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結婚披露宴を体験!

ぺんぎんさんの結婚披露宴が、昨日無事に滞りなく終わりました。

結婚披露宴司会、お囃子エイサーを使った入退場、それから余興でのお囃子エイサーミニライブ。初めての経験でしたが、なんとか無事に終えました。反省はいくつかありますが、次に生かしていかたいものです。

それから劇列車にとって、一番大きな収穫は、私たちの音楽演奏担当兼役者の弥永が、披露宴司会に力を発揮したことです。なかなかの司会ぶり!これだったら、もし機会があれば単独司会で十分いける。新しい収穫でした。ぺんぎんさん、いろいろお世話になりました。お二人の末永いご多幸を、お祈り申し上げます。

さて劇列車は、8月16日の学童保育所公演に向けて、稽古開始となります。12月定期公演で御披露目となる新作「鬼ばばあの糸つむぎ」の脚本執筆もスタート!
初演を終えたばかりの「タヌキとゆうれい」が開いた仮面と人形の民話劇新境地を、「鬼ばばあの糸つむぎ」にて、もっと押し広げる。
そんな気持ちで、脚本執筆に取り組みはじめました。

【釜】

おめでとうございます!

明日は、劇列車がお世話になっているぺんぎん一座さんの結婚式と披露宴。

私たち劇列車は、披露宴司会と、余興の出し物「お囃子とエイサー」をすることになります。今日は午後から、式場打ちあわせと下見です。
そのままぺんぎん一座さん宅で宿泊。明日の披露宴に備えます。ぺんぎん一座さんにお世話になります。

劇列車とぺんぎん一座さんとの出会いは、2010年6月。私たちが影絵チャレンジを考えた時に、ぺんぎん一座から教えを乞うたことがきっかけでした。
移動巡回公演が多く、普通の室内を劇場にする私たちは、真昼の室内を暗くする労力と所要時間を考えて、結局影絵表現に踏み込むことをしませんでした。(代わりに仮面と人形を使った表現へ進みました)

けれども、ぺんぎん一座さんとのお付き合いは続き、劇団ニュースのやりとりを欠かさず、毎年の秋月語りのまつりで交流を深めてきました。

ぺんぎん一座さんは、お一人でアチコチに飛び、子どもたちに影絵や紙芝居などを披露してあります。
働き盛りの男性が生業をもちながら、子どもと生きる文化活動に取り組むことは、この国で容易ではありません。会社人間であることが職業人の常識という風潮が強まっている社会で、ぺんぎんさんのような方は、ほんとうに少ないのです。時々お会いして、おしゃべりをする機会をいただいた時、いつも勇気と元気をもらってきました。

ぺんぎん一座さん、ご結婚おめでとうございます!お幸せに。結婚披露宴司会、しっかり務めさせていただきます。

【釜】

秋月100人の意味を考えて

20日の民話劇をみよう会に、100人に集まっていただいた意味を考えてみたい。

そもそも、20〜30人も集まれば…と考えていた企画に、あれよあれよという間に60人、70人、100人と集まっていただいた。ありがたいことだ。
久留米から筑紫野からも、集まっていただいた。そしてもっとも多かったのは、地元秋月の子どもや親子。

つまり、民話劇をみよう会で、私たちは地元の子どもたちや親子の皆さんと、出会いをつくることができたわけだ。これは劇列車が秋月に根付いていく上で、とても大切な宝となった。

一方、集まっていただいた人数が増えるにしたがって、バーベキュー会も大盛況となり、私たちだけでは回せなくなっていた。
ろまんの道鹿田御夫妻、九十九さん御夫妻、池田屋さん、それから劇列車維持会員の馬場園さん、江頭さん、お手伝いで来ていただいた井上さん、とにかくたくさんの皆さんに手伝っていただいた。とても助かった。
以前劇列車は、全部自分たちで回し、自分たちで賄える範囲のことしか出来なかった。それが、支えていただけることで、もっとおおきなことが出来るようになっている。これもありがたいことだ。大切な宝である。

秋月で劇列車がやるべきこと。それは二つある。
一つは、秋月を訪れる観光客の皆さんを対象とした「秋月昔ばなし劇場(仮称)」の定期開催を実現し、秋月観光に文化の彩りを加えること。
二つ目は、今回の民話劇をみよう会のように、地元の子どもたちや親子を交えて、面白いことをやっていこうよ!というもの。つまり「おらが手づくり文化」づくり。ここに劇団があって良かったな!という相互関係づくり。

この二つがみえてきた民話劇をみよう会だった。
「秋月昔ばなし劇場(仮称)」は9月から。民話劇をみよう会は、来年も続けていこうという話しになってきている。

秋月での劇列車。発車しましたよ!

【釜】

初演会は大盛況

昨日の「タヌキとゆうれい」初演会、無事に終了いたしました。

夏休みの初日に夕涼みをしながら、民話劇を見よう!をコンセプトにチラシ配布をしたところ…

なんと!
大人子ども合わせて約100名の方々に来ていただきました(*^o^*)

そして、バーベキューにも50名の方が参加♪

民話劇が終わった後のお客様の表情を見ていると、楽しいひとときを過ごして満足していただけたのではないかと思っています。

また、バーベキューの準備から後片付けなど、何から何までお手伝いいただきました、ろまんの道関係者の皆様、ありがとうございました!

私たちだけでは成功できなかった初演会。

たくさんのお力をお借りして、大盛況となりました。

本当に感謝、感謝です!

【法】

本日!民話劇をみよう会

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本日19時から、朝倉市ろまんの道で、民話劇をみよう会が、いよいよ開催。70名弱のお客様になりそう。
会場のロケーションは、こんな感じ。自然の中での半野外劇を、野外で観覧する野趣溢れる企画です。日没後すぐの時間ですから、日差しにあてられることはありません。
風に吹かれに納涼を兼ねて、いらっしゃいませんか?
観覧無料!

【釜】

いろんなことを考えて。

今回の参院選は怖い。昨年の年末に予想した悪夢が、全く当たっている。政権政党の代表者たちの口から、国防軍だ、命令違反は軍法会議で死刑だ、などなど人 の命を軽んじ、歴史に学ばない極めて好戦的なコトバが、ポンポン出てくる。

戦争で人殺しをさせられるのは、政治家たちではない。若者である。平和憲法を絶対に守り、子どもたちの世代に渡さなくてはならない。憲法に守られた人生を送ってきた大人の責務だと思う。

それにしても、おかしいのはマスメディアだ。憲法を足蹴にして過激に妄言を吐く政治家たちを、なぜ批判しないのか?
子どもの幸せと人間らしい成長を祈る大人たちは、いまから勇気と決意が問われいくだろう。自分の勇気を育んでいかなくてはならぬ。

さて、秋月での民話劇を見よう会は、約60人の観覧者になりそうだ。地元の子どもと大人の皆さんが、たくさん来ていただける。
もっと増えるかもしれない。ありがたいことだ。賑やかな会になるに違いない。

秋月でのけいこは、観光客を相手に毎月の短編民話劇上演会を生むことになった。早い話が、投げ銭方式の毎月定期公演だ。真冬を除いて、今年は11月か12月までするだろう。
それだけではなく、
地元に根ざしながら、劇団があることで何かしら面白いことが生み出される、最初のご縁が結ばれるかもしれない。
毎月定期公演と、地元に感謝され根ざしいく取り組み。少しずつ、秋月に仮定住を始めた意味が出てきている。

【釜】

今日は会場レイアウト

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今日は、かんかん照りの晴天でした!
来週の秋月夕すずみ会へ向けて、会場レイアウトや舞台配置の確認を行いました。

写真は、その様子です!
なんともワクワクするような会場ですね~。
写真を撮りながら、私がお客さんになりたい気持ちになりました(*^0^*)

来週はここで、どんな方々と出会えるのかな~。ドキドキわくわくします!

さあ、これからまだまだ小道具づくりがんばるぞ~!

【尚】

あと一週間!

さてさて、「タヌキとゆうれい」初演会まで、ちょうど一週間となりました(*^o^*)

朝倉市教育委員会の名義後援をいただいている為、木曜日には、児童のみなさんへのチラシ配布のお願いに秋月小学校へ。

お話ししたところ、快くチラシ配布を承諾していただきました。ありがとうございました!

また、会場となる「ろまんの道」の鹿田さんのご尽力もあり、地元秋月に住む親子の方々も観に来ていただき、バーベキューにも参加してくださります。
本当にありがとうございます!

夏休みの初日に、親子で楽しめる会になるよう、あと一週間、できることは全てやり尽くします!


【法】

一つ一つ、小さな幸せ

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ほら、夏の夕空に入道雲。今年初めてみた。なんだか…幸せ。

テレビドキュメント『標的の村』。沖縄の高江でふつうに生きる人々が、米軍ヘリパット建設と非暴力で闘うドキュメント。昨年9月のオスプレイ普天間基地配備の時に、基地ゲート前に座り込んだおじいやおばあたち。機動隊にゴボウ抜きにされるおじいやおばあを、アサドヤユンタを歌って励ました女性がいたそうな。どうしても映像を見たかった。見つけたよ、劇場版『標的の村』予告編をユーチューブで。
歌いながら涙をふく女性に、ゴボウ抜きにされているおじいやおばあから、声がかかっている。『がんばれ!聞こえているぞ!がんばれ!』と。やっと見ることができた。人間の決意と勇気、そして尊厳。何度もみた。そして、毎回涙が出て止まらない。涙をふきながら歌う女性。彼女の歌が、オスプレイ配備に抵抗して座り込んだおじいおばあを励まし、涙に詰まる歌う女性を、ゴボウ抜きされながら、おじいとおばあが励ます。『がんばれ!がんばれ!聞こえているぞ!』と。
素晴らしい人間の尊厳に、映像を見ることができて、幸せ。

今日の稽古の終わり、空は夏の星座。さそり座、白鳥座、天の川。夜の暗い秋月のステキな星空。見ることができて、なんだか幸せ。

【釜】

自分のコトバでね!

8月11日は久留米空襲のあった日。

その日に、空襲中心地の後に立つ金丸コミュニティーセンターに集まって、キャンドルを灯して、歌を聞き、平和をおしゃべりしませんか?それが『ぴーすきゃんどるナイトくるめ』。劇列車の主催イベントです。お問い合わせ下さい。

平和を自分のコトバで語り、自分のできることをする。一人でも出来るし、一人でもやる!けれども、一人が二人になり、もっと増えていくと、そこには一人ではできないポリフォニーが生まれる。そんな会を作り出す。

平和が大切なのは、大人より子どもだ。この国を覆う好戦的空気を為政者がひっぱり、醸し出される空気に乗じて、為政者自身が平和主義憲法を破壊しようとしているのが今だ。戦闘という名の人殺しに駆り出されるのは、大人ではない。青年であり、未来の青年である子どもだ。だから、大人も子どもも対等におしゃべりできる会にする。そんな会を作り出す。

既成の政治のコトバで語らない。既成の運動のコトバで語らない。既成の組織や団体に頼って、自分が動かないことの言い訳をしない。
自分のコトバで語り、自分の目で見て、自分の足で立つ。人間として。そこにはエライ人はいらない。みんなが個性的でありながら、同じ高さで並んでいる、そんな会を作り出す。

子どもと大人が対等で、だれもが同じ人間で、誰かのおしゃべりに耳を傾け、私のおしゃべりも聞いてもらえる。そんな、ありそうでどこにでもはない、けれども、どこにでもあって欲しい…、そんな会ができれば、とってもステキ!とは思いませんか?

ぴーすきゃんどるナイトくるめ。
8月11日19時から。久留米市金丸コミュニティーセンターにて。晴天であれば、外でやりますよ。覗いてみてね!気軽に飛び入り歓迎!
参加費無料。

【釜】

軽い話しですが。

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写真のキャンドルは、ブログで告知してきた7月20日の『タヌキとゆうれい』半野外劇の時に、舞台をキャンドルで囲むための実験写真です。

一年で最も日の長い季節です。キャンドルは見えるかなぁ、と思いきや、19時半の公演終了時に、キャンドルがこんな風に見えているはずですよ。

日中の暑さも収まり、山をふきおろす冷気が風に混じりはじめる黄昏時。半野外劇を野外で見る企画。
私たちの劇も頑張りますが、地球の自転、天空の移ろいを全身で感じる楽しい時間になると思います。
黄昏が深まるにつれて、写真のように映えていくキャンドル。気持ちが落ち着いていく、癒やしのひとときです。

さて蚊とり線香は、バンバン焚きます。虫よけスプレーも準備しております。虫と戯れ、キャンドルと提灯に照らされた民話劇を、野外でごらんあれ。飲み食い自由、アルコールも自由。

野外の心地よさにひたるひとときを、秋月でどうぞ!

【釜】

人と人の思いを結ぶ

たんぽぽプロジェクトの寄付呼びかけに応答を返して、寄付をしていただける方々がポツポツと現れています。ありがたいことです。

人が呼びかけ、人が応える。それが、対等で水平的な応答関係の構築で行われる。そんなことこそ、いま大切なことなのではないでしょうか。そう思えてなりません。

さて、たんぽぽプロジェクトは、私たちの巡回公演が『お金はないが思いがある』ところへ行って子どもと劇の出会いを造るために、上演費を市民寄付で募る!というプロジェクトのことです。

お金のないところには無料で行けばいい!と考えて、無料に近い上演費用で巡回もしてきました。けれど、やればやるほど、なんだか『これは違う!』と思えてきたのです。

私たちの巡回上演は商売ではありません。上演費は巡回参加者の交通費と作品製作費、活動継続の諸費用から割り出されています。
つまり、活動を持続させるための必要経費が上演費なのです。
そのためのお金をいい加減にしない。それを巡回側も呼ぶ側も大事にすることで、初めて『劇上演で素敵な時間の広場』が出来ていくようなのです。そんなことが、ここ数年の巡回経験で見えてきました。

お金のないところへはタダで行く!ということは、活動持続に関わるお金の問題を真面目に考えてないということだったのですね。
だから、寄付を呼びかけたのですが、その応答が返ってくるようになりました。寄付のお金だけでなく、皆さんから心の食べ物をいただいているようで、ここに厚くお礼申し上げます。

もう少ししたら、寄付をしていただいた皆さんに今度は私たちが応えて、たんぽぽプロジェクトによる公演先を、市役所や教育委員会などにも相談して決めていきたいと思います。

【釜】

何度も手直し~道具に稽古に

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本日、筑後地域には大雨警報が出されました。
久留米では断続的な大雨でしたが、バケツを何杯ひっくり返したか分からないほどすごい雨でした。

さて、7月20日(土)に初演の「タヌキとゆうれい」。
着々と稽古は進んでおります。同時に、人形・仮面作りも急ピッチで製作。
限られた時間の中でも、いいものをいいものを創ろうと、何度も手直しが入ります。

今回の企画は、秋月で定期的に公演を行うことに対する手応えを確認したい企画でもあります。
作品作りだけでなく、会場レイアウトなどにも気を配っています。

みなさまどうぞ、7月20日(土)は、秋月ろまんの道へ。
19時より開演いたします。

上演後はバーベキュー大会。もしよろしければ、こちらもどうぞ(^^)

【尚】

地域って…。

昨日は、蜩の鳴き声を聞いた。今年はじめて。

劇列車にとって『地域』は、行政単位のエリアでない。もちろん行政単位を無視するわけでもなく、敵視するわけでもない。ただ地域学でいう『地域』の考え方が、私たちに最もスッキリと体に合うので、地域学の考え方で『地域』を見ているわけだ。

さて、それは『自然的な区分を基礎にしており、その上に文化的な差異が乗っているもの』である。
つまり、私たちにとって地域とは、筑後川流域圏。北を筑紫山地、南を耳納山地に挟まれた筑後川支流域まで含む、筑後川流域圏のことである。
この自然的ひとまとまりの空間に、久留米市、朝倉市、うきは市、小郡市、大川市、大刀洗町、筑紫野市、東峰村、筑前町が入る。
この範囲が劇列車の活動圏とぴったり重なり、また私たちの定住圏として日常の移動範囲である。

私たちにとって地域とは、『駅から何分といった交通手段の便宜や、文化施設の利用のしやすさ、福祉施設の完備』といった自然環境と切れた近代的空間ではない。

宗教学者ミルチャ・エリアーデは『空間を聖なる空間と俗なる空間に区別して、俗なる空間には中心がない』と言っているが、つまり自然と切れた近代的空間は、均質化したのっぺり空間なのだ。
自然のヒダをたどっていくことで、英彦山の霊気や修験道が見えてくるし、路傍のお地蔵様に、人々の祈りを感じることが出来る。自然と対峙もしてきた人間の歴史の厚みの地層、祭礼としての芸能、精神文化の地層も見えてくる。

私たちにとっての地域とは、そんな自然のヒダをたどる地域である。

秋月に稽古場を移転させた劇列車は、久留米から離れた訳ではない。もともと私たちの地域概念では、生きている地域の中で、活動に相応しい場所を見つけたと言うことなのだ。
そして秋月での活動定住がしっかり定まっていけば行くほど、私たちは地域で豊かに活動出来ていくに違いない。そんなことを予感する毎日だ。

子どもと演劇を軸に考えて活動する劇列車だが、秋月で何かが始まる胎動も予感している。けれどもそれは、もう少し秋月で過ごさないと見えてこないものだ。

皆さん。7月20日土曜日19時から、秋月での初企画『民話劇をみよう会〜タヌキとゆうれい』に、いらっしゃいませんか?親子で、子どもだけでも、大人だけでも大歓迎!

地域の中に楽しい時間。大人も子どもも一緒、お金のあるなしに関わらない、地位や名誉の看板もいらない、ひとときの『ひろば』をつくりたいものです。
それは、言うは易く実現は難しい。そのための、ほんの最初の一歩が、『民話劇をみよう会』なんです。

【釜】