Calendar

<< 2011/12  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

記事一覧

2011年総括

今年もいよいよ暮れとなりました。
2011年は、多くの方々にお世話になりました。
創造団体として作品創りについても、ひとつ、抜けたように感じます。

2010年の巡回公演は、計12回。
2011年の巡回公演は、計18回。

どの公演も、さまざまな方々からお力をいただきました。
もちろん、回数ではなくひとつひとつが出会いです。
それぞれに、印象に残る出会いをいただきました(*^_^*)

きゃんどるナイトについても、頓田・久留米ともに、足下の平和を考える企画として、少しずつ少しずつ、成長していこう。

秋月語りのまつりについても、実演者交流から、実演者の力試しの企画へと成長してきたい。

そして定期公演について。毎年大赤字ですが、劇団の足腰を鍛えるために、創造活動を間違えないために、汗をかこう。

みなさま、今年も本当にお世話になりました。
そして、来年もまたどうぞよろしくお願い申し上げます!(*^0^*)
よいお年を!

月夜

【尚】

少数派として堂々と歩もう

ファイル 653-1.jpg

年の暮れとなり、何かと身辺を片付けながら、来年の巡回公演案内パンフレットを、日々コツコツと作成。

ほぼ完成。あとは色調など微調整を残すのみ。
いい出来になってきた。

ここ2年続けてきた「出前公演」は、来年から「巡回公演」と名前を変えて、本格的に取り組みはじめる。
といっても、一歩ずつの前進となるだろう。

九州の民話を、「地域語」で、地域の表現者が、子どもを中心においた児童演劇に挑むなど、ほとんど反時代的な流行遅れであるらしいことに、気づかされてきた1年でもあった。

演劇と社会とのつながりに敏感でありつつ、社会的弱者の側に立った、小さな演劇運動を進めようとした時、目に見えない「一般市民」の厚い無関心があるらしいことにも気づかされてきた1年であった。

現在は、マスメディアが覇者のように振る舞う情報資本主義の時代。

生活まで消費の対象となった「生活世界の植民地」化が、隅々まで進行した社会。

周縁が、中心からの植民地主義にさらされる社会だ。(沖縄をみよ)

そのただ中で、「社会的弱者」の立場に立った庶民の小さな表現運動など、何ら価値のない運動なのだ、と感じさせられる社会的雰囲気だ。

そして、「社会的弱者」や「少数派」に急速に不寛容になっていっているかにみえる社会。

台頭しつつある国家主義。(八重山への靖国史観教科書押し付けをみよ)
保守的で排外的な市民感情を土台にファシズム的動向の強まり。
(大阪の選挙をみよ)

けれども、私たちが未熟でありながら、自らの表現を高め、周囲とつながり、少しでも強くなり大きくなるために、一歩ずつ来年も歩んでいこう。

少なくとも1年前より、高まり強くなった。
出会いも少しずつ広がり、たくさんの方々に助けていただいた。

今の社会的変化に恐ろしいものを感じるからこそ、流されずに抵抗の意志を強めよう。

表現を消費するのは、豊かで満ちたりた人々だ。
表現をもっとも必要とする人々は、百円の買い物に悩み、悩んだ末に買わないで我慢し、日々を踏ん張って生きている人々だ。

私たちは、反時代的だろうが、厚い無関心にさらされようが、確かな一歩を歩んできた。
そして、来年も歩んでいこう。
おのれの未熟さに厳しく、人々との出会いに暖かく、歩いていこう。

【釜】

今日で稽古納め

ファイル 652-1.jpg

もう、年の暮れ。

師走は、あっという間に過ぎていきますね。

週末は、一段と冷え、昨日は、朝起きると、雪が積もっていました。

写真は、その時のもの。

自宅の庭に咲く、さざんかです。

さて今日は、2011年の稽古納めとなりました。

稽古では、定期公演の課題を共通認識。

そして、次へ向けても新しく動き出しました。

稽古のあとは、今年お世話になった皆様へ、年賀状を投函しに郵便局へ。

2011年、今年も、本当に多くの皆様にお世話になりました。

2012年も、どうぞよろしくお願いいたします。

【法】

初冠雪

ファイル 651-1.jpg

今日は1日、しっかりと実務。
来年の出前公演(「出前」は名称変更で「巡回」と変えます)の案内パンフレット作成。

2011年はA4表一枚の案内パンフレットが、2012年に向けては、A4で4ページへボリュームアップ。

公演形態も4パターンへ増設。

表現水準に、私たちなりの疑問が残るので、そもそも低額な上演料を、さらに低額に落とすかもしれません。
今後の検討を、しっかりとやるつもり。

表現では、対価が低額でもお金をもらうことには、ストイックであって、ありすぎることはない。

たいした作品も造っていないのに、お金を多額にいただくプロが多すぎる。

スキルもほどほど、子どもたちへの尊敬もないプロは、子どもの前で演じてはならないのではないでしょうか?まだ必死のアマチュアの方がよい。

とはいっても、自分たちを甘く見ないぞ。
僅かでもお金をいただくなら、スキルもない劇列車がやるべきことは、我が身を削り尽くして公演することだと、腹に据えています。

そんな腹を据えて、来年に向けてのパンフレット作りの1日でした。

追伸、今日は初冠雪でした。

【釜】

頓田の森、コリアン、辺野古、高江

ファイル 650-1.jpg

今日は冬至。
夏至から一年の半分をかけて、夜が長くなってきた。
明日から一年の半分をかけて、昼が長くなっていく。
地球の規則的リズムに、天界を感じる。

5時半に起きて、走りだして5年。
思うに、人間は都市の人工空間に居住し仕事をしているだけでは、やはりダメなのではなかろうか。
感性も思考も、自然をスポイルしたものとなっていく。

それは、そもそも人間の自然体に反したことではなかろうか。
そう思えてならない。

さて、今日は来年3月の頓田の森ぴーすきゃんどるナイト開催の初回打ち合わせ。
甘木まで行くことになる。

地域に住むということは、それぞれの土地の記憶を体に取り込むということでもある。
土地の記憶を体に取り込むことで、私たちは過去と未来とにつながっていく。
そうしてはじめて、人間は「ただの現在」に生きる存在から、過去から未来につながる「歴史的存在」に成ることができるのだ、と思っている。

自分を「歴史的存在」と認知できるようになれば、世代間倫理に真っ向から反した原発など、とうてい飲み込めない存在だ。
「ただの現在」に生きる人間しか、ああいったシロモノは、発想できない。

話がそれたが、頓田の森ぴーすきゃんどるナイトは、土地に眠る記憶を、年一回呼びさまし、私たちが心に刻み直す行為だと思っている。

その行為は、巷に流通している思考の枠組みに止まってはならない。
「悲惨さを忘れないために」「平和の大切さを噛みしめるために」…。大事なことだ。
ただその思考枠内で、頓田の森ぴーすきゃんどるナイトを考えてはいけないと思っている。

記憶を刻み直す行為は、頓田の森で一命をとりとめ朝鮮に帰って朝鮮戦争で戦死した一人の少年の記憶も呼び覚ます。
その呼び覚まされる記憶を封印しないことだ。

呼び覚まされる一人のコリアン少年の記憶は、この国の侵略的過去、在日コリアンというディアスポラを生み出した過去、日本大使館の前に少女像が建立される過去とつながっていく。

また「平和の大切さ」を噛みしめることは、今なお戦争状態が続いている沖縄をスポイルせずに感知する思考枠組みに、のせていかないといけない。

米国と一体となって沖縄を陵辱し続ける政府の行為に、体を張って阻んでいる辺野古や高江の人々の声を聞き取る感受性がない「平和の大切さ」に意味があるのだろうか。
大いに疑問だ。
おそらく、そんな「平和の大切さ」を訴える声は、排他的市民生活を「

次へ向けて

あっ!
という間に年の暮れ。
先日まで紅葉が美しかったですが、いつの間にか落葉。初雪も(*^^*)

定期公演は、本当に多くの方々にお世話になりました。
お手伝いいただいたみなさま、ご協力いただいたみなさま、励ましのお言葉をいただいたみなさま、本当にありがとうございました!

定期公演を終え、なんだか一歩進んだ手ごたえがあります。

――とはいえまだまだ未熟者の劇列車。
来年度へ向け「あんなことをしよう」「こんなことをしよう」「これができるようになろう」「あれができるようになろう」と考えることが楽しい!(*^0^*)

秋月・久留米とお世話になった皆様にお礼申し上げるとともに、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます(*^_^*)

【尚】

年内の公演すべて終了

先日の秋月特別公演で、年内の公演がすべて終わった。

振り返ってみると、11月くらいから、定期公演を話題としたブログばっかり。

それだけ新作「太平伝」に難航し、3人でどれだけお客を入れられるかに気を揉んだ。

結果として「太平伝」は、来年の巡回公演を引っ張る作品として出来上がった。
作品としてこなれていくのは、今からの精進だ。
お客様も久留米公演で120名弱と、いい入りだった。
30人で満席に近くなる会場で4ステージをしたので、どの回でもほぼ客席が埋まった感があった。

120人の集客の内訳では、店頭販売で親子券を中心に10枚が売れて、店頭販売で入ったお客様が約30名ほど。
観客動員数の4分の1が店頭販売だった。
手売りによる観客動員から、ちょっぴり抜け出しつつあるようだ。

そして、課題は抱えつつも、身内を対象にした発表会を越えた観客動員の動きに、作品もついてくるようになった。
まだまだだが、いままでとはひと味違う。

劇列車は単純な実演団体ではない。
一つの運動〈ムーブメント〉体だ。
だが、実演創造を基本にして成立している団体なので、実演が弱いと、運動が成り立っていかない。

その意味で、今回定期公演で「ひと皮むけた」ことは間違いない。何よりも、実演団体としての基本的な自信が芽生えた。
ほんとうに、長い年月がかかった。

50を過ぎた人間が、役者としても自分を通用させないと、全く役者が足りないと、人から見ると無謀で笑われる努力を重ねてきた。
5時半から走り、夜間稽古がない日は、帰宅してからの自主レッスンと40分間のストレッチ。
稽古日には、10時半の帰宅、翌日5時半からは走る。
毎日毎日、その繰り返しと仕事。それを積み重ねてきた。

けれども、また今から長い道のりが続く。
その毎日も続く。

しかし、まだまだアマチュア芸だ。
アマチュア芸の域を踏み越えていくまでが、劇列車には必要なのだ。

今回定期公演でお世話になった皆さん、厚くお礼申し上げます。
演劇公演は、木戸銭が派生しつつも「出会いの場」だと思っております。

それはもちろん、プレイヤーとお客様で一つの時間と精神のふれ合いを造る場ですが、公演の成立に一肌脱いでいただいた皆さんと、私たちの絆が生み出される場でもあります。

ご協力いただいた皆さんにとっても、心の収穫ある場であったことを祈念しております。

さて、年末から年始にかけては充電期であるとともに、2012年度の活動を仕込み始める時期だ。

明後日は冬至。
冬至を境に、森羅万象は生気を取り戻していく。
春の訪れがはじまる。

【釜】

特別公演、秋月へ

ファイル 647-1.jpgファイル 647-2.jpg

昨日は、秋月ろまんの道での第13回定期公演の特別公演。

お集まりいただいた皆様、本当にありがとうございました。

朝倉市音楽祭と重なっていたらしく、残念ながら、子どもはゼロ。

ですが、「連れて来たかったんだけど重なってて」と言って下さったお母さんもいらっしゃって、次へ向けての大きな課題となりました。

そして、色々とお世話をしてくださったろまんの道の鹿田さん、本当にありがとうございました。

また、夕方からの焼き牡蠣パーティーにも参加させていただきました。

ゆらゆらと燃える薪を囲みながらするたわいもない話の中に、たくさんの夢が詰まっているような、そんな素敵な会に参加でき嬉しく思います。

本当にありがとうございました!

【法】

来んしゃい!秋月へ。

ファイル 646-1.jpg

明後日17日土曜日は、劇列車定期公演特別枠〈秋月公演〉です。

■ろまんの道にて14時開演。

■中学生以下と親子無料。大人は「面白かったら気持ちを投げ銭で」…つまらなかった無料。

■演目は大分民話から「たんぽこたん」、英彦山民話から「そばと山姥」。
久留米公演と演目が変わります。

■気軽にお越しください。
こども、親子大歓迎。無料です。
遊びに来てみませんか?

■写真は、初冬の秋月目鏡橋。山里に民話はよく似合います。

【釜】

芝居LIVEは秋月へ

9~12日、お越しいただいたみなさま、本当にありがとうございました。
楽しんでいただけていましたら、幸いです(*^0^*)
また、ご協力いただきました関係者の皆様、本当にありがとうございました!

さて、今週末は秋月ろまんの道にて、特別公演。
オーナーご夫妻、いつもお世話になります(*^^*)どうぞよろしくお願いいたします。

秋月特別公演は、「たんぽこたん」と「ソバと山姥」!
冬の秋月にて、投げ銭制で上演いたします。
どうぞふらりとお越しください(*^0^*)

芝居LIVE



【尚】

沢山の方々に支えられながら…

第13回定期公演『FOLKSTORY芝居LIVE』大盛況のうち、無事に終了いたしました。

3日間4ステージで、約110名のお客様に足を運んでいただきました。ありがとうございました。

大人が30名ほどで満席になるくらいの会場で、お客様と密に接しながら、共に創り上げたひとときとなりました。

このような公演にすることができたのも、支えてくださった方々のおかげです。

音響のお手伝いで稽古から参加してくださった馬場園さん、受付をしてくださった井上さん、杉尾さん、本当にありがとうございました。

そして、会場の木下楽器店すわの町店の皆様、イベントホールでのお芝居の公演が初めてということで、何かとご迷惑をおかけしたかと思いますが、本当にありがとうございました。

沢山の方々に支えられながら終えることができた公演でした。

【法】

3ステージ目、盛況で終了

ファイル 643-1.jpg

劇列車定期公演、本日で3ステージ目を、無事終わりました。

様々な課題を残しながらも、概ね好評です。
劇列車の新境地を開きつつあることは確か。
明日1ステージを残して、今日は中締め。
ビールまたはソフトドリンクで、会場で乾杯。
こんな公演はよいですね!

公演では、ビールもソフトドリンクもオーケー。
堅い演劇はごめんこうむる。
大人は楽しく飲んだくれて、こどもはのびのびといきましょうよ!

そんな場を取り戻すための試行としての、劇列車定期公演。
課題はありながらも、楽しくやっています。

まだ見てない皆さん、明日はいらっしゃいませんか?
まだ来ていない皆さんと、楽しく出会いを造ることができたら、とっても素敵です。
写真は、道具を入れて開場した時の明かりです。

素敵な明かりですよ!
【釜】

明日から定期公演

ファイル 642-1.jpg

いよいよ明日から、劇列車の定期公演です。

自分たちを追い込み追い込み、ギリギリのところまで妥協しないことをやってきたことには、自信があります。できているかは、別問題ですが…。

速度とパワー、同時に正確な台詞のキャッチボールができて、はじめて成り立つ30分のかたり劇。
それに芸能としての娯楽性も加味して、ステキな時間をつくることが、どこまでできますか?
あたってくだけろです。

会場は音楽のライブ会場。
狭いスペースで、かたり芝居ライブが楽しめるハズ。

写真は、会場で明かりを入れてみたところ。
こんな雰囲気で、一風変わったかたり芝居二本立ての1時間。

良かったら、遊びにきてみてください。
待ってます。
【釜】

できないなら、自分を追い込めよ

ファイル 641-1.jpg

ひどい芝居をしてんじゃねえよ!どうして、そこまでへっぽこ演劇ができるのか。

自分を問え。

適当なところで、自分を許すな。
ひどい芝居だ!

まあ、うまくても、意味のない芝居や、東京コンプレックス芝居、ネオリベ=ファシズム芝居が蔓延する、この国のミニ東京を気取る福岡のバカどもの芝居よりは、我が劇列車のへっぽこ演劇が、少しはマシだろう。

少なくとも、上から目線はないから。

それにしても、劇列車の芝居はひどい。
それで芝居をしてるといえるのか。
劇列車の演技陣よ。

恥ずかしい。
ひどい!
私も含めて。


死ぬ気で演技しろ。
死ぬ気で演技できないなら、演劇やる意味がない。
何が役者だ。
私を含めて。

【釜】

無事と成功を祈願

ファイル 640-1.jpg

本日は晴天。
夜明け前も雲一つない夜空に、満天の星。

12月になって、やっと銀杏の葉っぱも、見事に黄色になった。
1980年代前半の頃は、11月上旬に見事に色づいていた。
やはり、間違いなく温かくなっている。

それにしても、あの大阪での出来事はなんだ?
もしかしたら、2011年は、日本国に新手のファシズムが台頭した年と記録されることになるかもしれない。

即断はできないが、はっきりと全体主義の傾向を持つ政治勢力が、市民の支持を集めた。
いまの日本に、感性の全体主義に包囲された息苦しさ(文化産業による感性の誘導)を感じているが、本物の政治的全体主義が台頭すれば、たまったものではない。
あの大阪での出来事を考えると、本当に心が重くなるのだ。

4割の市民が反対投票をしたことに希望を見いだして、全体主義を許さない決意を新たにしている。
(個人的にだが…。)

さて、今日の仕事帰りに、定期公演の無事祈願をした。

写真はその時のもの。

いよいよ定期公演が金曜日から。
皆さんのお越しを、お待ちしております。

冷やかしがてらでも、ぶらり覗いてもらっても大歓迎です。

【釜】

雑然と、稽古場

ファイル 639-1.jpg

昨日今日と、北野町の公共施設を2日間借りての、定期公演集中稽古。

ずいぶんはかどり、新作太平伝のメドがたってきた。

僅か35分の、演者2人演奏1人の語り芝居。

劇列車の創造表現力を、一歩高める作品になりそうだ。

35分の作品で何が表現力だ、と笑うなら笑え。
劇列車は、必死にこのオリジナル新作にかじりついて、ようやくモノにしつつあるのだ。

僅か35分のことで…、と笑う人間を劇列車は笑い返す。
35分の作品で…、とバカにする人間を劇列車はバカにして返す。

必死になることに、作品時間の長短はない。

表現力の階段を一歩よじ登ることに伴う、膨大なエネルギーと身を切りあう切磋琢磨に、作品時間の長短が関係あるか。

私たちは、いまこれで精一杯なのだ。
それで何が悪い。

頑張って頑張って、頑張り抜くのだ。
可能か限り、甘い表現には罵倒を浴びせ、叩きのめし、鋭い表現に磨きをかけるのだ。

それが他人から見たら、なんと低い次元のことであろうと、私たちは必死なのだ。

2日間借りた稽古場は、劇で使う道具に雑然としていた。
けれども、それを許していただいた好意に、深く感謝しています。
【釜】

師走

12月に入り、今年も残すところ1ヶ月ですね。

昨日の夜から冷たい風が吹き、冬本番という感じです。


さて、定期公演が近づいて参りました。

のこり、1週間。

明日、明後日は、連日の1日稽古。

激が飛び交う稽古場では、一瞬一瞬が真剣勝負!

その役を、とことん生きて、生き抜いていきます!

【法】

ダメだな

なんというヘタクソ。
なんというダメさ。

本気で芝居をしてるのか!

恥ずかしくて、穴があったら入りたい。

そんなレベルの芝居をしていて、何が役者だ。
役者なんということを名乗る資格なし。
これが劇列車の演技陣だ。
私をふくめて。
あまりにヒドい。
表現の根拠を問え。

表現の強度は、根拠の深さにしかありえない。

ヘタクソに、どこまでの根拠の深さがあるのか。

役者をしなければ、生きていけない。
そういう役者しか、舞台に立つな。
私をふくめて。

【釜】