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記事一覧

存在感のあるドア

冷房が入らない稽古場では、汗がダラダラ。

脱水症状に気をつけながらも、良いダイエットです。

さて、今日は『注文の多い料理店』の稽古日でした。

先日完成したドアを稽古場で組み立てて、実際に使ってみました。

前へ後ろへ…右へ左へ…行ったり来たり、くるくるっと回ったりもします。

そして、登場する木霊たちがドアを操っていくことで、異様な存在感を放ちます。

舞台空間もぐっと締まって、良い感じです!

【法】

手術、そして劇団通信

一昨日の火曜日は、目の手術の日。
昨日からお風呂に入れるようになりました。でも、まだ洗髪できず。夏なのに…。

手術のために本日まで休暇。入院の必要はなかったので、おかげで劇団通信25号を完成させることができました。

劇団通信を振り返って読むと、劇列車の歩みがよくわかる。

地域にねざす創造と活動が、進化しつつ深化しつつ。

劇団通信25号を作ってみると、今までを踏まえつつ、新しい新境地へ歩む劇列車が、よく見えてきます。

劇団通信「劇列車がやってくる」をお読みになりたい方は、劇団ホームページへメールしてください。
郵送いたします。

通信25号、31日土曜日に発送予定です。
【釜】

シイの木、学童保育所公演

公演会場のようす

今日は「シイの木はよみがえった」学童保育所公演でした。

久留米市の二つの学童保育所合同公演。

子どもたちと平和への願いを共有するための公演。
一生懸命見てくれてありがとう。
また、私たちを呼んでいただいた指導員の皆様に、厚くお礼申し上げます。

それから、ボランティア客演、ボランティアスタッフの皆さん、汗したたる搬入搬出、仕込みばらしと本番、お疲れ様でした。

2月より、月一回何らかの公演を行ってきた劇列車。
演じて歌う今日の私自身の課題も、冷静に見ることができるようになり、次を目指してがんばります。

8月は、あちこちで3回公演。
今日を生かして、また精進、精進。

写真は、見にくいですが、今日の会場風景です。

【釜】

完成!注文の多い料理店、パネル

まっかっか~にご機嫌なお天とさんの下、午前中は金丸校区コミュニティセンター“ワイワイキッズ”の事務局の方と、打ち合わせ。
8月、夏休み中の子どもたちのために…と私たちを呼んでくださっているワイワイキッズの皆さま。
今日は、具体的な事前打ち合わせのためお邪魔しました。
ちょうどイベントの最中で、とっても明るく元気あふれる子どもたちが集まっていました♪

午後からは、「注文の多い料理店」で使用するパネルづくり。
いよいよ、完成まであとわずかなところです。

作業のようす

…そして、夕方薄暗くなるころ――
すべてのパネルが完成!それぞれが自立して立ち、動くようになりました!

完成したパネル4枚…圧巻です!

これが舞台上に並ぶ姿を想像すると…それだけで見応え充分です!
みなさま、お楽しみに♪

さて、明日は“かたり”チームの稽古日。
今日のワイワイキッズ事務局の方との打ち合わせで、子どもたちへ楽しんで頂ける作品創りを、ますますがんばらなくては!

そして明後日26日には、学童保育所の子どもたちへ「シイの木はよみがえった」を。
地域にうまれ育ち生きる子どもたちに足下からの平和を、呼んで下さった指導員のみなさまの想いにこたえるため、最終調整です。

【尚】

沖縄エイサーのお祭り

空を見上げると、入道雲が…。夏の暑さをより一層感じさせますね。

さて、紙芝居や語り芝居と組み合わせて、沖縄の盆踊りエイサーを踊り始めて、そろそろ2作品目を…と模索中の7月。

沖縄エイサーは、昔から踊り伝えられてきたものから、若者が親しみやすいように現代風にアレンジされたものまで様々あります。

そして、エイサー隊となって大勢で舞う姿には魅せられます。

太鼓の響きと、地から湧き上がってくるような舞い。

生で見たら、きっと圧巻されるでしょう。

きっと…というのは、実は、エイサー隊を生で見たことがないんです…。

そういえば!
毎年9月に、沖縄ではエイサーのお祭りがあると聞いたことが!

どんなお祭りなのが、調べてみることにします。

【法】

ネイティブな大地の歌…民謡

梅雨明けると、真夏日が続く毎日。
劇列車の平日夜間稽古は、費用の関係で冷房なし。
これは、結構堪えます。3時間動きっぱなしですからね。

さて、新作のかたり芝居「ソバと山姥」では、豊前地方の民謡にチャレンジ。

なんとも、まあ、おおらかなメロディーと、なんとも、まあ、素朴な詩。
引用してみましょう。

♪高い山からヤレー谷底みればナ(ヨイ)瓜やなすびね花ざかりよ(アレモヨイヨイヨイ)
♪高い山から低い山みれば、高い山より低ござる
♪高い山から握り飯こかしゃ、鳥ァ喜ぶ私ゃひもじ。

なんとも素朴な土くさい歌詞。
それがおおらかなメロディーにのると、民謡は大地に根ざしたネイティブの歌だと、ほんとうに実感。

さて、ネイティブであることは、近代にはずっと負として語られてきました。

そして私たちも、「私はネイティブではない。ネイティブなマイノリティーとは違った近代的マジョリティである」と、錯覚してきました。

でも、なんのことはない。日本弧状列島九州島のネイティブだったのです。

民謡にチャレンジしていると、そんなことを考えたりします。
こんな発見が楽しい。

九州島ネイティブのかたり芝居を、もうじきお届けします。

民謡、四苦八苦中。がんばります!!

【釜】

2つの世界~注文の多い料理店

梅雨明け、暑い夏日が続きます。
今日は注文の多い料理店チーム稽古日!

2クール目に入り、初めて通したときよりもだいぶ整理されてきました。

その分、ムラの象徴木霊の世界と中心文明の象徴紳士の世界が、より際立ち始めたようです。

ドアパネルの完成も間近、目が離せませんヨ(*^_^*)

みなさまの元へお届けできる日が楽しみです♪

【尚】

ドア、ひとつ完成!!

梅雨明け。青い夏空が広がりました。

その青空天井の下で、今日も「注文の多い料理店」大道具づくり。

写真のように、大道具(ドア)がひとつ完成!!

完成したドアパネル

全部で4つのドアを使う予定。前後左右に自在に動き、山猫軒に迷い込んだ紳士二人を罠にはめていく、大事な舞台装置です。

脱水症状になりながらの青空道具つくり。
あと一日で終了です。
やっと稽古に使えます。

いやはや、天気にたたられながらの作業も、終わりがみえてきました。

午前中は、劇団通信25号の執筆。
「ソバと山姥」の魅力について書いてみました。

毎度ながら、書きながら思考を深めることと、広い読者を想定して書くことの両立に悩みます。

もっとも広い読者と言っても、およそ130名の方々なのですが…。

決して多くはないけれど、仕事も環境も、考え方も多様な人々。
劇団通信を書く時は、いつも真剣勝負です。

【釜】

山姥のお面が到着

梅雨も明けて、一気に夏の空に変わりましたね。

入道雲がもくもく、気温もぐんと上がった今日は、稽古日でした。

10日後、26日は、久留米市の青峰コミュニティーセンターでの公演です。

2つの学童保育所の皆さん、約130名の方々に観
ていただきます。

その『シイの木はよみがえった』を稽古。

公演がある度、一歩ずつレベルアップをしている、このお話。

そろそろ衣装も変えようかと、思考中です。

そして、新作「そばと山姥」も稽古しました。

写真は、この作品で使用する山姥のお面です。
注文していたものが、届きました。

夜叉面

この迫力を、演技でさらに魅力的にしていきますよ!

今日の稽古では、あまりの暑さに冷房を入れましたが、夏風邪が流行っているようです。

みなさんもお気をつけください。

【法】

はいりました!2クール目。

昼過ぎまで降り続いた雨も夕方までにはやみ、今週末には梅雨明けの予感。

今日は注文の多い料理店チームの稽古日!

今回から、いよいよ2クール目に入ってきました(*^o^*)

脚本の頭からお尻までを一度終え、よりていねいに繰り返し、見応えのある作品へ仕上げるための作業が2クール目で行われます。

劇列車「注文の多い料理店」の舞台は、ヤマネコに化けて食べる側の木霊たちと、食べられる紳士たちと、ふたつの空間が同時に存在する舞台。

ふたつのお互いの空間がまるで独立しているようなんだけれども、相互に密接に関わっている…そんな不思議で、素敵で、おもしろい!、舞台空間ができつつあると実感!(*^□^*)

チームの新しいキャストも加わり、手ごたえを感じる2クール入りです!

【尚】

風のとおり道

風が通っていく場所というのがある。

そこを離れると、風が吹いていないのに、ここだけは、いつも風が吹いている場所。
それが風のとおり道。

毎朝、早朝に走る山道にも、ひとつだけ、そんな場所があるのです。

いま、大道具を製作している野外の公園も、そういう場所。
おかげで、手間ひまかけたパネルの一枚が、風にあおられて破損。
がっくり。

風邪気味で体調不良でしたから、これにはこたえました。
なんとかごまかして、作り直しにならないように、と修理。

それから2日たって、風邪も悪化。
毎朝走る風のとおり道も、昨日と今日は通っていません。

雨であっても走るのですが、熱があるとそういう訳にもいかず。

明日と明後日と、夜間稽古。
早く風邪を直さなければ。
【釜】

からだの一部

台風のような風!
そして、いつ現れたのか…雨雲からは、大量の雨、雨、雨。

すごかったですね〜。

そんな今日は、『注文の多い料理店』の大道具作りを行いました。

野外での作業のため、天候に左右され、なかなか作業が先へ進みません。

ですが、一つひとつ丁寧に仕上げていきます。

先ほど、大道具作りと申しましたが、実は、俳優にとっては小道具でもあります。

俳優の身体の一部となって、舞台上を動き回わりますよっ。

詳しくは、見てのお楽しみです!

【法】

脱皮と成長

晴れたお日さまが午後からは雨。
昨日のブログにも書いたとおり、今日はかたり芝居の稽古日でした(*^_^*)
「ソバと山姥」そして「シイの木はよみがえった」の2作品を稽古しました♪

「シイの木はよみがえった」は一度仕上がった作品ではありますが、よりいっそう、魅力ある作品へと脱皮していくための集中的な稽古。

稽古場外の、毎日の積み上げがもっとも大事な“かたり”。
稽古場ではお互いが見あうことにより、個人の課題が何であるかを確認し、個人の稽古の行い方・意識の仕方を変えていく作業の場でもあると思います。

脱皮は大変ですが、それなくしては成長ならず。

これは“かたり”にも“演奏”にも共通する部分があるのでは、と、そう思っています。
まだまだではありますが、いつも自分に言い聞かせながら、日々の稽古をがんばっています(*^o^*)

稽古を終えて午後からは、「ぴーすきゃんどるナイトくるめ」に関して、人と会う時間。
過去3年、くるめにおけるピースイベント企画のありようを模索しながら進んできました。
本年も、昨年と内容・形式ともに変わっています。
手探りながらも、ひとつひとつ人と人とつながっていくために動き出しています。

さて、自宅に戻り、新作民話かたり芝居「ソバと山姥」で使用する、民謡仕事唄探し。キーボードと向き合い、本を片手に模索します。
現在では入手不可能な書物がキレイなまま残る図書館は、本当に貴重であります。大好きです(● ̄▽ ̄●)

【尚】

いよいよ、明日から新作民話かたり芝居づくり!

月曜日、注文の多い料理店のチラシ製作に関する打ち合わせで人と会うことから始まり、金曜日まで連日体制の1週間。

休む間もなくあれよあれよとあっという間に過ぎていく日々に、もっと時間があれば…と思わずにはいられません。

でもそんな泣き言ばかりも言っていられません!

7月26日にはシイの木を持って高良内学童保育所のみなさんのもとへ(*^_^*)

そして、8月には新たに朝倉市杷木町の学童保育所より出前公演の依頼が!(*^o^*)

明日は出前公演チームの稽古日。

いよいよ、新作民話かたり芝居「ソバと山姥」創りに入っていきますよ~!

【尚】

じっくりと

蛙の合唱が聞こえてきます。

私にとっては、この時期ならではの子守唄。

たま〜に、一匹だけ、はりきりすぎるものがいると、眠れませんが…。

さて本日は、『注文の多い料理店』の稽古日。

それぞれ仕事を抱えながらの活動のため、メンバー全員が揃うのは、なかなか難しい…。

ですが、そんなときを有効利用して、自分の身体とじっくり向き合う時間を作ることができました。

最初に、ストレッチと発声を1時間。

ストレッチは、身体との対話です。

毎日していると、身体の歪みや体調の変化がわかってきます。

お腹のお肉の付き具合も(笑)

…基礎の基礎だからこそ大事なところですよね。

その後には、挿入歌と群読の練習。

貴重な時間となった、本日の稽古でした。

【法】

手紙で出会いを

今日は、久しぶりにゆっくりした日。
図書館にも行き、新しい本も借りました。

ぴーすきゃんどるナイトくるめに向けて、お誘いの手紙を、12名の方々に郵送。
これには、3時間半かかりました。

人の輪をつなぐには、地道なコツコツとしたとりくみが、なにより。
時間のゆとりがあった今日に、一気に郵送しました。

けれども、1日屋内にいると、昨日の大道具作りが、外の解放的作業でよかったような。

雨の公園、屋根付きベンチでの大道具作りは、はたからみると、場所もない悪条件での作業でしょうか。

でも、雨雲たれこめる山々を見ながら、風に吹かれての作業は、心もリラックスです。

絶好のリラクゼーション。
風だけでなく、雨も降り込むのが、たまに傷ですが…。
【釜】

雨とパネルとソバときゃんどるナイト

昨日も雨、今日も雨、明日も雨の予報。
アジサイが嬉しそうに可愛らしく微笑みます。
今日は「注文の多い料理店」で使用するパネルづくり。

たたみ1畳ほどの大きさのパネルを多様に使用する今度の舞台。
これをどう扱うかによって舞台の雰囲気が大きく左右される…と言っても過言でないほど重要なこのパネル。
早く仕上げて稽古に臨みたいところ、ですが――

あいにくの、雨(T□T)

色を塗る作業に入りつつも、なかなか乾かないことがもどかしい。

さて、パネルづくりと並行し、新作かたり芝居「ソバと山姥」の台本をメンバーで読み合わせ。
作品について、あーしたいこうしたい…と話は尽きません。

「8・11ぴーすきゃんどるナイトくるめ」についても、電話で・お手紙で・直接対面して…と動いています。
これからの戦争体験継承のあり方を、足下から考えあう会。
想いを持つ多くの方と出会い、つながっていけたらと思っています。

【尚】

組織の脱皮から創造の脱皮へ

NPOに転換して、もうすぐ一年。
組織の運営にも、少しずつ慣れてきて、NPOになったがゆえに、広がる展開を実感しています。

けれども、自然に展開することなんて、ないんですよ。
前に進もうとするから、広げようと思うから、展開ができるのです。

その歩幅が、前より少し広がったということ。

さて、創造の精進も少しずつ進み、新しい脱皮が近い、濃厚な予感がします。

新作かたり芝居「ソバと山姥」を、脱皮への大事なステップにすること。

楽しい迫力ある、子どもたちへ願いを届ける、民話かたり芝居へ。

準備始動です。
ぴーすきゃんどるナイトくるめのことで、人に会う待ち時間に書き込みました。
【釜】

腕の見せどころ

明日からは、つゆの雨が、しばしお休みになりそうですね。

さて、今日は、『注文の多い料理店』の稽古日でした。

いつもは蒸し暑い稽古場に、ほんの少し涼しい風が…でも、やっぱり暑い。

今日から2クール目に突入しました。

1クールで行った空間配置や導線を基本に、キャラクターを生かしていく、役者の腕の見せどころ!

様々なことを試しながら、出し合いながら、作品を深めていきますよ〜。

【法】