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記事一覧

水口囃子!

締太鼓・平太鼓

水口囃子とは「みなくちはやし」と読む。

近江の勇壮なお囃子であるらしい。
「らしい」というのは、劇列車が稽古をはじめたお囃子の演目が水口囃子なのだが、そういうことを知らなかったからだ。

お囃子という未知の世界をやってみるにあたって、たまたま手に入れた楽譜が水口囃子だった。
何も知らずに、稽古に汗していた次第だった。

それがなんと!とても有名なお囃子だったのだ。
ジャズ風でマンボ風で、躍動感溢れるお囃子らしい。

名前の轟いた民族芸能実演団体も、複数の団体が水口囃子を演目にあげている。

劇列車以外はあまり取り上げてないだろうというのは、甘い読みだった…。
残念!!

けれども、取り組みだした水口囃子。
せっかく購入した神楽笛と締め太鼓。
しっかり頑張って、魅力溢れるものに仕上げよう!

水口囃子から始まり、大分民話、エイサーに続き、英彦山民話で終わる出前語りしばい「九州民話出前劇場」。魅力的に仕上げよう!
脚本もオリジナル。演奏は生演奏。劇列車が復元した盆踊り歌も挿入曲だ。
劇列車以外では見られぬ語りしばいだ。

写真は新たに購入した締め太鼓と、一昨年購入していた平太鼓。
二つを組み合わせると音が広がりますよ。

【釜】

冬の空・南東にオリオン座

南東の空にオリオン座。
寒空の中、よりいっそうキレイに見えるような気がします(*^_^*)
今日は雪の中、稽古~道具づくり。

扉

写真は、新作かたり芝居で使用する扉。
キャスターつきで、ごろごろ~っと転がります。
物の怪と、人間との、ハラハラドキドキする掛け合いに一役買ってくれますヨ(● ̄▽ ̄●)

初演は2月7日、東国分学童保育所の子どもたちの前にて。
楽しみです♪

【尚】

まだまだ季節は冬。

久しぶりの雪景色ですね。

夜になるに従い、しんしんと空気が冷えていくのが感じられます

今日は、劇列車の稽古日でした。

新作語り芝居に加え、「ソバの山姥」の稽古を再開。

来月7日におじゃまする東国分学童保育所での公演へ向けた稽古です。

子どもたちに楽しんでもらえるように、頑張ります!

明日は、午前中の稽古の後、新作語り芝居の道具作成の予定。

でも、天気が心配です…。

大雪にならないことを祈ります。

【法】

ワークプラン、とりあえず上がり

2月12日から13日のワークショップ。

こどもたちと2時間の劇遊びを計4回。
その第1次プランが上がり。

これを、叩いて練って強靭なプランにしていきたい。

ワークショップは、参加者が主役。
劇遊びを楽しく遊びながら、ふれあいとコミュニケーションの楽しさや、みんなで造る表現の面白さを、体感してもらいたい。

いや、私たちも参加してくるこどもたちと一緒に楽しみたい。
大人が楽しまなくて、そこに参加してくるこどもたちが楽しいはずがないのだから。

そういう遊びの時間を支える強靭なプランへ向けて、いまから練り上げていくつもりだ。
創造正会員メンバーには、プランと参考資料コピーを本日に渡す。
協同作業で練ることができるように、事前にしっかり目を通してもらうつもりだ。

写真は今日。午前の空に浮かぶ飛行船。
なぜか久留米の空を飛んでいた。
広告のための飛行らしい。

あまり珍しいので、仕事の合間にパチリ。

飛行船

【釜】

如月に新しいことふたつ

大寒を過ぎ、もうすぐ立春。
劇列車も1月出前公演や、文化体験のお手伝いを終え、2月出前公演準備に入ります。

また、2月には子ども文化フェスティバルにて、劇体験ワークショップの仕事をいただきました。
そのプログラム準備にも入ります。

2月7日の学童保育所出前公演では、新作民話語りしばいを披露したいと、現在奮闘中。
楽しい観客参加型の短編に仕上がりそう。

劇体験ワークショップでは、子どもたちと劇をつうじて遊ぶ体験のファシリテーター。

いままで経験したワークショップづくりは、短編劇遊びや、長いものは高校生以上対象の劇づくり。

これも初めてのプログラムづくりです。
子どもたちが劇遊びをつうじて楽しい時間を過ごせるよいに、知恵をいっぱい絞りましょう。

立春の如月。
新しいことをふたつ。
春の息吹きに元気をもらって、しっかりとりくむばい。

雪道

【釜】

金丸校区人権学習

本日は、金丸校区人権学習会へ、シイの木はよみがえったを持っておじゃま。
戦争により失われた子どもたちの命。大人たちの命。
一人ひとりの命を大切にしてほしい…そんな願いをこめて、金丸小学校5年生の子どもたち、そして金丸校区の大人たちのみなさんと一緒に1時間30分。
地域のシンガー・大森智明さんともコラボ。
あっという間のひとときでした。

身近な戦争体験を知ってほしい。足下から命を平和を考える。
そうやって続けている平和行脚公演。
今回お呼びいただいた、金丸校区コミュニティセンター関係者のみなさま、本当にありがとうございました。

さて、まもなく訪れる3月27日は「シイの木はよみがえった」のお話のもとになった事件「頓田の森事件」が起こった日。
私たち劇列車は、この日・爆弾が落ちたあの現場に集まって、キャンドルを灯すつどいを行っています。
今年は近くの公民館が閉館日のため、3月28日に開催。
まもなくチラシも出来上がり。
事件の起こった日に、現場に集まる。
31名の子どもたちがたった1発の爆弾で亡くなった、この頓田の森事件が、確かに起こったことを身体に刻みます。

【尚】

うたごえカフェ

福岡県内は、インフルエンザ警報が発令され、学級閉鎖になっている学校も多くあるようです。

みなさんの地域は、大丈夫ですか?

人が集まる行事が、中止になったところもあるみたい…公演も無事に迎えられるか心配です。

さて、今日は、こどもあーと主催「子どもの文化体験プログラム」のお手伝いで、杷木へ行ってきました。

今回は、「うたごえカフェ」。

リズムにのりながら身体を動かしたり、手話をしながらうたったり、パネルシアターを見たり参加したり。

自然と歌が溢れてくるような空間を、講師である、うたごえのお2人は、つくってくださいました。

パネルシアターには、大人も子どももくぎづけ!

とても楽しく、実のある時間に参加できることに、本当に感謝いたします。

また、明日は、久留米市にある金丸小学校5年生のこどもたちと地域の皆さんが参加される人権学習へおじゃまさせていただきます!

【法】

こころの扉をあける。

ファイル 445-1.jpg

今日はこどもの文化体験のお手伝いの日だったが、急遽中止になった。

風邪のひきはじめだったので、体力回復と劇団通信27号作成にあてた1日になった。

劇団通信27号では、今年の劇列車民話語りしばい出前について、その考え方を述べるつもりだ。

平和行脚公演と違って、民話語りしばい出前は、「出かけていって心の扉をお互いに開け放つ公演」だと思っている。

「民話語りで心の扉を開け放ち、あなたとともにする今の時間を楽しむ」こと。
それは、人と人の関係を、新しく自由でフレキシブルな関係に組み換えることに、きっとどこかでつながるに違いない。
それが民話語りしばい出前公演なのだ。

語りしばい公演で、ようやく皆さんから笑顔をいただけるようになっきている。
それはスキルアップの結果でもある。

同時に、人と人がつながる生き方やよりよい社会のあり方を、宮沢賢治流「でくのぼう」のようになって、愚直に探ってきた今までの歩みが、心の扉を開け放ってふれあいを楽しむ力を生みつつある、と実感する。

出かけていっての公演には、様々な名前がつけられている。
出張公演、巡回公演、アウトリーチなどなど。

けれども、「私たちも心の扉を開けますから、どうかあなたも開け放ち、この時間を楽しみましょう」という劇列車には、かっこいい名前はいらない。
「出前公演」という名前で十分だ。

「民話語り、出前一丁!!」そんな語りしばい出前公演をつくっていきたいものだ。

そして、序列化や勝ち負けに石のように固定化した人と人の関係ではなく、フレキシブルな自由な出会いをつくっていこう。
それができる力をつけていこう。

まだ上手くない私たちだが、そんな出前を夢見るくらいには、力が尽きつつある(と思う)。

劇団通信27号に、こんなことを書いてみたい、と準備した1日だった。

【釜】

地域・平和・こども

今日は、来週月曜日の「シイの木」公演に向けての調整稽古。

久留米の金丸校区市民と、小学校五年生の子どもたちを相手にした公演です。

年始に朗読劇の現場も、最新の写真をとり、資料プリントも用意して、なすべき準備も万端。

「シイの木」公演は、劇列車の平和行脚であり、「地域・平和・こども」という3つのキーワードで、活動を組み立てている劇列車の大事な事業です。

集まっていただける市民の皆さんと、未来あふれる子どもたちと、平和といのちを考える貴重な機会をいただいたことに、厚くお礼申し上げます。

いろんな活動が同時進行している劇列車ですが、がんばるばい。

誰かが語っていれば、頓田の森事件が忘却のかなたに没することはない、のだから。

そう思います。

【釜】

銀河鉄道に乗って

だいぶ日が長くなってきた。
朝、まっくらな中で走るジョギングも、あと3週間か。その後の季節は、明るくなる。

さて、今の季節のジョギングは極端に寒いのだが、山を走ると、夜空一面の星と下界一面の夜景に挟まれて、まるで銀河鉄道に乗っているようなのだ。
走る呼吸音と足音だけが、あたりに響く静寂の世界だ。

さて、頓田の森のぴーすきゃんどるナイト。
だんだん、あちこちに電話する機会が増えてきた。
イベントが近くなってきたことを実感する。

四年目になると、参加したり協力いただいた方々への電話が、久しぶりの懐かしい会話となり、とっても心が温かくなる。

手づくりの平和イベント。
強制もなし、動員もなし。気持ちでつながる人と人の関係で、成り立っているイベント。

そんな頓田の森ぴーすきゃんどるナイト、今年も丁寧に、人と人をつなぎたい。

【釜】

お囃子

雪が降りました。
今年の冬は本当に雪が多い。
朝は道路も真っ白で、劇列車稽古に集合するのも一苦労。

さてさて、先日よりお囃子の稽古に入っています。
九州民話出前劇場と銘打って、九州の民話かたり芝居をお届けするときのオープニングに使えたらと考え中。
がんばるぞ~(*^o^*)

写真は真っ赤な篠笛。お囃子で使います。

篠笛

【尚】

締太鼓が到着!

いま、新作民話に続き、お囃子太鼓を練習中。

一昨日、使用する予定の締太鼓が、到着しました!

3人で構成するため、使える楽器の数は制限されてしまいますが、太鼓・笛・当り鉦の組み合わせで行います。

先日の稽古で、合わせた時には、いい感じ。

さっそく、本日の稽古で締太鼓を試してみたいと思います!

【法】

民話の再話、その魅力

民話は、その本質が口承文芸であるために、再話が宿命だ。

語りを聞いた人は、語られたそのとおりを記憶するのではなく、自分の興味や関心という心的バイアスを経て記憶し、また新たに語るのだから。

民話継承は、絶えることなき、再話の連続なのだ。

新作民話語りしばい、再話をめぐって、また今日も脚本改変だ。

とくに、語りと登場人物を演じる、その区別を整理すること。

また、語りは文字の何十倍も、お客様に伝わる情報量が多い。

逆説的だが、ほんとにそうなのだ。
だから、台本は文字段階では、あれ?というくらいシンプルであったりする。

そういう、語りという表現の特徴を生かした台本に、新作台本を磨くこと。

うんうんと、唸りながら新作が進んでいます。

創造は楽しみであり、苦しみ。
というか、苦しみを楽しむこと。

いい語りしばいに、完成させていきたいと思う。

【釜】

雪国九州。

由布岳と雪

火の国九州ということばは、どこへやら。
年末から、何回雪を見たことでしょう。

写真は、一昨日のワークショップお手伝いで、別府市を訪れた時にパチリ。
大分自動車道から望む雪の由布岳です。

写真では、いまいち雪がわかりにくいけど、一面の雪景色が美しく、思わず撮ってしまいました。

さて、今日の午前は新作民話語りしばいの稽古。

購入したリコーダー式篠笛と、太鼓やチャンチキを組み合わせたお囃子。

うーん、最初にしてはいい感じ。
導入のつかみに使えるぞ、これは!
精進して、早く人前に出せるように頑張っていこう。

新作民話語りしばいの挿入歌は、音楽担当の弥永の作曲。
これもわらべ歌風で、よい感じ!
ハモるところをハモれるように、頑張るばい!

短期決戦、1ヶ月で新作民話語りをつくりあげるぞぉ。

【釜】

太鼓体験の2日目

今日は、太鼓体験ワークショップの2日目。

サンライズ杷木へ行ってきました。

ひろ〜いホールのステージを使ってのワークショップでしたが、和太鼓を思いっきり叩くと、音が身体にビンビン響いてきます。

「ソーレ」とかけ声をかけながら、一生懸命に太鼓を叩く子どもたち。

みんなで太鼓を叩いていると、お互い合わせようという気持ちから、自然と、自分以外の人が出している音を聞いています。

子どもも大人も関係なく、楽しめるワークショップでした。

その様な場に居れる機会をいただけることに、本当に感謝いたします。

夕日

写真は、その帰りに撮った夕日。

変わらず寒い日が続いていますが、少しずつ日が長くなっているのを感じます。

【法】

親子で太鼓体験

朝焼けの別府

別府へ行きました!みごとな晴天でした!
…昨日まで高速道路の通行止めが出ていたので到着できるかちょっぴり不安だったのですが、心配いらず一安心(^^)

別府に行ったのは温泉目的ではなく、「子どもの文化体験プログラム」のお手伝い。
太鼓体験のワークショップです。

太鼓は面白い!空気が振動していることを身体で感じることができるので、子どもから大人まで大人気です(*^o^*)

休日に親子で、お弁当を持って太鼓体験に参加するというとっても素敵な時間のお手伝いをさせて頂けたこと、本当に幸せです(*^_^*)

明日は太鼓体験ワークショップのお手伝い2日目!
明日もがんばるぞ~!

【尚】

満天の星空!!

朝6時。走りに外に出ると、漆黒の闇に久しぶりに満天の星空。

東南の空には、明けの明星。凍てついた空にぎらり。

走っている間に、空が漆黒からほの暗さへ、変化する。

冬至から半月。
夜明けの気配が早くなった。
いまからは、夏至に向けて、日が長くなるばかりだ。

天の変化と土の息吹きから、劇列車を走らせるエネルギーをとる。

新作民話語りしばい台本の変更、とりあえず完了。

年末の定期公演報告書提出【名義後援や助成金関係の】、とりあえず完了。

新作民話語りしばいのスタート、からだ全体に満ちてくる力あり。

市民劇団の短期決戦、準備始動。

年が明けて7回の日の出。新しい年を刻む活動がはじまった。

写真は、人権学習での「シイの木」公演のために撮影した写真。
延命地蔵と呼ばれるお地蔵さまだ。

平和のために語りつぐ劇列車「平和行脚」の原点。

今年の頓田の森ぴーすきゃんどるナイト【私たちの手作り平和イベント】の前には、また訪れたい。
そう思う。

一ツ木お地蔵様

【釜】

初稽古!役者のあり方をめ

今日は新年明けての初稽古!

新作民話語りしばいの台本読みあわせをしました。

そこで問われるのは、役者が、人として何を抱え、抱えこんだものと表現が結びついているかということ。

平たく言えば、表現する一人の人間として、生活や人生、世界と向きあい、そこから表現の土台を造っているかということ。

それがなければ、うまい下手は別として、表現が生まれる土台があやふやになってしまう。

劇列車は、専門教育を受けたプロではありません。
だからこそ、表現の根っこと、やむにやまれぬ衝動を大切にする。表現によって、重い生活や人生を生きていく希望を紡ぐ。

そんな風に紡がれた「希望としての表現」で、簡単にはいかない日々を送る人々と、つながっていきたい。

これをアマチュア精神と呼ぶならば、どこまでもアマチュアであり続けることに、誇りを持ちたい。

新年の稽古初めの雑感です。
【釜】

雪の初春、活動事始め

今日の4日まで仕事はお休み。

年末年始休暇のあいだに、民話語りしばい新作台本が、とりあえず上がり。

また篠笛も購入。
締太鼓も購入しましたので、これで平太鼓,チャンチキ,締太鼓,篠笛が揃いました。

民話語りしばいに組み合わせている現在のエイサーを、伴奏太鼓の多様化でバージョンアップする予定。
そして、簡単なお囃子なども演奏できる実演チームになっていくため、笛という新楽器も揃えました。

スキルアップとともに、2011年は劇列車ならではのオリジナルな創造に、楽しみ苦しむつもりです。

生演奏と生効果音という劇列車の音楽面が、劇列車楽団へと進化していくのもよし。

音楽担当者がいることは、劇列車ならではの作風。
ですから、楽器も充実させていきますよ。

新しい楽器に、夢も膨らむ新年の幕開けです。

さて、話は変わりますが、人権学習の機会として招かれている1月24日の「シイの木‥」公演。その前準備のため、今日雪一色の朝倉地方を、あっちへこっちへと個人的な現地調査。

稽古は明日からですが、新年の実質的活動が始まりました。

写真は正月元旦の夜。甘木の雪景色。
なんとも幻想的でした。

正月の雪景色

【釜】

あけましておめでとうございます!

雪景色

あけまして、おめでとうございます!
2011年、はじまりました。
みなさま、本年もよろしくお願い申し上げます(*^_^*)

劇列車の稽古始めは5日から。
今しばらくはお正月休みのため、自主稽古のみ。

この間に事務作業を!
2011年冬春イベント情報をはじめ、HPの内容を更新予定。
どうぞ、お楽しみに(*^o^*)

【尚】