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除夜の鐘を聞きながら

今年も残りわずか…。

残り5分となりました。

2010年、本当に多くの方と出会い、支えられ、劇列車も成長することができました。

感謝の気持ちでいっぱいです。

また来年も、劇列車を宜しくお願いいたします!

さて、私は、今から、近くの神社へお詣りに行って参ります。
2011年、皆様の幸せを祈りながら…。

【法】

振り返る2010年②

夕日

今日はまたもや雪。
いまも外は、吹雪いている。
おかげで年末の愛車(劇団用軽ワゴン)掃除は、明日に延期。

さて、振り返る今年。第2弾は劇列車のイベント創造についてです。

3月、頓田の森ぴーすきゃんどるナイト2010に50名。

8月、ぴーすきゃんどるナイトくるめに35名。

10月、秋月語りのまつりに70名。

あわせて155名。

そして12月、定期公演に398名!

これもあわせると、一年で553名の皆様が、劇列車に足を運ばれたことになる。

人数でいうと、定期公演がずば抜けた。

これは、演劇の狭い閉じた世界の外側と広く出会った意味で、画期的だったと思う。

民俗芸能をみると、よくわかるのだが、本来芸能は、個人や趣味集団に閉じていない。
むしろ、コミュニティーの絆を紡ぐ働きをしている。

演劇も、近代市民社会の「望ましいあり方を舞台に示す個人娯楽」を脱して、新しいコミュニティーを紡ぎ直す働きを、ここらで積極的に再生すべきなのだと考えている。

まだまだ頭の思考実験にすぎないが、定期公演にて、「外に広がるあり方がある」ことを知ったことは、今後の可能性につながると思っている。

ぴーすきゃんどるナイトは、「地域の悲劇を次代へとつなぐ人の輪を広げる」イベントだ。

一年に一度、記憶し直すことで、地域に刻まれた歴史を振り返り、平和への願いを新たにするもの。

記憶の風化が叫ばれて久しい。
だから、集まる人々も多いとはいえない。

けれども、だからこそ、想いを胸に秘めた人々が集う。多世代が集う。
そんな「人の絆」を繋ぐことは、劇列車の大切なしごとと思っている。

繋がりが広がることは、ふるさとの歴史と平和の願いを共有する絆が、太くなることなのだ。

ぴーすきゃんどるナイトくるめでは、主催団体が「劇列車と有志の会」となり、昨年より広がりが生まれた。

頓田の森ぴーすきゃんどるナイト2011も、同じく「劇列車と有志の会」で準備がはじまっている。
確実に、少しずつ、広がっている。

さて、秋月語りのまつりでも、参加者が広がった。

語りのまつりは、「実演者交流と語り文化の普及」を趣旨としている。
実演者ネットワークを広げるイベントだから、広がりは格別に嬉しい。

参加者70名は、決して多くないだろう。
けれども、二年前に「風の音朗読会」としてスタートした時は、劇列車のみ。参加者十数名だった。

こじんまりとした手作り感溢れるイベントとして、参加者はリピーターとなって、翌年も来ていただける。

考え方次第で、もっともっと発展するだろう。

さて、イベントとして一つだけ不足しているものがある、と最近気づいている。

それは、私たちが創った児童文化財提供の場である「出前公演」に加えて、子どもたちの文化体験活動の場を創ることだ。

それを2011年の事業計画にするには、研究不足、人数不足だが。
年が明けて、実現研究に手をつけてみたい。

「地域を耕す」事業には、劇列車はまだまだ非力だ。
だが、確実に広がっている。
今後の展開次第で、現在人数では人手不足が生まれるだろう。

だが、人が足らないのなら増やせばよいのだ。
地域をゆたかに耕すためにだったら、きっと人も集っていただけるに違いない。

たくさんの方々と出会い、お世話になった一年だった。

2010年に出会った皆様にとって、新年が良き年でありますように。ご多幸をお祈り申し上げて、2010年の振り返りを終わりたい。

【釜】

振り返る2010年①

夜明け

2010年年頭の目標の一つは、「月一回以上公演する!」だった。

劇団通信に書いたものだ。「ピンキリのキリ劇団出撃す」と。

力量向上2カ年計画の2年目だった2010年。
公演回数の増加で、実践的に力の向上を図るつもりだった。

久留米や筑紫野の生涯学習ボランティアにも登録し、上演費用をいただける場合は、「語り芝居三人で3千円」とした。

つまり、一人あたり1千円。
交通費にもならぬ額だが、自分たちの表現にこれ以上の値段をつけることは、できなかった。

「やらせていただいて、ありがとうございます。」と、そんな気持ちだったのだ。

さて、月一回以上公演は、2月の山本校区文化祭出演からはじまった。

4月と6月はどこからもオファーがなく、虹の市で紙芝居出演をさせてもらい、ありがたかった。

そして…8月には月3回!10月にも月3回!
12月まで途切れることなく、月一回以上の公演を実施できた。

合わせて一年で17ステージ。
目標達成だ。
無料公演も行ったが、上演費用をいただいたところでは、どこでも自分たちがつけた値段以上にいただいた。
(いただいたものは、劇団に寄付。活動資金として活用させてもらった)

そして、なによりどこに行っても喜んでいただいた。
とくに、英彦山民話かたり芝居「そばと山姥」完成後、見ていただいた皆さんの顔が、格段に笑顔になった。

劇列車の作品公演が、ようやく人に喜んでいただけるようになってきた。
今年の最大の収穫だ。正会員3名が力を合わせて、いっぱいケンカもして、精一杯頑張ってきたから、できたことだ。

人の喜びをわが喜びとすることが、フツーにできるようになってきたから、たくさんの人々と出会えたのだ。

2011年は、これを土台に歩む。
「演劇から遠いところにいる子どもたちのところへ」手づくりの児童文化財(作品公演)を!!
一年前より2歩進んだところから歩みはじめる。

(写真は夜明けの有明海河口。
仕事での宿泊時に撮影したもの)

【釜】

2010→2011

26日は、注文の多い料理店チームの打ち上げ。
みなさま、本当にお疲れ様でした。
そして、朝倉フェスへ向け、またよろしくお願いいたします(*^_^*)

頓田の森ぴーすきゃんどるナイト2011へ向けた準備も、進んでいます。
まとまった休暇は、事務作業を進めるのにいい機会。
がんばります(^^ゞ

いよいよ、年の暮れ。
2010年も多くのみなさまへお世話になりました。
2011年もどうぞよろしくお願いいたします!

【尚】

しんしんと、雪、降り積む

ファイル 428-1.jpg

朝起きると雪景色。
雪降る中をジョギング、ストレッチ。

それから、昨年お世話になった皆様に、劇団年賀状をしたためて、郵便局へ投函。

図書館に行って、「子どもと文化芸術」に関する本を、アトランダムに複数借りてきました。

「子どもの発達に文化芸術は不可欠と思うが、その根拠はどこにある?」

「演劇や音楽公演やワークショップは、好むと好まざるに関わらず、或る社会的文脈にのって実施される。

主催者の意図とは別に、文化芸術の享受や体験が必要な子どもほど、それからスポイルされる傾向にある。

この強固な社会的文脈を打ち壊し、もっとも劇を必要とする子どもたちに届けるには、どうしたらいい?」

そんな問題意識で、年末年始休暇を学習に費やすつもりです。

この学びは、2011年度劇列車事業計画に直結するのですからね。

もちろん、年が明けて稽古に入る「新作ミニ民話かたり芝居」の脚本執筆もあります。
(盛りだくさんなスケジュールです)


さて、今夜は「注文の多い料理店チーム」の打ち上げです。
皆さんの労をねぎらいましょう。
【釜】

年末を迎えて

朝からしんしんと降り続けていた雪も、夜になってやみましたね。

道路が凍らなくて、一安心です。

というのも、今日は、劇列車で参加している久留米市民劇団「ほとめき倶楽部」の忘年会。

そして明日は、第12回定期公演「注文の多い料理店」の打ち上げです。

お酒を酌み交わしながら、普段は話せないことを語り合う時間も、とっても大切ですよね。

もう日付をまたぎそうな時刻。
寒さが身にしみます。

12月に入って咳がずっと続いている私。

今年の風邪はしつこいのか…。

皆さんもお気をつけください。

【法】

宝探し!100円ショップ

霧のかかった今日の朝

朝は霧がすごかったです。
今日は定期公演終了後、初めての稽古。そして稽古納め。
もっとも、定期公演の反省会をはじめとしたミーティングばかりで3時間弱。
でも、この時間は劇団の命!とっても大切です。

今回の定期公演でできたこと、そしてこれからのことをたくさん話しました。
今年の活動をすべて終えた劇列車。
振り返ると、あっという間だったけれど、ちょっとずつだけれど、一皮むけたように感じます。
また来年もがんばろう!

稽古後、用事があって100円ショップへ。
久しぶりに時間を気にせずショップ内を散策。
すると、さりげなく面白いものを発見!しかも2ツも!

一つは、カエルの鳴き声…のように聴こえる楽器!(おもちゃ?)
「フロッグボイス」と書かれ、オーストラリア先住民族アボリジニが使用していた道具のようです。
その音量の大きさに、オーストラリアの大地の広大さを感じます(≧▽≦)
インドネシア製なのは気にしない。

もう一つは、浪花節のCD!
1枚につき、2作品収録され60分近く。
ものすご〜く上手い女性の方が語り唄い…聴き惚れてしまいます!
これが100円…買う方としてはお手頃価格で嬉しいのですが…
逆に恐縮です( ̄〜 ̄;)

本当に惚れ惚れしてしまうCD(● ̄▽ ̄●)
もしよろしければ、ぜひぜひ!聴いてみて下さい♪

【尚】

来年へ向けておはよう!

石の絵

写真は、一昨日と昨日のサンドアニメーションのワークショップで、子どもたちが造った石の絵。

なんと!石の並び方は、或る子どもの全身シルエットを縁取りしたもの!!なんて素晴らしい!大人は、そんな発想しませんよ。さすが子どもだ。

【釜】

サンドアニメーション2日目

今日はサンドアニメーションワークショップお手伝い2日目。
昨日に引き続き、子どもたちが創り出す砂の世界のおもしろさを実感しました!
講師のザパリ研究所のオーさん、ウンミさんありがとうございました(*^_^*)
そして、こどもあーとのみなさま、本当にありがとうございました!

さあて、いよいよ年の暮れも間近。
ステキなワークショップの2日間の終わりは、明後日に皆既月食を迎える十三夜の月を眺めながら。

【尚】

サンドアニメーション体験お手伝い

今日は、こどもあーと主催「子どもの文化体験プログラム」のお手伝いに、杷木町へ行ってきました。

12月は、サンドアニメーションの体験。

昨年と同じく、韓国済州島から来られたザパリ研究所の方が、講師でした。

劇列車は、このプログラムのお手伝いをさせていただけるようになって2年目。

講師の方々、そして参加者の子どもたちとも顔なじみになってきました。

このような素敵な出会いと、貴重な体験をさせてくださっている、こどもあーとの皆様には、本当に感謝いたします。

明日は、サンドアニメーション体験の2日目。

子どもたちの想像力で、どんなサンドアニメーションが生まれるのか楽しみです!

【法】

初雪

初雪です!
今日は雪が降るほど冷え込みました。

さて、今週はもっぱら定期公演終了後の事務作業。
関係機関に提出する事業報告や会計報告を手分けして作成中。
注文の多い料理店舞台写真

そして、1月にお世話になる金丸校区コミュニティセンターの事務局の方と電話で簡単な打合せ。
金丸小学校5年生の子どもたちと、校区のみなさまと、人権学習を行う場に呼んで頂きました。
本当に感謝申し上げます。また、よろしくお願いいたします!(*^o^*)

さて、定期公演も一段落。お休みしていたキーボードレッスンも再開。がんばりますよ~(*^_^*)ゝ
今日は今から受講。行ってきます!

【尚】

注文の多い料理店公演に398名

冬の晴れた空

定期公演が終わり、日常の基礎レッスン体制へ。
毎日の積み重ねこそ、表現を支える土台です。

さて、担当の古賀より定期公演集客数の報告あり。
なんと398名!
ほぼ400名の皆様に、ご来場いただきました。

何の後ろ盾もなく、ただ人と人をつなぐ自前のネットワークのみを頼りに、活動している劇列車。

ですから、これは今までになかった画期的なお客様の数です。

今回集客数は、地域で地道に活動してきて、様々な市民の皆様と出会ってきた中間結果と見てよいでしょう。

ホッと一息です。

年が明けたら、1月、2月、3月と公演やイベントが続きます。

招いていただいた方々に、深く感謝いたします。

【釜】

注文の多い料理店公演、大盛況に

昨日は、第12回定期公演「注文の多い料理店」を、大盛況にて終了しました。

劇も好評ですが、お客様も当初見込みどおり、2ステージ350名は達成した模様です。(もっとも詳細な集計は今からですが)

子どもたちや親子連れのお客様も、とっても増えて嬉しい限りです。

来ていただいた皆様、ほんとうにありがとうございました。

また、お手伝いいただいたボランティアの方々、ほんとうにありがとうございます。

市民会館のスタッフの皆様、お世話になりました。

「注文の多い料理店」は、今度は3月に朝倉市子ども国際芸術フェスティバルで公演させていただきます。

客演の皆さん、またがんばりましょう!!

【釜】

ゲネプロ無事成功!明日!!

朝から夜まで、公演会場で仕込み。ゲネプロ。

いよいよ、明日は注文の多い料理店公演本番。がんばるぜい!!
【釜】

安全と成功祈願をして

報告が遅くなりました。

5日の日曜日、1日稽古の前に、注文の多い料理店公演の無事成功を祈願して、神社参りをしてきました。

不思議なものですね。
民衆の心を操作した国家神道に対しては、私の心は警戒信号を発するのですが、伝統宗教としての神道、神社参りには、心が自然に開きます。

ヤボネシアの民に育まれたアニミズム、それが神道ですからね。

神社参りで開かれた心は、木々や山、風などと交感しているように感じます。

注文の多い料理店公演、祈願も終えていよいよです。
客演の方々を交えたチームワークも深まり、エネルギーに満ちた舞台が出来てきました。

皆様、12月11日土曜日には、久留米市民会館へぜひお越しください。
パワフルで楽しい、そして素敵な一時間を、私たちと一緒になって創りませんか?

写真はお参りした神社です。
祈願

【釜】

いよいよ今週末となりました!

昨日は、12月11日の公演へ向けた「注文の多い料理店」の1日稽古を行いました。

外は温かい日差しが降り注いでいるのに、室内はひんやり。

身体を動かさないと寒いため、暖房を入れながら稽古をしました。

ですが、最初から最後まで通してみると、汗だく。

衣装で頭にバンダナを巻いていますが、絞れそうなくらい汗をかいていました。

約60分のお芝居。

お客様の心を掴んで、離さない!

そんなお芝居にするためには、この60分の間、1秒たりとも気を抜かず、「注文の多い料理店」の世界を創り出し、その中で生きようと、俳優も必死です。

本番は、いよいよ今週末!

みなさま、どうぞ足をお運びください♪

【法】

ひとつ、ひとつ、注文の多い料理店本番へ

今週末まではあったかいようですが、週明けの雨からまた寒くなるようす。
今日は「注文の多い料理店」稽古日でした。

いよいよ公演直前になり、客演の方々を含めたチームのメンバーも顔つきが変わります。
衣裳や小道具もほぼそろい、あとは本番まで今よりさらにどう詰めていくかという段階に入っています(*^_^*)

年明けに、人権学習の場で「シイの木はよみがえった」の上演から、戦争体験継承についてのお話をさせて頂くことが決まりました。
機会を与えて下さったのは、いつもお世話になっている方。
本当に嬉しい限りです(*^o^*)ありがとうございます。

風邪をひいていた劇列車理事3名も、へばっていられません!
明日は朝から夕方まで、「注文の多い料理店」チーム一日稽古!
今日はゆっくり休んで、風邪で消耗した体力を復活させなくちゃ!

【尚】

風邪で、沈没、浮上へ

劇列車正会員三名とも風邪ひき。
(もっとも私は気管支炎…)

公演前に、体調管理がなってない!といいたいところですが。

連日休みなしの稽古、制作体制です。
小道具も、何もかも、全てを3人でやってきて、3人で10人分の仕事を担っている状態。

ストレス倒れしないところが、劇列車。
けれども、休養や睡眠を削っての毎日は、確実に体力低下を招いています。

どんなに気をつけても、風邪の菌が。

早く回復し、明日の稽古にエネルギー全開へ!
がんばるぞ。
早く寝て、少しでも体力回復だ。
睡眠時間確保も闘いなり。

【釜】