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記事一覧

新しき出会いの人々

新しき出会いの数々。
「頓田の森ぴーすきゃんどるナイト」の準備をはじめて、催しに参加していただくために、いろいろな方と出会っています。

ぴーすきゃんどるナイトを創る魅力の一つ、それは、出会いの豊富さ。

昨日お会いした方は、ステキな音楽家。
彼女の活動は、音楽をつうじて、人々をつなぎ、育ちあいを創ること。

また、一人、ステキな方に出会うことができました。

頓田の森は悲劇の森。〈記憶の場所〉

記憶を伝え、記憶を受けとる場所。

それは過去に絡めとられる〈場〉ではない。
人が人に加える暴力の悲劇を、克服していく未来への〈場〉。

もしかしたら、そんな記憶の場である森が、地域に生きる表現者たちを引き合わせくれているのかもしれない…。

そんなにも思えたりしています。

【釜】

広がる輪、ぴーすきゃんどるナイト

3月27日の頓田の森ぴーすきゃんどるナイト。

出演者の方々が確定しました。

アートによる市民の追悼、記憶、継承。
昨年の第二回目よりも、朝倉や小郡地域のアートの輪が広がりました。

オカリナ演奏の方、朗読の方、歌の方。
そして韓国済州島の劇団のサンドアニメーション。

追悼、記憶、継承のコンセプトで、こんなにも人の輪が広がり、いとも簡単に国境線さえ越えてしまいました。

人の心がつながっていくのに、国境線は関係ない。
ささやかな集いに、温かい人の輪が広がってきました。

もちろん、ご尽力いただいた皆さんがいてのこと。

ぴーすきゃんどるナイト、だからこそ成功させていかなければ。

この地でのぴーすきゃんどるナイト。
人の輪の広がり。

そこに生きてきた私たちにとって、それは地域の再発見。関係の紡ぎなおしの作業でもあります。

この地で生き直していくための。

【釜】

息づかい

稽古が終わって外へ出ると、しとしとと、雨が降っていました。
ここ数日続いていた、晴れ渡った夜空に浮かぶ半月が、また見れるかなぁと思っていたので、ちょっぴり残念。

さて、本日の稽古。
語り芝居において、登場人物の息づかいをどのように表現すれば、観ている人へ伝達できるか。
物語の文字上にないところを想像し、表現として立ち上げ、それを綺麗な動きで魅せるのではなく、登場人物の心情にのせて息づかいを表現するからこそ、観ている人は、感動したり共感したりするのだと思います。
綺麗な豁然と動きだけでなく、味のある表現をするために、まだまだ精進です。

【法】

コミュニティとアート

連日寒い日が続いたかと思えば、今日はお陽さまが出てぽかぽか暖かい日となりました。
昨日と今日は、こどもアート主催の「子どもぶんかたいけんプログラム」で和太鼓ワークショップのお手伝いです。

太鼓のリズムに合わせて少し恥ずかしそうに「ヤァ」と掛け声をかける子どもたちも、体育館中に響き渡る和太鼓の音にのってきたのか「ヤッ!」「そーれっ!」と気持ち良さそうに一生懸命太鼓をたたきだしました。
聴覚的に迫力のある長胴太鼓は、あっという間に子どもたちの心を開放させる力となったようです(*^_^*)

そして発表の時間になると、運動場の遊具で遊んでいた近所の子どもたちも見学にやってきました。
練習中の和太鼓の音に興味シンシンだったためか、声をかけるとダーッと走って集まってきました。

ワークショップに参加した子どもたちはもちろん、遊びに来たはずの子どもたちも、太鼓って面白いんだ~!と笑顔で帰って行きました。

生活空間である地域コミュニティとアート、こんな風に身近にあり、その垣根を自由に行き来できるという場所はとっても素敵ですよね(*^□^*)

【尚】

朗読や読み聞かせの楽しい工夫

今年はボランティア精神で、私たちの出前芝居を、あちこちに、できるだけ機会多く届けたい。

そんなこんなで、広報やボランティアバンクへの登録などと、いろいろ工夫を凝らしています。

さて、劇列車の絵本や紙芝居を使った「かたり芝居」。
これは、絵本や紙芝居の朗読、読み聞かせの楽しい工夫にも生かせます。

そこで、「絵本や紙芝居朗読や紙芝居の楽しい工夫」ワークショッププログラムも開発。
かたり芝居の出前公演だけでなく、講習会との抱き合わせや、講習会のみの出前も可能にしました。

地域に分け入っていき、人々と一緒に楽しんだり考えたり、協同したりしていくために。

【釜】

対話から明晰な輪郭を

一昨日の土曜日は、劇列車新年度事業計画についてアドバイスをいただくために、地域文化運動の素敵な方と対話。

昨日日曜日は、朝倉市国際フェスティバルに、一緒に出演していただく方と打ち合わせ兼対話。

今日は3月のぴーすきゃんどるナイトの輪を広げるために、筑紫野市で、 革新運動に献身的に頑張ってある方と対話。

その全てが、実りある対話でした。
人と対話することで、私たちの進む道の輪郭が、明晰に描かれていくような気がします。

対話は、対等互恵の中で生まれます。
ただ、互恵ではなく、一方的に得をする関係になっていないかと、心配なのですが…。
力不足の今、いろんなことで、皆様にご迷惑をかけています。

劇列車の置かれている位置、現状演劇を取り巻く課題、他者との対話などで、早い時期に事業計画化されるかもしれませね。

【釜】

リズムと強弱

今日は、寒さが少し和らいで過ごしやすい1日…と思いきや、夜はやっぱり冷えますね。

さて、定期公演で初披露後、試行錯誤中のエイサー!!

太鼓の強弱一つで、エイサーの持つ表情が変化したり、打つリズムによって賑やかになったり、ただ革が張られた楽器なのですが、本当に奥が深いです。

太鼓だけでなく、パーランクーを打ちながらの踊りも、キレのある舞いができるよう、腕や足の動きを一つ一つ確認しながら練習しています。

「雪わたり」〜「つつじのむすめ」を繋ぐ、魅力的なエイサーをと奮闘中!!

ただ、窓ガラスではなく、全身鏡があれば…と思った今日この頃です。

【法】

雪明かりで稽古

今日は雪が積もって、通勤も大変な1日。
朝の通勤に三時間もかかりました。

でもね、早朝5時半起きのジョギングでは、夜明け前の闇に雪明か。いつも見慣れた景色が幻想的に。

劇列車を頑張っていくために二年前に始めた早朝ジョギング。ですが、こんな降雪は初めてでした。

そんな今日の稽古は、かたり芝居の動きについて。

物語テキストを、自分の表現に立ち上げていくための変換の仕方について、です。

文字づらを追うのではなく、文字からドラマの構造をとらえて、表現に変換していくのが俳優。

まだまだ未熟者の集まりと知りつつも、今冬一番の冷え込みのなか、みんな稽古をがんばりました。

明日は、また雪なのでしょうか?

【釜】

始動!「頓田の森ぴーすきゃんどるナイト2010」

年が明けあっという間に11日が過ぎました。

そんな今日は『シイの木はよみがえった』原作者である飯田よしひこ氏と打ち合わせを行いました。
「頓田の森ぴーすきゃんどるナイト2010」も3月27日へ向け、いよいよ具体的に始動です。

1945年(昭和20年)3月27日は大刀洗空襲により31名の子どもたちの命が奪われた日。(頓田の森事件)

「汝の立つところを掘れ、そこに泉あり」

この地域の体験を記憶することで、遠く離れたイラクやアフガンの子どもたちのことに想いを馳せることができます。

地域に生きる劇団、劇列車。
平和かたりべ芝居『シイの木はよみがえった』を続けている私たちの、祈りの原点ともいえる企画です。

【尚】

出前案内発送完了!!

今日は稽古日。9時半から13時までの稽古を終え、出前公演案内の発送業務。

昼食をはさんでの作業のため、全て完了したのは16時。

いよいよ、ボランティア出前公演の広報開始です!

ボランティアで、どこまででも、どこへでも行きますよ。

必要とされるなら、厭わずどこへでも出かけ、喜んでいただけるように最善を尽くす…。
それが、地域舞台表現グループとしての劇列車を鍛えるのだ、と思っています。

ボランティア出前公演は、この一年で学校ボランティア公演を含めて、9回程度というのが一応の目標めやすです。

学童保育所や老人ケア施設、子ども会やお祭りにも、どこへでも行きますから、気軽に声をかけてくださいね!!

【釜】

※ボランティア出前公演詳細はコチラから(PC)

あたしの椿姫

本日は、久留米市民劇団「ほとめき倶楽部」の稽古日。

3月に開催される2010国際ツバキ会議久留米大会協賛事業として行う「ほとめき倶楽部」の旗揚げ公演。

-ちっご版
あたしの椿姫-

昨年秋から、お祭りやイベントなどで宣伝が行われていましたが、本日、できたてほやほやのポスター、チラシ、チケットが配布され、本格的な宣伝が開始。

いよいよです!!

劇列車独自の活動も、初稽古を終え、「ボランティア出前公演」や「頓田の森ぴーすきゃんどるナイト2010」に向けて動き出しています!!

【法】

意気込みあふれた稽古始め

寒さ厳しい日が続く中、今日は劇列車稽古始めの日です。

意気込み満ちた稽古場

外の寒さもなんのその!
稽古納めから各々で修練を積んでいたため、2週間ぶりとなる合わせ稽古も順調に上がってきています。

アートと人と地域をつなぐ芸術家(アーティスト)として劇列車一同、頑張ってまいります(*^o^*)

本年もどうぞヨロシクお願い申し上げます!

【尚】

農村文楽「雪女」の巻

昨日は清和文楽劇場へ。新春公演「雪女」見学です。

旧清和村、現山都町は、南阿蘇高森を南へ外輪山を越えたところ。
江戸時代から伝わる農村文楽で、村起こしが盛んな土地。
年末の雪が残雪となり、池に氷が張った阿蘇南カルデラの山村です。
「雪女」は清和文楽オリジナル作品なのでした。

小泉八雲原作の「雪女」は東京都青梅市が採話地。
「雪女」は、南は鹿児島まで広がる多様性ある民話です。

ですから、熊本県の中山間部の文楽が「雪女」を取り上げも、地理的におかしくはない。

十分堪能してきましたが、個人的に最も関心が深いのは、農村文楽による村起こしと、地域との関係です。

清和文楽は、単純な村起こし成功物語ではないでしょうし、課題も抱えていることでしょう。
その成功と課題の考察が、他地域の地域舞台アート活動には、大切な宝となるのではないでしょうか。

文楽人形「お雪」

写真は、雪女「お雪さん」の文楽人形。
頭は100年前に作った代物とか。
(後の方は、文楽保存会の方です)

【釜】

新年を迎えて

新年あけましておめでとうございます!!

2010年。
早いものです。

劇列車が旗揚げしてから8年目を迎える年。

法人になり、この先、劇列車がどのような道を歩んでいくにせよ、踏ん張りどころ。

今年は、ボランティア出前公演をはじめ、昨年の各事業を+αで拡大して行きます。

その折々で皆様にお会いできることを楽しみにしております。

皆様にとって良き年となりますよう、お祈り申し上げます。

【法】