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山本校区文化祭出演終了!!

すっかり暖かくなりました。このまま、春満開!というわけにはいかないでしょうが、春がやってきましたね。

本日は、久留米市山本校区文化祭に、英彦山民話かたり芝居「そばと山姥」で出演してきました。

山本校区文化祭

出演にお声をかけていただいた皆様、ありがとうございます。

山本校区は、久留米市の中でも、耳納山麓の農村地帯。
心安らぐ美しい風景が広がる地域です。

だからか、都市化した地域と違った反応に、とっても!うれしくなりました。

何がうれしくなったのかというと、日照りと戦う村を描いた民話の世界に、共感が広がるのです!

村の暮らしから民話が生まれたのですから、当たり前といえば当たり前。

でも、私たちが再構成した英彦山民話に、筑後耳納山麓の人々が共感していただいたことに、あらためて民話のもつ力を実感しました。

今日の上演に際して出た課題は、次にクリアーする課題として宿題にしましょう。

宿題をやる期間はわずか一週間。

来週3月5日土曜日は、久留米市荒木コミュニティーセンターの土曜塾で、九州民話出前劇場です。

それまでに今日の宿題はクリアーしますよ!

【釜】

日曜日は山本校区文化祭

ぽっかぽかの良い天気!梅の花が赤と白に色づき華開いています。

日曜日は山本校区文化祭!
昨年に引き続き、民話語り芝居で出演させて頂きます。

地元の町の文化祭。
同世代の顔は見ないけれど、昔から顔を知っている方々と出会います(*^_^*)

ムラのコミュニティのお祭り。
昨年に続いて今年も参加させて頂いています。

何とも言えない文化祭の空間、とってもクセになりそうです。

本日土曜日は、そのための稽古。
そして劇団通信発送作業。

夜更かしをしてしまいましたが、作業に備えて体力温存!

【尚】

あっち行き〜こっち行き〜

近所のお宅の庭にある梅の花のつぼみが開いているのを発見!

春の訪れを感じました。

さて、昨日と今日と、会社近くの公共施設に「頓田の森ぴーすきゃんどるナイト2011」の置きチラシをお願いして回りました。

普段働いている私たちにとって、空き時間となる、会社でのお昼休みは、貴重な時間です。

今年で4回目を迎える「頓田の森ぴーすきゃんどるナイト2011」。

毎年、チラシを置いていただいている施設の方の中には、イベント名を伝えると、こころよく引き受けてくださる方々も!

これは、このイベントを始めたころには感じられなかったことです。

一つひとつの積み重ねが生むものですね。

さあ、明日も、回りきれなかった公共施設へ行ってきます。


【法】

やんばるの森を想う

春

昨日のブログでも書いたが、沖縄高江で酷いことが起きている。

ヤンバルクイナの生息する豊かな沖縄島の森に、米軍ヘリパット基地が建設されている。

工事をやめさせようとする住民や支援者に、怪我人まで出ている。
ヤマトの商業マスメディアは、だんまりを決め込んでいるが、ウチナンチュのみならず、ヤマト各地でも、からだを張って工事をとめようとするウチナンチュ住民に、支援行動がおこなわれている。
東京では支援行動で逮捕者も出た模様だ。

私たちは「九州民話かたり芝居」で、エイサーも踊り、演奏している。
琉球文化への関心は、ファッションであってはならぬ。

やんばるの森を想い、心を現地に馳せる。
支援要請の現地の声に応えて行きたいが、ままならぬ。
ブログに書いて、読者の皆様にお知らせすることは出来ると思い、書きました。

ヘリパット基地建設現地は、沖縄の高江です。

「やんばる東村」というブログで、毎日の様子が写真入りで報告されています。
ご関心のある方は、どうぞ覗いてみてください。

劇列車は社会派とおっしゃる方がいらっしゃいますが、劇列車は社会派ではありません。

地域派、土民〈ツチンチュ〉派なのですよ。
だから琉球のウチナンチュのことに、無関心になれないのです。

【釜】

春の陽ざし

春の陽ざし

すっかり日差しが強くなってきた。
風は冷たくとも、春が訪れている。

劇列車にも、少しずつ日差しが強くあたりだしたような気配がする。

一年前には微かな日差し。今年は、も少し強い日差し。

日本列島ヤポネシアの春は、1日二分ずつ、列島の日差しが長くなるから訪れる。
それは地球が1日秒速30キロで歩むから。

劇列車にあたるようになりつつある日差しは、劇列車が少しずつ歩むからあたるのだ。
確かな足取りで歩いていこう。
やっと、地域を耕す夢を現実に変えるスタートに立てるようになってきたのだから。

一年前には考えられない前進だ。

さて、12月の劇列車定期公演の日程が決まりました。

12月9日金曜日から11日日曜日まで、久留米のロビンホールで。一週間後の17日土曜日に、朝倉市秋月のろまんの道で。

一回一回は小人数のお客様相手に、語りしばいを多ステージやろうという魂胆です。
お楽しみに。

演目は、今まで一作品15分で作ってきた民話かたり芝居から、一気に飛躍して、45分の長編新作を造るつもりです。

劇列車オリジナル、九州民話かたり芝居の第三弾!
今検討中。これもお楽しみに。

【釜】

出会いから学ぶ~子ども文化体験プログラム

本日は、子ども文化体験プログラム「演奏」体験ワークショップのお手伝い。2日目です。

午前2時間、午後2時間の楽しい体験ワークショップは、あっという間にすぎていきました。

参加者の子どもたち、大人の方、そして講師の先生、こどもあーとのスタッフのみなさま、本当にありがとうございました。また、お疲れ様でした。

新しい子どもたちとの出会いは、励みになるとともに、学びになります。

今年度の一年を通した子ども文化体験プログラムで、多くの子どもたちと出会い、多くのことを学ばせていただきました。
貴重な機会を与えて下さったこどもあーとのみなさま、本当にありがとうございました。

さて、来週の日曜日は、山本校区文化祭!
新しい出会いを楽しみに、またがんばるぞぉ~!(*^_^*)

【尚】

フェスティバル一色な町

今日は、子どもの文化体験プログラムのお手伝いに、杷木町へ行ってきました。

今回は、演奏。

色んな楽器を使って、皆でひとつのものを表現する面白さを、感じた体験となりました。

それぞれの楽器の音が何に聞こえるか…を考えて、皆で出し合いましたが、子どもたちの発想には、毎度のことながら驚かさられます。

例えば、トライアングル。
「電話のベル」「川の水が流れる音」「時計の針が進む音」などなど。

使い方によって、聞こえる音や感じるイメージは様々です。

その音のイメージを繋げて、物語を創り、最後に、2つのグループにわかれて、お互いの演奏を見合いましたが、子どもたちの表情が、とっても素敵でした。

今年度の子どもの文化体験プログラムも、今回で終わりとなります。

この様な機会を与えてくださっているこどもあーとの方々に感謝しながら、2日目となる明日も頑張ります!

写真は、その杷木町の様子です。

フェスティバルののぼり

3月末の朝倉市国際子ども芸術フェスティバルに向けて、旗がたくさん立ててあります。

町はフェスティバル一色です。

劇列車も出演させていただきますので、みなさま、是非お越しください。

【法】

こどもと貧困

「子どもと貧困」という本を読んだ。

「あらゆるこどもたちに」劇を届けようとする劇列車にとって、貧困が子どもの発達阻害に、どういう影を落としているのか、学ばねばならぬ。

経済格差は文化格差を招く。文化格差を埋めていくことで、子どもの発達にどう寄与できるのか。

学ばねばならぬ。
文化芸術を「都市中産階級」以上の独占から解き放ち、あらゆる人々のモノへと奪還するために。

福岡の或る演劇関係者のブログを拝見した。
その思想の本質は、都市中産階級のネオリベリズム。
見え隠れする中央へのコンプレックスと裏腹の都市信仰。

演劇の多様性は大事だ。けれど、こんな思想に基づく演劇が、マジョリティとして大通りをまかり通るようではいけない。

差し障りある発言かもしれないが、言うべきことを発言しておきたい。

地域の奥深くへ奥深くへ降りていき、そこに根を張ろうとする劇列車の生き方を鮮明にするためには。

【釜】

次々にオファーあり!

ファイル 463-1.jpg

本日は、国際子ども芸術フェスティバルに向けた「注文の多い料理店」稽古再開。

定期公演時よりも、もっと積み重ねた舞台を作り上げよう!

いっぽうで、3月末での「九州民話出前劇場」公演オファーあり。
また4月3日日曜日には、朝倉市秋月ろまんの道にてのフリーライブに参加が決まり!

次々に公演が決まっていきます。
昨年目標だった「月一回公演をめざす」は、軽くクリアーしている状態。

月2回から3回公演が出来てきている状態です。

大切なことは、公演できる機会が増えたことで、そこから何をめざすかということ。

それは、私たちだけが得をする目標であってはなりません。

広く社会的価値ある目標である必要があるのです。

だって「みんなにとって良いこと」をしていかなければ、劇列車という人の輪は広がっていかないのですからね。
肝に銘じてがんばろう。
【釜】

劇体験ワークショップ~あっという間の2日間

本日は、NPO法人はき子ども文化ゆめ基金主催「子ども文化フェスティバル」にて、劇遊びワークショップを行わせて頂きました。
昨日に続き、今日は2日目です(*^^*)

昨日の子どもたちとも、今日の子どもたちとも、身体を使ったコミュニケーションワークを通じて、ワンタッチオブジェと呼ばれる、人間彫刻の作品を創りました。

昨日も今日も、「見立て遊び」がとっても盛り上がる!
ある程度年齢を重ねると、発想もしないことを、たくさんた~くさん、次から次に出してくるんです!

昨日と今日・参加してくださったみなさんから頂いた、2時間。
楽しく、あっという間に過ぎていきました(*^□^*)

2日目の今日、女の子2人が会場にあるふうせんに似顔絵を描いてくれました♪

似顔絵ふ~せん

劇列車3人分あるんですヨ☆
すっごく嬉しかったので、ご紹介です(*^_^*)

ワークショップは直接参加者と触れ合いながら進めていくナマモノ。
参加したひとりひとりの心に響くワークショップにできるか、その場の瞬間判断が求められます。
良かったところ、良かったかどうか疑問なところ…毎回毎回、違います。

でも、子どもたちと向き合う気持ちは、いつもあったかく持っています。
このあたたかい気持ちを、もっとたくさん届けて、大人も子どもも、いっしょに共有したい。
そのための手法的な反省は止むことはありません。

【尚】

劇体験ワークショップ

今日は、朝倉市杷木町にて、劇体験ワークショップをさせていただきました。

もう2月だというのに、天気はあいにくの雪、雪、雪。

色々と心配でしたが、ワークショップに参加してくれた子どもたちとお母さん、本当にありがとうございました。

最初は、お母さんに連れられて来たと言っていた子どもたちもいましたが、最後に感想で、「楽しかった〜」「来てよかった〜」と言ってくれました。

ワークショップをする側にとって、何より嬉しい言葉ですよね。

今回は、約2時間のワークショップ。

反省点を確認して、明日もより良い時間にできるよう、頑張ります!

【法】

土地の記憶

それぞれの土地には、土地の記憶というものがある。

耳をすましてみると、目を凝らしてみると、土地の記憶の声が聞こえ、記憶の年輪が見えてくる。

二つと同じ土地はない。それぞれが唯一の土地である。

劇列車の平和行脚公演も、民話語りしばい公演も、見方によっては「土地の記憶」を唄っているのだと思う。

まだまだ鋭敏に、土地の記憶を聞き取る感受性が欲しい。
それが創造の土台だ。

さて、沖縄の地が悲鳴を放っているのが聞こえくる。

この土地の精霊の唄う声を聞いてきた私は、沖縄の悲鳴も聞こえてくる。

ヘリパット基地の建設が強行着手された。

本土の新聞もテレビも沈黙を守り、何も語らない。

だが島のブログが、今の、たったいまの状況を言葉で放っている。

日本列島に向けて「みよ!」と呼びかけている。

島の声も聞こえない、土地の記憶も見えない「都市の演劇」があるとすれば、そんなものは私に意味がない。

私が欲する演劇は、はるかな土地の記憶を聞き取る演劇。
である。

研究!水口囃子

雪と山

水口囃子の初演を終えて、更なる研究開始。
実演向上は、初演したら終わりではありません。

初演しての課題を自覚し、実演向上のための研究と精進こそ大事なこと。
初演はスタートなのです。

ということで、水口囃子の動画をインターネットで探したところ、出るわ出るわ!

じっと目を凝らして見てみると、わかりました。

笛を初めて導入したために、笛の音に気をとられていましたが、太鼓やチャンチキとのアンサンブルが大事なのです。

三種の楽器のアンサンブルで、お囃子のリズムと音楽を創っているのが、水口囃子。

そっかぁ。目からウロコが落ちました。
次回実演までに、アンサンブル稽古をがんばります。

【釜】

初披露、無事終了!

今日は午前に、久留米市内の学童保育所へ、九州民話語りしばいの出前公演。

呼んでいただいた指導員の先生方、一生懸命見てくれたこどもたち。ほんとうにありがとうございました。

今回初披露は、オープニングの水口囃子と、新作民話語り「たーろべーのたんぽこたん」。

喜んでいただいて、ホッと一安心です。

初披露から実際の本番の積み重ねで、実演は成長していくもの。
どんどん成長させましょう!

九州民話語りしばいのフル公演は、次は3月5日。
今回の課題を踏まえて、作品成長にがんばりますよ!

さぁて、次は12日土曜日と13日日曜日の、劇体験ワークショップ。

明日からは、プログラムの再精査です。
バテないように、がんばるばい!!

【釜】

ブログ初公開!舞台衣装!

衣装
写真は、民話語りしばいでの女性陣の舞台衣装。

民話の世界を、数少ない装置で立ち上げるために、衣装が大きな力を発揮します。

琉球のエイサー衣装に、朝鮮のトゴリ。
それは劇列車のこだわり。

「地域」という概念は国家より小さくもあり、大きくもある。
「九州」と地域概念は国家より小さいエリアですが、「東アジア地域」というエリアは、軽く日本国家を超える。

つまり「地域」という概念は、国家の一部を意味するのではなく、地球地表面の一部を示す概念だ、と劇列車は主張します。

だから、そんな地域概念を土台にして、表現を創ろうと、あれこれとささやかに努力する劇列車にとって、琉球も朝鮮も、我が地域なのです。

エイサー衣装もトゴリも、私たちの地域の民族衣装!というとらえ方をしています。

そんな民族衣装で、私たちの民話世界を創ってみたい。

そんなこんなで、明日は午前に本番です!
語り足りない今日のブログですが、明日にそなえて、いまから早寝します。

【釜】

九州民話出前劇場

ぽかぽか良い天気です。とってもいい日差し。
あまりの気持ち良さに、外で稽古&事務作業(笑)

奥に見えるは切干大根

笛は、東国分学童保育所で初披露となる「水口囃子」の練習です。

2011年度出前公演案内の完成チラシが届きました。
昨年はモノクロ印刷機で…今年はカラーチラシで、ご案内をお送りいたします。
紙芝居出前口演から始まり、オリジナルかたり芝居を創り…ひとつづつ、ひとつづつ進んできた2010年度。
こうやって、ひとつづつ進むことができたのも、お声かけ頂くことができたから。
2011年に入り、1~3月の行事予定を作成しながら、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

今年の出前公演は「九州民話出前劇場」。
どんな子どもたちに、どんな大人たちに出会うことができるのか、今からわくわくします。

【尚】

新作民話で使う「扉」の存在

今朝は、霧でぼんやりとした太陽に温められた筑後川から蒸気がゆらゆらと出ていました。

ちょっぴり神秘的な景色でしたが、運転中のため、写真におさめられず、残念…。

さて、今月7日、東国分学童保育所への出前公演にて、初御披露目となる、新作民話語り芝居。

扉の製作が終わり、さっそく、昨日の稽古で使用してみました。

扉一つあるだけで、芝居の空間、ぐっと立ち上がり、場が引き締まります。

そして、道具が一つ増えると、演技の幅もぐ〜っと広がり、より面白い語り芝居になってきました。

子どもたちに楽しんでもらえるように、日々、工夫と試行錯誤の連続です。

【法】

あらゆるこどもたちに

2月に入り寒も少し緩んだみたい。
1月31日の積雪では、通勤が大変だった。まるで九州が雪国になったようだった。

雪国九州

さて、2月から3月にかけて、劇列車へのオファーが断続的にきている。

2月には、7日に学童保育所へ「民話語りしばい出前劇場」。
12日から13日には、こども文化フェスティバルでの「劇体験ワークショップ」。
27日にも、一カ所で「出前劇場」をすることになるかも。

3月にも、7日に「民話語りしばい出前劇場」のオファーあり。
また、平和行脚公演オファーもあるかも。

出前公演の機会が、昨年に比べて増えてきている。

私たちの出前公演にかける理念は、「あらゆるこどもたちに享受と体験の機会を!」というものだ。

経済的格差は、こどもたちの芸術文化享受と体験機会格差に結びついている。

そこに自覚的でありたい。
私たち(劇列車)がいなくても、享受体験機会に恵まれたこどもたちには、何ら不都合ないだろう。

私たちが存在し、活動があることで役立つ相手は、機会に恵まれまいこどもたちだ。

「あらゆるこどもたちに…」と掲げる私たちの出前公演は、まだまだ今から。
理念を実現していく具体化は、いまの出前公演経験積み重ねを待たねばなるまい。

だから、いろんなこどもたちのいる場所へ出かけていこう!

そこからが始まりだ。
劇列車に声をかけてくださる皆様、ほんとうにありがとうございます。
出前公演で出会うこどもや大人たちと、一回一回の出会いを大切にしていこう。

【釜】