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記事一覧

劇団HP更新しています

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人とつながっていくために、私たちのミニメディアを一つひとつリニューアル中。
HPも、その観点で更新されています。以前に比べて、私たちがやっていることがわかりやすくなったと思います。

まだまだ工夫の余地はあるのですが、一つひとつを工夫中です。

良かったら、HPを覗いてみてくださいね!

【釜】

届きました!演劇作品パンフレット

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本日は、劇列車の稽古日。3時間かけてミーティングを行い、1時間を稽古の時間にあてました。
1月に入ってから週1回の稽古、計4回を行いましたが、ようやく協議事項もひと段落。ミーティングにかけた時間は何時間としれません(● ̄▽ ̄●)

新作お囃子や、太鼓曲も検討し、練習を始めました。
お囃子・エイサーライブの内容もレパートリーを増やしていきますよ~(*^0^*)

自宅に帰ると、上演作品パンフレットが届いていました!
何回も校正を繰り返した上演作品パンフレット。寝る間を惜しんで仕上げました。
印刷所から届いたパンフレットに、感無量です!

【尚】

お申し込みは、お早めに!

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人形げきであそぼ!のお申し込みが、早くも定員の半分に達しています。

月曜日に市教育委員会にチラシ配布を依頼して、本日でまだ4日目です。もう定員の半分が埋まる勢いで、お申し込みが相次いでいます。

ご検討中のご家庭の皆様、お申し込みはお早めにされることをお薦めいたします。
定員に達した場合、体験講座の性質上、残念ながら締め切りとなります。

お申し込みは、お早めにお願いたします。お問い合わせは、劇団までお気軽にお問い合わせ下さい。


【釜】

人形げきであそぼ!受付開始

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久留米市全小学校の子どもたち約二万名に、チラシ配布ができたと思ったら、もうお申し込みがありました。反応が早くて嬉しい限りです。

受付が始まっています。ご関心のある方は、劇団までお問い合わせ下さい。

2月15日土曜日
10時〜16時
金丸校区コミュニティーセンター(久留米市)にて
参加費200円
講師は、人形劇団ののはなのお二人。
定員20名(先着順受付・小学生対象)です。

子どもたちが、想像力を駆使して、たくさんの子と一緒になって遊ぶ体験の場。それが人形げきであそぼ!
劇列車「子ども文化体験事業」の一環です。

写真は、劇団研修で訪れた宮崎県高千穂向山の一本杉。
徹夜の神楽を見た後、青空を背景に清々しくスックリ立っていました。

【釜】

高千穂の夜神楽へ!~劇団研修

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昨日と今日は、劇団研修で高千穂へ。
夜通し舞われる夜神楽見学に行ってきました(^^)

高千穂町向山にある、山中神社へ奉納される夜神楽を見学させて頂きました。
夜通し15時間舞われた神楽。途中では、夕食・夜食と、一夜限りの氏子である私たちにもおもてなしを頂きました。

小さな子から青年、中年、おじいちゃん世代の方々までの男性陣が、15時間ずっと交代交代で舞いに太鼓に笛に…とお忙しそうでした。
お話を伺うと、なんとたったの11世帯で、賄いも含めて夜神楽を続けているとのこと。
1世帯当たりの負担はかなり大きいだろうと予想できます(@_@;)

精一杯されてあるからか、私たち一夜氏子もしっかり見なくてはという気持ちになります。
眠い目をこすりながら、『眠っちゃいけない!』とばかりに一晩中笛や太鼓の音を聴きながら、舞に見とれていました。

高千穂神楽と一言に言っても、集落ごとに微妙な違いがあります。
その一つ一つを、コミュニティが保存・維持していくためには、とっても大きなエネルギーを使うことになります。
コミュニティが小さければ小さいほど、その負担はより大きいでしょう。

全国的にも有名な高千穂神楽でさえ、一部の集落では神楽を奉納することをやめざるをえなくなってしまっているそうです。
人的な悩みや経済的な悩み…挙げればきりがありません。

コミュニティの中で芸能が果たす役割とはなんでしょうか?
“夜神楽があるから”と目的に向かって力を合わせること。放っておけばバラバラになってしまうコミュニティ内の人間関係を、つなぎなおすためのきっかけにも一役買うでしょう。

今回の2日間は、長年庶民の間で手渡されてきた民俗芸能の力強さ、おおらかさ、優しさに触れさせて頂けた素晴らしい研修でした(*^0^*)

とはいえ、徹夜の体はきつい…ブログを書きながら瞼が落ちています(笑)

【尚】

あらゆる子どもって?

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私たちが掲げる「あらゆる子どもたちに劇を!文化を!」という劇列車の理念は、もしかしたら、もう少し説明が必要なのかもしれない。
わかりにくいのかもしれない。

「あらゆる…」とは「どんな子どもにも」ということだ。

最近のことだが、「親子読書地域文庫全国連絡会」の2013年全国交流集会アピールを読んだ。そこには、こんな文章が載っている。

「たとえどのような環境に生まれ育つ子どもであっても、自由て豊かな読書体験が保障される社会を実現したい」

全くそのとおりだ。劇列車の理念と全く同じものが、ここに掲げられている。私たちの「あらゆる…」とは、「どんな環境に生まれ育つ子どもでも」ということである。
他人のふんどしで相撲をとるようで恐縮だが、親子読書地域文庫全国連絡会の述べる文脈と、私たちの文脈は、全く同じだ。

どんな子どもも、生まれを選べない。だからこそ、どんな子どもでも人間として発達する権利が保障されなくてはならない。私たち劇列車は、それに応えて「子どもの発達を保障しようとする演劇文化運動」なのだ。
私たちだけでは無力で非力だが、同じ道を歩むまだ見ぬ仲間たちがアチコチにいる。

どんな生まれ育ちの子どもでも大切にされる社会が出来れば、その社会は平和で助けあって生きることができる社会であるはずだ。
けれどもそれは、私が生きている間に見ることが出来ぬ社会であろうし、劇列車の仲間たちも、生きているうちに誰も見ることの出来ぬ社会かもしれない。だが、劇列車を生きるとは、競争でなく助けあいを、暴力ではなく平和を選択して生きる「生き方」なのだと思っている。

さて私たちは、5年後の劇列車に、明確で具体的な中期ビジョンを持っている。具体的なことを詳述はしないが、低額で良質な巡回公演にて、子どもたちに劇を届ける。そして、きちんとお金を稼ぐ。稼いだお金を、「どんな子どもにも豊かな文化を」という事業に惜しみなく注ぐ。
そんな循環が劇列車の活動で出来ている。それが5年後だ。
私たちは稼ぐ。子どもが大切にされる社会づくりのために。
人々の幸せのために、お金はあるのだ。そういう価値観に明確に立つ。

劇列車は、低額で良質な演劇作品づくりを、ようやくできるようになった(と思っている)。
だからこそ、どんな子どもにも人間的発達が保障される事業を進める時がやってきた。ようやくその時期がやってきた。

これが劇列車12年目の1月に思うことだ。

【釜】

「人形げきであそぼ!」

先日、「人形げきであそぼ!―こどものための1日体験教室」のチラシが到着しました。

今日は、久留米市内の小学校に配布していただくための準備。

各学校の児童数ごとに封筒に入れていきました。
このチラシが子どもたち1人ひとりの手に渡ることを想いながら(*^o^*)

作業時間は、3人で約2時間。

近々、久留米市教育委員会を通じて、久留米市内の小学校へ配布していただきます。


「人形げきであそぼ!」は、小学生を対象にした1日文化体験教室です。

子どもゆめ基金の助成金事業のため、参加費200円と、低額で体験できます。

詳細は、劇列車ホームページのイベント情報に掲載しておりますので、是非、ご覧ください(^O^)

【法】

一つひとつに手を抜かない

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今日は部屋に籠もって、「ゆきとかんたとももん爺」のあらすじ推敲、それから劇団通信38号執筆。

どちらにも細心の注意を払う。特に劇団通信は、読者目線でいままでの通信のあり方を突き放してみて、再検討している。気疲れする作業だ。

いま劇列車は、どこにでもありそうで、どこにもない演劇集団になっている。これが、まだ多くの皆さんの目のに入らないのは、ひとつ一つの活動が、芽をふき二葉になったくらいの状態だからだ。
だからこそ、活動を育て、多くの人々の目にとまるものにしていかなくてはならない。

ひとつ一つのことに、手を抜かない。限られている財政を有効に使う。2014年度巡回公演案内パンフレットも、つくり直しを事務局長が頑張っている。

劇列車の5年後は、わかりやすくいえば、児童館機能を持った創造集団になっていることだろう。
高い創造力を持ち、年間20〜30回の巡回公演を行っている。同時に創造の場の隣には、子どもが気軽に遊ぶ居場所があり、そこでは読みきかせや工作教室があっていたりする。何もない時でも、ミニ図書館となっているから、いつでも子どもが遊びに来ることができる。

それが5年後の劇列車なのだ。
そして、児童文化創造を実践するメンバーを養成する養成講座も始まろうとしている。それが5年後なのだ。

これは夢想ではない。現実的努力目標なのだ。だからこそ、いま、ひとつ一つに手を抜かない。ひとつ一つを高みをめざす。5年なんて、あっという間に来るのだから。


【釜】

積み上がっていく準備

少しずつ日差しが強くなる。最も厳冬期に入ったが、日差しは春へ向かっている。自然の移り変わりは、毎年見ていても飽きることがない。というか、同じ場所であっても、毎日風景が違うのだ。風、雲、日光、名もなき草木が織りなす景色は、毎日違った奇跡を見せてくれる。

さて、毎日、コツコツと。私たちの「農閑期」にやるべき準備を重ねている。次の「農繁期」に向けての下ごしらえだ。

ある事情で外に公開するために「ゆきとかんたとももん爺」脚本の化粧直しも、とりあえず完了。
あるフェスティバルに向けた書類作成も、とりあえず完了。劇団通信38号執筆にも入った。

一つひとつは地道なことだが、その一つひとつが2014年度の劇列車活動を支える土台となる。実務をやる上で大切なことは、「実務がどういう活動を支えているか」「その活動が何を生み出していくか」ということに想像力をもって、実務に取り組むことだ。その時、実務は「事務」ではなく、創造性ある仕事となる。

さて、「チャップリン自伝」を読んでいる。面白い。読みかけて、長いこと埃をかぶっていた本だが、読み進めると、無類に面白い。
これでもか、これでもかと、次々に押し寄せる貧困と危機。幼いチャップリンを慈しみながら、貧困に押しつぶされて発狂してしまう母。貧しさと、そこから来る不幸に押しつぶされながら、それでも肩を寄せあって生きていこうとするチャップリン母子の姿が描かれている。
そんな子ども時代を送ったからこそ、後のチャップリンの映画が現れるのだと納得した。
「街の灯」「独裁者」など、チャップリン映画に流れる優しさと勇気は、彼の生育史の中から滲み出ているのだと思う。

【釜】

動き出した企画たち

朝は真っ白の霜が降りていました。
筑後地方、明日は雨。そのあとは一気に寒くなるそうです。

さて、「たんぽぽプロジェクト」と「人形劇であそぼ!」がいよいよ本格的に動き出しましたよ~。
本日は児童相談所と教育委員会へ伺いました。

劇に触れる機会が少ない子どもたちのもとへ、劇を届けよう!
劇を見るためのお金がないなら、寄付を集めよう!
地域の大人が汗を流して目の前で劇をする。
こどもの心に、そっと優しく触れる劇をする。
そんな想いで進めてきた「たんぽぽプロジェクト」。寄付を下さったみなさま、本当にありがとうございました(^^)
これから、各関係施設へ案内をお送りします。いよいよ本格始動です。

こどもたちが低額で気軽に文化体験ができる場を、と始めた「こどものための1日体験教室」。
昨年は「げきであそぼ!」を行いましたが、今年は「人形げきであそぼ!」を開催します。
まもなく、チラシ数万部が刷り上がります。市内の子どもたち一人一人の手元にご案内が届くまで、もうすぐです(^0^*)

どちらもきっと、素敵な出会いが待っているだろうと思うと、ワクワク・ドキドキ!
観劇中の、あるいは文化体験中の、こどもたちの生き生きとした顔を見ていると、私たちも嬉しくなります(*^_^*)

【尚】

2014年度巡回公演へ

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昨日と今日で計13時間かけて、2014年度巡回公演案内パンフレットの仕上げ作業。

毎年恒例の作業だが、毎年少しずつパンフづくりにスキルアップがみられる(と思う)。
昨年の巡回公演は、値上げに伴い回数が減った。値上げしたといっても、1ステージ2万円から3万円の上演料だ。労働対価としても、作品製作費用回収からいっても、活動維持費用からいっても、決して高くない。
この程度いただかないと、活動継続が難しくなるギリギリの数字だ。

けれども、このくらい出費するならばもっと奮発して職業劇団を呼ぶというところもあるし、この水準の上演料の支払いが困難なところもある。

そんな厳しさを知りつつも、今年はこの水準での金額で、巡回公演を増やしていきたい。そのためには、案内パンフレットからちゃんと汗をかいて、魅力的なものをつくることに手を抜いてはならない。一つひとつのことに、手抜きしてはならない。

笑われるような低水準の上演料だが、きちんといただいて、しかも回数をこなせることを目標に頑張っていきたい。
なぜなら財政は、劇列車の描く将来像に近づいていく基盤を創るからだ。

地域の非職業実演集団が、汗をかいて少しずつの貴重なお金をいただいて、そのお金で、地域の児童文化と子どもを大切するネットワークを創っていくのだ。

今年の巡回公演案内パンフレットは推敲の後、印刷所にいく。出来上がったら、広報開始。

皆様、劇列車の巡回公演を、周りにご紹介いただければ幸いです。私たちの巡回公演は、営利が目的ではありません。
いただいた浄材が、非力ながらも、ふるさとを文化で耕す現実的力となっていくのです。
写真は、創った案内パンフレットデータを、とりあえずプリンターで縮小印刷してみたもの。

【釜】

明日から、稽古はじめ

明けましておめでとうございます。
新年がスタートしてから、明日で5日。明日から今年の稽古がスタートします(*^_^*)

短い充電期間だった年末年始ですが、その間に次年度の事業計画案を練っています。
そして、次年度の巡回公演に対する準備も進んでいます。

もちろん、今年度の事業もまだまだ終わっていません。
2月15日(土)は「人形劇であそぼ!」、3月27日(木)は7回目の「頓田の森ぴーすきゃんどるナイト」を開催いたします。

舞台関係にとって冬の時期は、1年の中でのオフシーズン。(そういえば農業の農閑期と一緒ですね!)
その間にアイデアを練って、蓄えて…新しい人形を作るときに試してみたい仕組みも、頭の中に蓄えています(*^0^*)

さあ、今年の活動がスタートします。
みなさま、本年もよろしくお願い申し上げます!(^0^ゞ

【尚】

新しい年に

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あけましておめでとうございます。

偏狭なナショナリズムと弱者バッシングの高まりのなか、新しい年を迎えました。たくさんの市民が不安と恐怖の予感におののきながらも、勇気と博愛をもって立ち上がっています。民衆の未来は、民衆自身の手で創っていくのです。私たちの未来を暴走する為政者に委ねず、私たち自身の手で切りひらいていきましょう。

今年の劇列車は、今まで切り開いた地平を踏み固めて、次のジャンプに備える年になると思います。

具体的には…。
新作二本を手がけることで、劇の見せ方と人形と仮面の造形力の向上。

拠点ルーム山猫亭を基地にして、秋月朝倉地元の子どもたち・親子の皆さんとつながる企画実現、久留米などの方々を秋月の自然と私たちの芝居につなぐ企画実現。

巡回公演回数の増加。

維持会員数35名を目標にして、支援の輪を厚くすること。

いずれにしても、私たち自身だけがトクをしてはいけません。出会える皆さんが、何らかのトクをする活動、「来て良かったな」とか「関わって良かったな」という活動としていきたいと思います。このことを私たちは、「ネットワークづくり」と呼んでいます。
そんなことをふまえて、この一年を歩んでまいります。

皆様、2014年の劇列車をよろしくお願い申し上げます。

【釜】