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記事一覧

心が動く空気~ダンス体験お手伝い

28・29の土日は、こどもあーと主催「子どもぶんかたいけんプログラム」のお手伝い。
ダンス体験のワークショップでした。

集まってくる子どもたちもさまざま。
習っている子から、本当に初めての子まで。

経験は違っても、楽しむ心は同じ。
いっぱい動く子ども、いっぱい話す子ども、いっぱい笑う子ども、たまに困らせることを言う子ども。
み~んな同じ場に集まって、一曲創りあげる達成感を感じました。
あの空気は忘れがたい。

ダンスワークショップを指導されたイッツフォーリーズの西垣講師、ありがとうございました。
そして、昨年に引き続き今年も、お手伝いにと声をかけてくださった、こどもあーとのみなさま。
刺激を受ける貴重な体験、本当にありがとうございます。

【尚】

夏夜の学童公演

昨日は杷木町に。
夕方からの学童保育所お楽しみ会で公演。

「ソバと山姥」は、どこに行っても好評です。8月も終わりますが、今月は子どもたちの前で三公演しました。
9月はデイケア施設で公演が入るかも。
実現すれば、初めてお年寄りの方々とつくる公演に。
10月には語りのまつりで「ソバと山姥」、小郡市の中学校で「シイの木はよみがえった」の二公演が予定。

秋に向けて、子どもやお年寄りがより楽しめる公演めざして、ブラッシュアップをかけましょう。

地域で人々が楽しみ、つながりを結う「民衆の演劇」めざして。
地域の公民館で空き地で、どこでもはじまる「普段着の土着演劇芸能」をめざして。

そんな夢に手が届くところまで、歩んできました。
さあ、今日も精進、精進。

【釜】

月の下で舞い歌う

今日は、杷木町学童保育所で公演。
また、三人中二人は、子ども文化体験プログラムのお手伝いも。

さて。今日の学童保育所公演のために、25日水曜日が最終稽古でした。

稽古場所を探して、秋月での稽古。
稽古場を貸していただいた「ろまんの道」のご好意に、深くお礼申し上げます。

稽古を終えて外に出ると、秋の夜風に空の月が美しい。

あぁ、エイサーや稗田盆踊り歌を、月下で舞い歌っていたのだなぁ…、としみじみ。

さあ、今日の子どもたちとの出会いを楽しみに、良き一日をつくりましょう。
【釜】

お客様の声

朝夕は、ずいぶん涼しくなりましたが、まだまだ残暑が続くようですね。

冷房を入れることができない稽古場では、汗がダラダラです。

さて、先日の『注文の多い料理店』の稽古では、宣伝チラシに掲載する写真撮影を行いました。

公演日の12月に向けて、制作関係も進んでおります。

チケットの販売は少し先ですが、友人から、公演を観に行きたいとの嬉しい連絡が!

どのような公演でも同じですが、お客様の声を聞くことは、とっても大事なことですね。

【法】

唄う、土の歌

21日土曜日の出前公演。ソバと山姥の初演であり、稗田盆踊り歌の初披露。
また、添田子守歌演奏の初披露。

はじめての語りしばいや歌、演奏をつないでみると、土の歌だなぁと実感。

大地とのつながりから生まれた民話や民謡。やっていて不思議と解放感が身をつつむ。

それはもう、ヤポネシアの精神的遺伝子のなせるワザか…。

この土地で生まれた大地の歌を、この土地に育つ子どもたちに伝えよう。

まだ足りない表現力は、そのためにだったらまだあがる。

さて、今度の土曜日は、杷木町の学童保育所で公演。
がんばります。

そういえば、今朝今年はじめて、むらさきつゆくさを見ました。

秋の気配のしのびよる朝に、可憐なむらさきつゆくさ…。
【釜】

多様な価値観の必要性~同日2公演・終了

昨日は、金丸校区コミュニティセンター「わいわいキッズ」のみなさま、そして荒木学童保育所のみなさまのもとへと連続しての出前口演。

一生懸命見て・聞いてくれた子どもたち、そして呼んで下さった関係者のみなさま、本当にありがとうございました。

価値観の均一化がすさまじい勢いで進む中、地域で素朴ながらも大切に語り継がれていたはずの民話やわらべ歌・民謡は、あっという間に捨てられ、語られなくなるうちに忘れられていってしまいました。

でも価値観は一様に定められるものではないはず。人の数だけ価値観は存在するものです。

一つの価値観が絶対的になってしまうと、排他的でピラミッド型の関係作りしかできなくなってしまいます。

だからこそ、今、捨てられてきた地域のお話の再創造を。

まだまだ精進です。

【尚】

明日、2公演。

猛暑日が続きますね。
でも、夜に窓から入る涼しい風に、秋の気配を感じたりもします。

明日は、金丸校区の土曜学校ワイワイキッズと荒木学童保育所の2ヶ所での公演です。

午前中と夕方からですが、観てくださる方々にとっては、一度きり。

ですので、そんなことは関係ありません。

常に全力で望み、楽しんでいただける時間を創りたいと思います。

また、今日は、19時から参加しているくるめ市民劇団の稽古。

帰宅後は、準備をして、明日に備えたいと思います。

【法】

ネイティブ文化の再生へ…その弐

先ほどに続きますが、私たちもふくめて、現代日本列島人の多くがうち捨ててきたのが、日本列島ネイティブ文化。

変わりに、アメリカに代表される欧米文化の模倣追随が、日本列島の多層なネイティブ文化を駆逐してきました。

文化のコロニアリズムと近代主義。

この地域に生きることを、否応なく強いられた人々にとって、コロニアリズムと近代主義的思考は、中央に劣った自分たち自身を確認させるだけのものでした。

中央に劣った地域=地方=田舎=劣等。

この図式に苦しめられてきた私は、地域に生きることの決意と強いられた選択を選びなおす。

この地域に生きる意味を、日本列島九州島ネイティブ文化の再生、再創造から考えようとしているのです。

それが劇列車のネイティブ文化再生。

子どもたちに、この地の民話や民謡を伝えようとするのは、この地に生きることの意味を再選択した私たちのメッセージ。

この土地で生きていく子どもたち、脱出願望すら容易にかなえられない、 格差の底辺であえぐ子どもたち。

私たちは未来をその子どもたちに託したい。

脱出すらできずに、一生この地で生きていく子どもに、受け入れられる作品づくりを目指したいものだ。

【釜】

ネイティブ文化の再生へ

昨日は、土曜日の子どもたちへの公演前の通し稽古。

添田の子守歌から、紙芝居雪女、エイサーから、語りしばい「そばと山姥」へ。

そのなかには、北九州に伝承されてきた雪女のわらべ歌や、添田盆踊り歌も入れています。

並べて通してみると、劇列車が何をつくってきたのか、その営みがわかります。

価値なきもの、古くさいものとして、置き去りにされてきた、土や労働と結びついたネイティブ文化の再生作業です。

それをつなげて通してみると、じつに面白い。そういう再発見をした昨日でした。

【釜】

動きだした秋月語りのまつり

語りの実演交流と、語りの魅力を市民に広げようという、秋月語り語りのまつり。

山里秋月のゆったり時間のなかで開催されます。

秋の里山と風情ある街並みも楽しむ、ぜいたくなまつりです。

お盆が明けて、準備も本格化。
まだお盆明けの準備スタートで間にあう規模のまつりですが、来年は7月準備スタートにしないといけないような、急速な広がりがみられます。

今年の参加者目標は50名。
来年は初の100人台を展望しています。

いや、数のことは言いますまい。
山里での語りのまつりを楽しみにしたり、関心を示される方々が増えていることが、なにより大切で、私たちの励み。

劇列車理事会兼事務局、同時にプレイヤーとして地域の深みで出前公演に励む三人。

語りのまつりでも、準備と運営にフル稼働。
もう1人、語りのまつり運営スタッフがほしい。

来年は、運営スタッフもぜひ増やしたい。

語りのまつりは、10月3日日曜日、秋月のろまんの道にて。
皆様、山里へいらっしゃいませんか。
【釜】

休み明け

お盆が明けました。短い間お休みだったブログも再開です(*^_^*)

今日は午後から出前口演へ向けた稽古。
いよいよ今週末に、夏休みの思い出のひとつに楽しみに待つ子どもたちのもとへ、お届けします♪

稽古後、一部のメンバーはそのまま、参加している「くるめ市民劇団」の稽古へ。
つかの間の休みを終え、お盆明けからいきなりフル回転です。

そして10月に迫ってきた「秋月語りのまつり」。
実演者総数はなんと昨年の倍近く!多くの方々と一緒に秋月時間を満喫できることを、うれしく思います(*^o^*)

忙しいことは嬉しい悲鳴!とはいえ身体は正直。
お盆明け、始動開始です(*^_^*)

【尚】

お盆休み

今日は、「ソバと山姥」の稽古日でした。

初披露となる8月21日まで、あと10日をきり、猛稽古。

ジリジリと仕上げています。

「ソバと山姥」の上演時間は、およそ15分。

短い時間だからこそ、最初の一瞬で、観てくださる方々の心を捕らえなければ、あっという間に終わってしまいます。

面白かった〜
と、言っていただけるように、まだまだ日々精進です。

さて、明日からお盆休みの方も多いのではないでしょうか?

劇列車も、公共施設が休館のため、15日まで稽古はお休みです。

その間は、制作業務をしっかり進めていきます。

【法】

良い時間。ぴーすきゃんどるナイ

今日は、1945年に久留米が灰塵に帰した久留米空襲の日。

舞台アート工房劇列車と有志の会で催した「ぴーすきゃんどるナイトくるめ」。
無事終わりました。

「舞台アート工房劇列車と有志の会」。
きゃんどるナイトの人の輪を広げるために、劇列車本体より大きくした実行委員会です。

来年は「実行委員会」と名乗れるくらい発展したらステキですね。

空襲と戦争の記憶継承は、幅広い人の輪で広がるのですから。

さて、台風の影響が心配された会でしたが、内容も充実し、集った皆さんの力で、記憶と継承にふさわしい素敵な時間ができました。

実演と報告をしていたただいた皆さん、フリートークで発言していたただいた皆さん。
そして、参加していたただいた皆さん。
ほんとうにありがとうございました。

記憶継承の意義を共有して、人がつながった時間をつくることができました。

駆けつけていたただいたシンガーソングライターの野田かつひこさん、ありがとうございました。

さて今日の会で、久留米で、久留米空襲と戦争体験を世代を超えて継承する、ささやかな一歩が踏み出せたような気持ちでいっぱいです。

市民の自力継承運動としては、近隣地域と比べて、やはり遅れている久留米。

いや、だからこそ、これからの国民的課題である「記憶の二次継承」に力を入れることができる。

そう思っています。

来年に、もっと輪が広がったぴーすきゃんどるナイトくるめを、まだ見ぬ新しい仲間を含めて創りたい。

そう願っています。
【釜】

ひろがる語りのまつり

10月3日日曜に開催予定の、秋月語りのまつり。

参加締め切りを迎えて、去年の二倍近い実演者参加。大きく輪が広がりそうです。

地域で活動する実演者交流をおもな目的として、将来の町起こしにつながるような「語りフェスティバル」を構想している秋月語りのまつり。

山里の秋を楽しむ欲張りな語りの会です。

さて、いよいよ明後日は「ぴーすきゃんどるナイトくるめ」。
平和のための戦争体験継承を久留米から。

そんな人の輪をつくるために、準備もラストスパート。

明日の稽古が終わったら、最後の打ち合わせです。
【釜】

秋風立ちぬ

今日朝早くの山道ジョギングで、涼しい秋風吹きぬ。猛暑の昼には感じない秋の気配が、すぐそこまで来ていました。

さて、8月11日水曜日は「ぴーすきゃんどるナイトくるめ」を開催します。

平和のための世代を越えた戦争体験継承を考える場です。

平日開催ですが、この日は久留米空襲の日なのです。

関心さえ持たれることの少なくなった久留米空襲。
忘れ去らないように、この日の開催です。

演劇活動を演劇活動に留めない。
演劇製作のために学んだことは、公演が終わったらポイ捨て。
そんな演劇づくりが幅をきかせる日本社会。

演劇活動の延長に地域実践をおこなう。
地域実践から演劇活動の土台を構築していく。
それが劇列車活動。

皆様、よろしければ「ぴーすきゃんどるナイトくるめ」にお越しください。
平和への思い、戦争体験継承への意見をおしゃべりしませんか?

8月11日水曜日、19時。
久留米市「えーるピアくるめ」209号室です。
参加費用は無料です。

皆様のお越しをお待ちしています。
【釜】

新楽器!シンセサイザー移行!

今日は立秋の日。
カレンダーで秋になりました…が!昼間はまだ暑い日が続きます。
本日は劇列車・語りチームの稽古日でした。

現在、語りチームは新作「ソバと山姥」の仕上げに猛稽古中♪
うれしいことに、お盆明けに複数の学童保育所のみなさまよりお声かけ頂いています。
楽しんで頂けるよう新作かたり芝居もぐぐ~っと上げている最中です♪
土着的なうたも混じり、味わい深い作品に仕上がりそう。

実は、この新作かたり芝居「ソバと山姥」より、いつもお芝居の補助的役割を担ってきたキーボードが、新しいシンセサイザーへと移行します!
音効機材として、新しく可能になったことが増えました♪
(その分、物質的な重みも増えました(^^;)苦笑)

太鼓をはじめとする効果楽器も、そしてこのNewシンセサイザーも加わった、新作かたり芝居「ソバと山姥」。
まもなく、お届けいたします!(*^_^*)

【尚】

ぴーすきゃんどるナイトくるめ第2回の集い

今日は、8月11日ぴーすきゃんどるナイトくるめに向けて、第2回の集まりでした。

会の趣旨に賛同して集まってくださった方々と様々なお話をしていると、自分たちで活動しているだけでは気づけなかった想いやアイデアにハッと気づかされることが多くあります。

その度に、人と繋がっていくこと、また人と人を結ぶことの意味を考えさせられるんです。

人と出会い、繋がっていく…。

地道にしている活動も、人と繋がっていくことで、やがて大きな輪になっていくのだと思います。

当日8月11日は、久留米空襲があった日。

この日に集まり、戦争を継承していくことについて、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
1人でも多くの皆さんと出会えることを楽しみに祈ります。

さて帰り道、宮の陣橋を通ると、大勢の人が…。
久留米筑後川花火大会の真っ最中でした。

空に上がる花火と、川の水面にうつる鮮やかな色、そして鉄橋を渡っていく電車の明かりが混じりあって、とても幻想的でした。

【法】

劇団通信でつながる

劇団通信25号、今日明日くらいで、読者の皆様の元に到着予定です。

劇団通信「劇列車がやってくる」は季刊。
ですから25号ということは、それなりの年月を発行し続けたということです。

私たちの歩みと思考の深まり、活動の広がりを、劇団通信でたどることができます。感無量ですね。

劇団通信が人とのつながりの土台となっていることも、このくらい発行が続いてくると、実感してわかります。

私たちの思考の深まりと活動の広がり、劇列車のオリジナルな特徴を伝える劇団通信ですが、人によっては好き嫌いがはっきりしがちかもしれません。

決してマジョリティではないことを自覚しつつも、できるだけ広範囲の市民とつながりながら、活動を進めたい。

いつもそう考えて、劇団通信は、内容に気を配っています。

読者の皆様、願わくば編集や内容についてのご意見をお待ちしております。

ぜひお寄せください。
【釜】

中江岩戸神楽

今日からいよいよ8月です!
日差しは相変わらず強い毎日ですが、風がだんだん気持ちよくなってきました。
今日は「中江岩戸神楽」の見学に、熊本県阿蘇市波野まで♪
写真は神楽舞の様子です。

中江岩戸神楽1
写真におさめようと試みますが、舞いのうごきが激しくブレます。
暑い中、仮面をかぶっての激しい舞いは、相当体力がいると想像できます(>_<)

中江岩戸神楽2
高く立てられた竹の先にのぼる一面も!
成功した際には拍手喝さいです(*^o^*)

中江岩戸神楽は、天の岩戸の神話物語の流れで進行していく舞いです。
舞いですので、決してお芝居のように言葉を発するものではありませんが、笛・太鼓の囃子に合わせ、激しく大胆に大きく動くため、観る側に話の流れを想像させてくれます。

劇列車の新作かたり芝居「ソバと山姥」も、鬼のようにこわ~い夜叉面を使います。
想像力を掻き立てる動作、仮面を使用した動作、勉強になります!

【尚】