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記事一覧

「お面を作って変身あそび」を終えて

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2月の最終日、今日は暖かい天気となりました。
梅の花も満開です。

さて、先日のお面づくりワークショップを終えて1週間が経とうとしています。
ワークショップの機会を下さったこどもあーとの皆様には、厚く御礼申し上げます。

お面づくりワークショップは、初めての試み。
市販されている紙皿を使って、自分だけのオリジナルお面に!
そして、ポリ袋をアレンジして衣装も作ります。紙皿お面とポリ袋衣装で変身です(*^0^*)

作った衣装を着て、会場内を嬉しそうに走り回る子ども達の姿を見て、企画した私たちも嬉しい気持ちになりました。
子ども達の喜ぶ顔を見て思いました。今回だけでなく、また機会があればゼヒ行いたい。

製作時間や材料費などを精査して、「お面を作って変身あそび」のチラシを作成してみようと検討中です(*^_^*)

【尚】

お面をつくって変身あそび

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杷木町で、23日(土)・24日(日)と開催された「子ども文化フェスティバル」!

劇列車は、紙皿でお面をつくるワークショップ、『お面をつくって変身あそび』を行いました。

今回のお面をつくるワークショップは、劇列車初の試みでもありましたが、非常にたくさんの収穫のあるワークショップとなりました。

この様な機会をいただき、本当に感謝いたします。

2日間で、約20名の子どもたちが参加してくれました(^O^)親子で参加してくださった方もいました。

本当にありがとうございました(*^o^*)

写真は、ワークショップが始まる前の様子です。

【法】

ワークショップ準備完了!

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23日土曜日と24日日曜日に開催される『子ども文化フェスティバル』。その中で実施する劇列車『お面をつくって変身あそび』。準備完了しました。紙皿でお面を作って、被って遊ぶのです。

子どもがお面をつくるための見本面を、写メに収めてみました。
色を塗り加工したかぶり面『ライオン面』。紙皿素材の色を生かしたかぶり面『ネコちゃん面』。同じく素材の色を生かした飾り面の『ウシさん面』。皿を黒く塗った手持ち面『ハロウィン面』
。いかがですか?

製作が中心となるワークショップですが、楽しんでもらえると思う。土曜日は15名参加ですから、テンテコ舞いするかも…。

そして、お面見本を作りながらアイデアを練っていたのが、新作仮面人形演劇『阿弥陀が峰の怪』です。

朝倉地方の民話を、斬新なスタイルで劇化してみようというもの。
怪物には自作神楽面。人物たちは人形と人間のコラボで。

ストーリーは、子どもを怪物の生け贄にする村で、子どもたちが力を合わせて怪物をやっつける話。そして子どもを生け贄にしてきた大人たちが恥じるという話。

現在とリンクさせる想像力で、仮面人形演劇にしてみたい。だって、子どもを放射能汚染の生け贄にして、経済成長することを恥じない大人たちがたくさんいる国だから。この国は…。

うんうん、だんだん見えてきたゾ。次の作品の輪郭が見えてきた。

問題はこれを短編で作るか中編で作るかだ。これは、じっくりと思考を練り上げてみたい。

【釜】

巡回公演さっそく

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今月初め、学童保育所へ郵送した巡回公演のご案内。

さっそく!公演の依頼をいただきました(*^o^*)

演目は『へっぴりよめさま』と『たんぽこたん』の予定。

今回2回目となる学童保育所ですが、2年ぶりにおじゃまするので、半分以上が初めて会う児童たちになるでしょうか。

今から楽しみです♪

【法】

仮面づくりの1日

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梅香る早春。耳をすますと春の足音。

昨日は『子どもフェスティバルちくしの』第二回実行委員会出席。子どもが心身を開放して遊べる場を、筑紫野の大人たちが毎年作っています。今年は4月28日に、カミリアで開催。劇列車は、昨年に引き続き民話劇で参加です。

今日は午前中に、仮面材料を求めて百円ショップをうろうろ。
午後から、くるめ市民劇団の仮面をスプレーペンキで塗る。いい感じ。この方法で全部仕上げたい。

それから、今度の土日の『お面をつくってへんしん遊び』劇列車ワークショップに向けて、見本面づくり。ジャン!紙皿ライオン面です。写メは、いかがですか?

2時間1コマのワークショップで、子どもを補佐して、紙皿お面づくりに90分かかるかな…。子どもが興味を持って充実感を持つことができるように、乏しい時間の中で工夫を重ねています。
今後、劇列車独自の仮面ワークショップを編み出していきたい。

それにしても、子どもの未来には、軍備と放射能と格差が待ち受けるようなご時世。

強い大人が『今がよければそれでいい。未来は野となれ、山となれ』という世界観で、この国をミスリードしつつあるのではないでしょうか。

軍備を持って戦争して、命を奪われるのは若者たち。兵士になるのは、貧乏な家庭に育った若者たち。

福島県で、子どもがめったに発症しない甲状腺ガンが子ども3名に見つかるものの、原発事故との関連が直ちに否定され、原発再開が目論まれる。

生活保護が切り下げられると、低所得層の生活底割れか心配される。
保護家庭の子どもたち、就学支援を受ける子どもたちの生活と文化水準は、どこまで下がることになるのだろう。

そんなこんなが、偏狭なナショナリズムと経済至上主義、学説というより信念〈宗教といってよい〉新自由主義政策の下に推進される。

どんな子どもでも、スクスクと健全に育つために努力しない社会は、ギスギスした嫌な社会だと思います。

演説になったかもしれません…。仮面ワークショップで、子どもにいい時間を作ろう。そんなことに没入していると、社会を急速に右旋回させている主張が、強い大人の理屈を振り回しているだけに思えてくるのです。

子どもと歩む道から、きちんと社会が見えるのだ。
【釜】

着々と。

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新年度事業のために、助成金申請の季節。
三つの助成金を申請する。

一つは、定期公演をこども無料、親子低額にするための助成金申請。

二つ目は、こども文化体験教室実施のための助成金申請。
参加費200円という低額を実現するための助成申請だ。

三つ目は、巡回公演に対し費用負担が出来ないところに行くための助成金申請。
寄付と助成金で、公演を実現しようと考えている。

総額で50万円以上の申請金額となり、劇列車の年間財政に占める割合は、4割前後になる。

さて劇列車財政は、基本的には自力であることが望ましい。なぜなら、助成がなくなれば、事業が萎むからだ。自力が基本だと心配がない。
一方、助成があることで、参加費やチケット金額の低額負担を実現できる。
広がる経済格差が、文化体験格差に直結しないように。逆に文化体験格差を埋めていく。これが劇列車運動でもある。
そのために、意識的に低額負担実現へと舵をとってきた。

自力財政と助成金の両立は難しい課題だ。
低額負担を崩さず、助成金に頼らない財政をつくるには、自前の寄付制度導入などの検討が必要だろう。

望ましい財政のあり方をめぐって、悩ましい試行錯誤が続く。
だが、実務と夢が活動を支える。しっかりやろう!

【釜】

笛と仮面

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梅が咲く。
毒々しい風が吹くこの国にも、春が近づく。昔、国破れても山河は残ると詠まれた。だがこの国は、国破れて山河が残らない国になった。放射能汚染で人が住めない土地を生み出しながら、ふるさとを追われた人々に十分な保障すらないのだ、この国では。

それでも、私たちは生きている。こどもには未来が必要だ。絶望はたやすいが、こどもの未来のために希望を紡ぐのは、大人の責務なのだ。
こどもの希望を紡ぐことにつながる活動を、足元を固めながらしっかりと進めよう。
劇列車運動は趣味でも余暇でもない。社会参加である。私にとっては生き方である。

さて巡回公演が落ち着くこの時期に、次期作品創造のためのスキルアップも大切だ。

私も篠笛(リコーダー式)に挑戦中。笛の使い手が二人になれば、劇中生演奏が基本の劇づくりに、多様性が生まれ、幅が広がる。
いま取り入れている楽器は、シンセサイザー、笛、和太鼓、鍵盤ハーモニカだ。これで劇中の音楽を奏でている。その中の笛の幅を広げたい。

また「仮面劇の劇列車」と言われた特質を生かして、積極的に仮面と人形を使った劇づくりを行い、そのクォリティーを上げる。
まずは、仮面の造形美術的側面に光をあて、しっかりとした造形作品として仮面を作る。
今は、ヒョットコ面の新作に挑戦中。すてこ恋唄に使う予定だ。
その次は「翁面」に挑戦予定。完成すれば、へっぴりよめさまのニワカ面をチェンジするつもり。
太平伝では、神楽面を備中神楽工房から購入したが、神楽面も自作する。

劇列車の使う和紙を固めていく製作技法は、調べてみると石見神楽面製作技法と同じ。和紙仮面で神楽面の製作が出来るのだ。

一つひとつ、いままで出来なかったことを出来るようになっていく。それが次の作品につながる。そして、質の高い良質な作品を、活動持続ができる範囲の低額で、こどもに届ける。

考えただけでも、楽しいことだ。心に思い描くものを実現するため、一歩の歩みを大切にして歩く。
いままでも、そうやって亀の歩みを歩んできた。いまからも、そうなのだ。亀の歩みで、けれども休むことなく、一歩一歩を歩く。

【釜】

劇団通信vol35号、発行!

昨日は雪が降りました。
今日も、日差しは暖かいものの、空気の冷えた一日となりました。

そんな中、劇団通信35号の発送作業!
3人がかりで、約2時間30分の作業を終えました。
わずかの合間をぬって、エイサー・お囃子メドレーの新レパートリーも練習。
篠笛2本による「ふるさと」演奏も、なかなかいい感じに仕上がりそうです。

ところで、今回の劇団通信特集は「いろんなこどもたちに劇を!劇列車2013年巡回公演」です。
なぜ子どもに文化が必要なのか、子どもにとっての劇鑑賞体験について触れています。
私たち劇列車が劇づくりを行う時に、絶対に大切にする部分です。

(劇団通信最新号は、HPでも閲覧できます(^0^)こちらをクリック。)

――“いろんな”こどもたちに劇を!文化を!
子どもにとって“豊かで健やかな”成長が保障されるには、大人達による努力と働きかけが必要不可欠です。
劇列車はどうあるべきか、私たち個人はどうあるべきか、劇団通信発送作業を行いながら、話に花が咲いた時間となりました。

さあ、明日もがんばろう!

【尚】

嬉しい悲鳴

「げきであそぼ!」が終了し、助成金や名義後援をいただいた各関係機関への報告書作成に追われております。

3月末日が事業年度の区切りとなっている劇列車ですが、毎年のごとく、年度最後の月まで公演やイベントが重なっています。

嬉しい悲鳴です(>_<)

あれはいつまでこれはいつまで…と、ひとつひとつ抜け漏れのないように手帳と睨めっこ。


また、今週末には、劇団通信を発送します。

年度最後の発行となる通信と、公演イベント案内とを一緒に、読者の皆さまへお届けいたしま〜す♪

【法】

紙皿お面!!

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暖かい春の日差しの1日。気持ちがフワッとなる1日。

今日は紙皿お面第一号を完成!!百円均一で買った紙皿を、お面に変身させてみました。
これは劇列車が担当するワークショップの準備です。

2月23日土曜日と24日日曜日に実施される「地域子ども体験事業〜子ども文化フェスティバル」(主催・特定非営利活動法人はき子ども文化ゆめ基金)で行うワークショップです。

昨年は劇あそびを正面からやってみましたが、気軽に立ち寄った子どもたちには、劇あそびはヘビィです。それで今年は「お面を作って変身あそび」。
工作と「なりきり遊び」を1時間半でやろうというものです。

昨年の「朝倉市国際こども芸術フェスティバル」に出演していた時のこと。お客様の何気ない一言から「劇列車は仮面劇グループなのだ!」と気づかされました。だったら、仮面の造形的表現の追求は、今年のチャレンジ課題です。そう思って、いま仮面造りのスキルアップにチャレンジ中。

今回のこども向けワークショップでは、仮面劇劇列車の特色を生かして、「紙皿お面とビニール衣装を作ってなりきり遊び」を企画しています。

今日は、絵の具・マジック・サインペン・折り紙・クレヨンを使って、小学生が簡単に出来るお面見本を作成してみたのです。いかがですか?

写真は名付けて「ジャングルお化けお面」(笑)。これから続けて、ライオン・猿・カッパ、と見本を作るつもりです。

【釜】

忙しい時期だからこそ。

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本日は、朝倉市杷木町の子ども未来館で活動している子ども劇団たーびゅらんすのお手伝い…のはずが、午前と午後の時間を間違えて把握していたという大失態(‾_‾;)
午後からは劇列車の稽古。こちらも何とか時間をまんぐって予定を組んでるところで、他の日にずらせそうにもなく(>_<)
結局たーびゅらんすの稽古には、予定時間の半分しか参加できませんでした(__;)
たーびゅらんす関係者のみなさん、申し訳ありませんでした!

写真は、劇列車の稽古時間をさらに削って、学童保育所などに送るチラシの発送作業の様子。
忙しい時期だからこそ、自分を戒め、丁寧な作業を心がける必要があるのです!

【尚】