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記事一覧

ソバと山姥、脚本完成!!

新作かたり芝居「ソバと山姥」、脚本完成しました。

田川郡添田町の民話再創造です。

語り力が、少しずつジリジリと向上してきたことを土台に、劇列車が次のステップに入るための、短編かたり芝居。

仮面あり、音楽あり、背景影絵も付け加えていく予定です。

とはいえ、先立つものがなくては、購入必要なものを買うこともままならず。

しっかりグレードアップの計画をたてて、これから二年程度の劇列車出前公演、主力短編のひとつに育てたい。

稽古が楽しみです。
早ければ8月に、遅くても10月には、初演を考えていますよ。
【釜】

久しぶりのなぐり、雨の中、大道づくり

天をひっくり返したような大雨。
福岡は大雨洪水警報がでています。

昨日は、注文の多い料理店に使う大道具製作。ドアに見立てた3×6ベニアでパネルを4枚。

キャスターで自在に動き、ワイルドキャットハウス山猫軒を出していきます。
一見の価値ありですよ。
朝から夕方まで、時々雨の空の下、公園にての野外作業。

久しぶりのなぐりに、ちょっと腕が鈍ったか…。

それでも、大道具製作はおもしろい。
よい装置を完成させます。

大工さんになった1日でした。
【釜】

想い~シイの木チーム稽古再開!

雨です。九州各地で大雨でした。

今日からいよいよ「シイの木はよみがえった」の稽古再開。
チームのみんなでウォーミングアップを行いました。

今から一月後の出前公演へ向けた調整に入っていきます。

平和学習のために…と私たちを呼んで下さった高良内学童保育所の関係者の方々の想いにこたえるため、子どもたちへ平和への願いを・想いを伝えるため。

日々精進に励みます。

紙芝居の新レパートリー作品も、順調に仕上がりそう。
「じいさまときつね」という民話。
民話さながらの味とあたたかみのある、面白い作品です。
お楽しみに(*^_^*)

【尚】

進んでいる筆、新作民話かたり劇

先日お伝えしました民話かたり劇「ソバと山姥」、書きはじめています。

市民劇団の中間発表会用台本「飴買い幽霊」の仕上げから、半月たってからの、新しい台本作成。

今年になっての三本目の台本となります。

かたり劇の新境地を開けそうで、書く楽しみもひとしおなのです。

いい台本に仕上がるように、いま頑張っています。

【釜】

出会いを大切に…

今日は、第12回定期公演へ向けた『注文の多い料理店』の稽古日。

半立ち稽古の1クール目も、クライマックスへ近づいてきました。

挿入歌にも、メロディーが付き、より一層作品に厚みが!!


また、演劇に興味があるという方の見学もありました。

新しい出会い。

大切にしていきたいです。

【法】

出会う。人と。

今日は一日中、しとしと雨。明日は夏至ですね。夏の足音が、すぐそこまで聞こえてきています。

さて今日は、ぴーすきゃんどるナイトくるめにて、継承活動の報告をしていただく方、すべてが決まりました。

報告者の皆さんが決まるにあたって、ご尽力いただいた方々もいらっしゃいます。

厚くお礼申し上げます。

ぴーすきゃんどるナイトくるめ。
たくさんの市民を動員する会よりも、人と人が出会い、そこから創意工夫が生まれていく会へ。

出会い、つながる。
そして、つながりが地域を変える。

今回も、人の出会いで、集いがかたちを成してきました。
楽しみが、またひとつ増えたような。
そんな気持ちになりました。

ぴーすきゃんどるナイトくるめまで、まだまだたくさんの出会いを造りあげたい。
【釜】

目白押し

梅雨入りした久留米。今日は晴れ。
ちょうど今あちこちの田んぼに水がはられ、田植えのころです。
そんな中「ぴーすきゃんどるナイトくるめ」へ向けた第1回打ち合わせ会を開催いたしました。

打ち合わせ会場

会議へ参加されたみなさま、お疲れ様でした。欠席されたみなさま、後日経過をご報告いたします。
ぴーすきゃんどるナイトくるめは、これからの戦争体験継承のありかたを考えあい、足下からの平和創造を目指す市民による開かれた会です。
ブログをご覧のみなさま、興味・ご関心がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください(*^o^*)(お問い合わせはコチラから)

さて、いよいよ本格始動し始めたぴーすきゃんどるナイトくるめ。
それに平行し、「秋月語りのまつり」も実演者募集を始めています♪
語り・朗読、読み聞かせ、紙芝居など、ジャンルは問いません。
秋の山里・秋月で、ゆったりと「語り」を楽しみませんか?
同時に、ミュージシャン・音楽家も募集しています(*^_^*)
詳細はコチラから

これから更に暑くなる季節。
劇列車も夏から秋にかけてイベント目白押し!

【尚】

立体的な舞台空間

梅雨に入り、じめじめした日が続きますね。

さて本日は、第12回定期公演『注文の多い料理店』の稽古日でした。

広い稽古場でしたので、実際の距離を取りながら稽古することができました。

まだ半立ちの段階ですので、台本を持ちながらですが…面白い!!

高低差を使った、より立体的な舞台になっています。

面白いものを、自信を持って皆さんにお届けいたしますよ〜♪

どうぞ、お楽しみにっ!!

【法】

動き出したぴーすきゃんどるナイト

8月11日に予定しているぴーすきゃんどるナイトくるめ。

今年は、平和の礎としての戦争体験継承のあり方を、様々な市民の活動報告から、話しあい、考えあう会にしたいと準備を始めました。

劇列車の主張である「体験の二次継承を創造する」は、継承のための人のネットワークづくりでもあります。

また、地域再発見とささやかな地域づくりにもつながること、と思います。

様々な方に、具体的な依頼や、今週土曜日の準備のつどいの段取りを始めました。

いよいよ動き出したぴーすきゃんどるナイトくるめ、詳細は後日にお知らせします。

【釜】

鍛えられる野外口演

雨のち曇りのち雨のち晴れ、そして虹の市。
今日は秋月で開催されたフリーマーケット・虹の市に、野外紙芝居にて参加させて頂きました。

野外での口演には、観る側を惹きつけるパワーが屋内以上に求められます。
虹の市への参加は今回で2回目となりますが、やっぱり鍛えられます(^o^;)
機会を与えて下さった虹の市の方々と、アジア雑貨店ろまんの道の方々には本当に感謝です!

明日から、また精進の日々。
8月の荒木学童保育所のみなさんへ、よりよいお楽しみの時間をお届けするために。

【尚】

自由な空間

今日は、定期公演へ向けた『注文の多い料理店』の稽古日でした。

前回から、半立ち稽古へと突入しました。

どんなお芝居でも、物語を進行するにあたって、舞台上には、少なからず制約やルールがありますよね。

でも、それを踏まえていれば、逆に、とっても自由な発想ができる空間へと生まれ変わります。

半立ちですので、まだまだ動き出したばかり。

ですが、身体を動かしながら、じわりと汗が…。
蒸し暑さを感じる稽古となりました。

【法】

神楽というネイティブ文化

私の参加している市民の劇団の発表会のために、脚本を一本あげてホッと一息。
短期間であげたため、推敲不足はあるものの、あとは稽古で修正すればよいところか。

あえてディープな方言を使うことで、共通語のよそよそしさから離れ、土着のエナジーにつながる言葉が紡げていればよいのですが…。
不十分さは残しつつも、手を抜かずにやりました。

また、神楽をネイティブ(先住民)文化としてとらえる最近の新刊本を発見。

ポストコロニアリズムの観点からみると、<中心>に対する<周縁>は、先住民(ネイティブ)の世界といえますね。

その意味で、ネイティブ文化としての神楽という理解は、確かにあります。
そして、神楽をネイティブ文化とみれば、アメリカのネイティブ文化とも連帯できるはずですよね。

面白い視点です。

【釜】

影絵劇団・企鵝一座

かんかん照りの太陽のもと。今日は篠栗町へ。
劇列車では新作民話かたり芝居を創るにあたり、影絵を取り込もうと画策しています。
そこで、篠栗町を拠点に活動している影絵劇団・企鵝一座の粗忽家企鵝さんを訪ねていきました。

影絵劇団と会社勤めと二足のわらじを履きながらも、平均月に2回の本番を行う活動ペースでがんばってある粗忽家企鵝さん。
とっても面白く、素敵な人柄の方でした(*^_^*)
粗忽家企鵝さん、ご縁になれたことをうれしく思うとともに、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
ブログをご覧のみなさま、粗忽家企鵝さんががんばってある企鵝一座のHPはコチラになります。のぞいてみて下さいね~♪
http://pengin-ichiza.com/

そして劇列車の新作"影絵"かたり芝居もどうぞお楽しみに!

【尚】

音の表情

本日は、稽古日♪

まずは、秋月虹の市での紙芝居口演、導入曲を試行錯誤しながら、繰り返し練習。

キーボードと打楽器のシンプルな組み合わせ。

ですが、3人の呼吸が合っていないと音楽になりません。

音にも表情をつけながら、リズムにのる。

意識すればするほど、手に力が入ってしまいます。

そして、紙芝居の稽古。

民話「りゅうぐうのおよめさん」です。

紙芝居の絵に登場する人物たちを生かすもころすも語り手しだい。

もっと口芸を磨いていかなければなりません。

どちらも精進ですね。


そして午後からは、「注文の多い料理店」で使用するパネル作り。

下地の白塗りまで終了しました。

ペンキ塗りにとっては、恵みの雨ならぬ、恵みの日差しとなりました。

【法】

続くオファー

この2週間で、7月から8月の公演依頼のオファーが連続して入りました。

確定したもので、7月に一回、8月に二回。
まだ別に二団体からのオファーあり。

ありがたいことです。
オファーがある分、まだ先の力をつけるために、精進に弾みがつきます。

一方で、ほんとうに飛び込みで、公演開拓をやってきたことも確か。

私たちのような成長途上の創造グループには、悔しい思いをかみしめるようにして、恥ずかしさに耐えるようにして、理不尽に浴びせられる言葉に耐えるようにして、地道な公演開拓が不可欠です。

公演開拓は辛いもの。塩まかれて追い払われるような体験だって一度や二度ではありません。

それが成長の糧。
塩まかれて追い払われる体験こそ、自分たちを錯覚せずに、ひたすら精進に邁進できるエンジンですね。

ほんとうに、そう思います。

だから、続くオファーの確定に、ひとしおの感慨があります。

まだまだ、まだまだ飛び込みだって厭わぬ開拓を。
恐れず、初めての人々と対話していきますよ。
【釜】

ソバと山姥

「ソバと山姥」は、福岡県添田町の民話。

劇列車の新作語り芝居の台本にしようと、作業中なのです。

山姥民話は日本列島各地に散在するものですが、「ソバと山姥」はユニークなのです。

ソバで食いつなぐくらい貧しい山村の人々を、暴力と恐怖で支配する暴君山姥を、村人たちが団結の力で殺してしまうという物語。

これはまるで、あの不朽の名作映画「七人の侍」のよう。

または強大な米国と戦ったサンダル履きの戦士たち、ベトナム民族解放戦線の農民戦士たちの物語のようでもあります。

不屈の勇気で幸せのために、山姥と戦う農民たち。

なんていう山姥民話は、まるで初めてです。

どういう歴史的土壌から、こんな民話が生まれたのか、そこも興味津々です。

そんな民話の語り芝居新境地。
いまから出来上がりが楽しみです。

【釜】