…ぴーすきゃんどるナイトくるめの反省会です!!

【法】

毎日が舞台づくり!

今週は学校ボランティア公演があり、体力回復のため稽古を1回お休み。
しかし、稽古はお休みでも制作活動は定期公演へ向けノンストップで動いています。
定期公演『結-YUI-語りでつづる民話と童話』

東小田小学校公演以来、4日ぶりにくるめ市民劇団“ほとめき倶楽部”の稽古で顔を合わせたメンバー…
お互いの制作行動の報告・確認の時間はきっちりキープ。
みな2足のわらじを履いているため、連絡漏れ・準備忘れがないかの確認はとっても大事です(*^_^*)

かくゆう明日もみんな朝から1日活動。。ガンバりますよ!(*^O^*)

【尚】

祈りのバトン~記憶の継承

“シイの木はよみがえった”舞台写真

東小田小学校6年生の子どもたちと、三人語り芝居『シイの木はよみがえった』で頓田の森事件について時間を共有した日から、2日が経ちました。

大刀洗空襲により31名の子どもたちが命を落とした“頓田の森事件”。
劇団立ち上げ以来、形を変えながらもずっと語り続けてきた『シイの木はよみがえった』。

地元の悲劇を語り続けることで、イラクで起こっていること、アフガンで起こっていることに想いを馳せることができます。
実はローカルを徹底して考えることは、とってもグローバルな視野を持つことができるのです。
それが“地球的視野で地域に生きる”劇列車なのです。

(詳しくは以前ブログでご紹介した「“地域”という概念ずらし」を参照)

東小田小学校の周辺には、当時東洋一の大きな大刀洗飛行場があり、今も多くの跡が様々な形で残っています。
それは爆風の爪痕だったり、銃痕の跡だったり、記憶の足跡だったり…

記憶の風化・継承の断絶の危機が叫ばれる今。
私たちは、私たちに続く命の世代に、渡したい“祈りの記憶”のバトンを持ち、子どもたちと向き合っています。

【尚】

東小田小学校にて公演

とても気持ちの良い秋晴れの1日ですね♪

そんな今日…「シイの木はよみがえった」学校ボランティア公演のため、筑前町立東小田小学校へ行ってきましたぁ!

7月に一度おじゃまさせていただいた学校ですが、今回は、修学旅行に行かれる前の平和学習の一貫として、6年生の皆さんに観ていただきました。

東小田小学校にて

今日の朗読劇が、子どもたちにとって、色々なことを感じ考える、きっかけになってくれることを願います。

写真は、本番前の様子を撮ったものです。

【法】

定期公演特設ページ、まもなく公開!

劇列車第11回定期公演まで、残りひと月とわずかになってきました。
制作実務が本格化するとともに、定期公演へ向け、みんなの士気も高まってきています!

HP担当の弥永は、本日も定期公演の情報を掲載する特設WEBページを作成中!
そこでは作品の中で使用する数々の楽器もご紹介する予定。
もうすぐ皆さんへお披露目できる状態です♪(*^□^*)

使用する楽器を並べてると、何だかとっても地域性豊かなものばかり(*゚□゚*)
“地球的視野で地域に生きる”劇列車は、自然とそんな楽器に惹かれてしまうのです(● ̄▽ ̄●)笑

もちろん楽器だけではなく様々な要素で、『雪わたり』『つつじのむすめ』『シイの木はよみがえった』の3作品、魅力的に仕上がっていっています*≧▽≦*(そのための毎日の稽古と実務。。気合が入ります!)
そして今回特別に出演して頂ける三線ロビンズの方々の演奏も楽しみです♪

そんな定期公演へ向けた特設WEBページは、もうまもなくみなさんへお届けです。
どうぞお楽しみに!(*^_^*)

【尚】

制作行動、進行中♪

今日は、稽古場の使用申込みをしてきました。

すると、使用料免除の団体登録が完了していました。

実は、先月末…いつも稽古で使わせていただいている公共施設の方から、使用料免除の申請が出来ることを伺い、登録の手続きをしていました。

NPOになり、施設の方々の対応も変化したのを感じます。

また、近所の方からも反応が…田舎ならではの反応でしょうか??

それだけ、注目があるということですね!!

11月23日の定期公演は、昨年よりも多くの方に観に来ていただけるよう、制作行動を日々進行中です!!

【法】

小学校公演までわずか!

19日の小学校公演、劇列車としては何十回目となる小学校公演ですが、毎回子どもたちは違う子どもたち。

私たちにはン回目でも、子どもたちには初めて。
これが学校公演の魅力で怖さです。

いま私たちは、語り芝居による平和語り部として学校公演をしています。
決して芸術鑑賞会ではありません。

演劇は目的ではなくツールであること。
子どもたちと演劇ツールを通じて向きあうこと。
それが、いかにかけがえなき大切なことか。

学校公演では、それを鮮明に実感させられるのです。

学校公演直前となった稽古。
新キャストのれいちゃん、いい感じです。
彼女の集中と緊張の波動から、劇列車学校公演の原点を新鮮に反芻した今日の稽古でした。

19日月曜日の小学校公演、チームの皆さん、頑張っていきましょうね!!

【釜】

筑前町の平和資料館

先週オープンした筑前町の平和資料館。
秋月朗読会と重なったため、本日行ってみました。

たくさんの人の賑わいに、注目を集めていることを実感。
戦後64年経っての公立施設のオープンに、まずは喝采をおくりたい。

但し、展示はあれでよいのか、はなはだ疑問を持ちました。

一点目。いままで手弁当で調査記録や継承を行ってきた市民運動の到達点が反映されていない。
もしくは不十分。

大刀洗空襲の活発な継承活動は、決して行政主導ではなく、市民が手弁当でひらいてきたもの。

展示は、その到達点をもっと反映すべき。

第二点目。
アジア太平洋戦争に対するアジア民衆への視点が、見事に欠落。

頓田の森事件にせよ、生き残った朝鮮人児童、張萬相(玉山栄造)君のエピソードや、彼の朝鮮戦争での戦死。
大刀洗北飛行場建設における朝鮮人使役のことなど、大刀洗基地と空襲の記録にきちんとあるもの。
市民の調査で明らかになっていること。

足下を掘れば、普遍的問題(歴史認識)の問題にあたるのです。

それが見事に欠落。
意識的な欠落なのか、それとも違うのか。

戦後64経って、現代の資料館としてオープンしたものだからこそ、現代的視点で市民とアジアに開かれた展示を期待していただけに、極めて残念!

劇列車も手弁当で、頓田の森事件を平和語り部として、公演行脚してきました。

わずか6年でも、厚い壁に阻まれたり、「もはやこれまで」と思うこともありました。
それを自力で乗り越えて、公演行脚してきました。

だから、見過ごせない。調査継承してきた市民の苦労も十分に推察できます。だから、黙っていられない。

【釜】

秋月朗読会~ボランティア公演、そして定期公演へ

本日は劇団メンバーの一人の結婚式。
受付を頼まれ、朝早くからメイクしたにもかかわらず涙でボロボロに(*T▽T*)笑

そして、その足で先日の“秋月風の音朗読会”へお越し頂いた方とお会いしてお話を。
「維持会員として応援を」と申し出て下さいました。

日々の激務の中、気持ちがくじけそうになることも少なくない中、こうやって励まされながら、また頑張らなくてはと気合いが入ります(*^_^*)

まもなく東小田小学校6年生のみなさんへ、新メンバーによる『シイの木はよみがえった』をお届けします。
感受性豊かな子どもたち。色々なことを感じとって、物事を見極める力を伸ばしてもらえたら…と願います。

そして定期公演。
こちらの制作活動もいよいよ本格的に動き出し始めました。
まだまだ激務の日々は続きますが、気合を入れて頑張っていきますよ!(*^□^*)

【尚】

劇団仲間の結婚式

NPO発足以前からのメンバーの結婚式が、今日ありました。

秋晴れの1日、素敵な結婚式にメンバー一同感動!!

写真はケーキ入刀の時ですが、いまいちわかりにくい。

ケーキ入刀!…?

今日結婚式をあげたメンバーは、明日からバリ島へ。そして滋賀県へ行きますが、NPO維持会員として、引き続き劇列車運動を支えます。

皆さん、よろしくお願いします。
そして、ご結婚おめでとう!

【釜】

エイサーがいい感じ!!

今日の稽古では、事前練習をお願いしていたメンバーのエイサー披露。

エイサーは琉球の盆踊りです。
私たちの地域文化参照系として、本土文化侵略に抗して独自の文化を発展させた琉球をとりあげています。

今度の定期公演では、宮沢賢治童話「雪わたり」と松谷みよ子創作民話「つつじのむすめ」をブリッジする役割を果たすのが、エイサー。

岩手産童話と信州産民話をつなぐ琉球産舞踊が、うまく接着剤となるのか?

ひとつの実験でしたが、見事狙い的中。

岩手、信州、琉球をつなぎ九州福岡での公演。
そこに共通するのはローカリズム。

そう考えると、エイサーがうまくはまって当たり前。

稽古が創造性に満ちて、刺激的です。
定期公演をお楽しみに。

【釜】

民俗芸能、その豊穣な世界

やっと金曜日。
平日の仕事を終えての劇団活動は、いつものことながらハードなものです。
ホッと一息です。

図書館から借りた、その名も「民俗芸能」の本。なかなか面白い。

今年は、夜を徹して舞う夜神楽を見学にいくつもりですから、事前学習のつもり。

劇列車が民俗芸能に惹かれるのは、そこに労働と渾然一体となったアートをみるからです。

まっとうに働きながらのアートは、世間からみたら趣味。
働くことで時間もないため、アートの必須条件である技の習得にも、気の遠くなるような努力がいります。

働きながらのアートは、肩見の狭いもの。
演劇に限らず、音楽などでもそうではないでしょうか。

だからこそ、神楽などの民俗芸能に労働と芸能の結合をみるのです。
それは私たちの励み。定期公演、がんばりますよ。ジャンルは違っても、元気をもらえます。

【釜】

10月19日学校ボランティア公演

10月19日は、学校ボランティア公演。
筑前町の東小田小学校におじゃま。

今年二回目です。
今回は六年生80名に向けて「しいの木はよみがえった」。

思えば、学校ボランティア公演は何十回目となるのでしょう。

なんども、これ以上はムリと思い、それでも温かいご支援があって続けてこられて、気がつけばもう七年。

メンバー全員が社会人という中で、ボランティア公演の回数は減り、今年三回目の公演です。

しかし、初心を忘れたことはありません。

しいの木新キャストの玲ちゃんも、自分の演技をステキに仕上げつつあります。

【釜】

NPOボランティアセンターから

NPOになって一番の変化は、孤立から連帯へ。

今日も福岡県のNPOボランティア総合雑誌「コンテ」が郵送されてきました。

内容が面白い。
一つ紹介すれば「仲間が目的に向かってひとつの説得力のある物語(意義や価値、論理)を一緒に考え実践することが必要」とのこと。

全く同感なり。
NPOの社会的ミッションとは、第三者に説得力ある物語のことでありましょう。

明日はこの雑誌をメンバー回覧に回したいと思います。

また、本日第11回定期公演に向けての制作会議資料作成完了。

昨年の久留米公演は140名強の観客動員数でした。

今年は堅実に150名を超える皆様にご覧いただこうと、確実な制作を実行していきますよ。

【釜】

みなさんと楽しんだ秋月朗読会

昨日のプレ企画バーベキューパーティーは、中秋の名月下での素敵なアウトドアパーティー。

今日は朗読会本番でした。

秋月風の音朗読会

劇列車だけではなく、様々な個人や団体にお集まりいただいての朗読交流会。
それを覗いて、楽しまれていかれた市民のみなさん。

素敵な朗読会でした。

年に一度、朗読に精進する人々が集い、朗読で交流する。

なかなかありそうでない場が、みなさんと集うことができて、形になり始めました。
大成功です。

来年もまた集い、楽しみましょう。
そうして輪が広がれば、来ていただける市民の輪も広がり、素敵な出会いも、きっと増えてくるでしょうね。
楽しみです。

出演されたみなさん、今日はお疲れ様でした。

それから、温かいご支援とご協力をいただきました、アジア雑貨のお店、ろまんの道の鹿田さんに厚くお礼申し上げます。

写真は、鹿田さん手づくりの朗読会看板です。

【釜】

天気予報は晴れ!!

明日10月4日は、秋月で朗読会です!!

本日は、プレ企画を開催。

今週始めから、連日雨の為、心配でしたが、天気に恵まれ、綺麗な月を眺めながら、お酒を飲みながら、ワイワイ語り合うことができ、秋月を感じる一時を過ごすことができました♪

明日の天気予報も晴れ!!

昨年と比べ、出演者・出演団体が増えた今年2回目の朗読会。

お客様も、昨年より増えることを願って…。

【法】

定期公演本チラシ完成!

11月23日の第11回定期公演本チラシを本日稽古で仕分け。

表面は劇列車初のフルカラー。
また初のネット注文でした。
明日(もう今日ですね)以降、置チラシ依頼の開始です。

しかたしん氏の「文学と演劇の間」を、久しぶりに熟読。
いろいろと再発見あり。
劇列車の語り作品は、「語り芝居」と呼ぶのが、一番よいかも。

この再読で、私たちの語り表現に最も適した語彙を得た気がします。

【釜】