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記事一覧

早速のお申し込み!蛍の夜と人形劇場

ホタル観賞と人形劇、シャンソンミニライブをたのしもうという企画、『蛍の夜と人形劇場』。
5月31日土曜日に、秋月で開催いたします。

そのイベントに、本日、一組の親子から早速のお申し込みを頂きました(*^_^*)
ノーマ・ジーン5月号を見てのお申し込みです。ありがとうございます。

5月の上演に向けて、人形の仕組みを改良することも検討中…
初夏の秋月でのひとときを楽しんでいただくために、「もっとこうしたらどうか」「ああしたらどうか」と工夫し甲斐があります( ・`ω・´)

『蛍の夜と人形劇場』の詳細は劇列車ホームページにて。
現在、お申し込み受付中です(^O^)

【尚】

子どもフェスティバルちくしの、終了

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今日は晴天!
毎年、ゴールデンウィーク前の日曜日に開催される「子どもフェスティバルちくしの」は、天気に恵まれることが多いそうです。
関係者の皆さんの願いが、お天道様に通じているのでしょうね(*^_^*)

筑紫野市のカミーリアで開かれた今日のフェスティバル、私たちは「ゆきとかんたとももん爺」で参加させていただきました。
会場ボランティアをして下さった武蔵台高校のお三方、ありがとうございました(^O^)
また、準備から当日の運営まで様々なところに配慮し続けてこられた実行委員の皆さん、お疲れ様でした!
そして、魅力あるコーナーがたくさんあるフェスティバルの中で、私たちの劇に足を運んでくださったみなさん、ありがとうございました(*^^*)

写真は、上演中の写真と、上演終了後お見送り中の写真です。
会場ボランティアの武蔵台高校の男の子が、撮影してくれました(●^o^●)

【尚】

こどもフェスティバル

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明日は「子どもフェスティバルちくしの」

フェスティバル実行委員会の主催。筑紫野市の「かみーりあ 」で開催されます。
入場無料。駐車場あり。楽しい食バザーもありますよ。

劇列車は、11時から視聴覚室で「ゆきとかんたとももん爺」上演。無料です。みんな見に来てね!

この作品は、定期公演以来の再演です。アウトリーチ方式の上演は、今回が最初。仕込みでトラブルに見まわれましたが、無事クリアー。
明日の本番、がんばります!会場係に、高校生ボランティアも入ってくれるので、楽しみです。

写真は、今日のレンゲ畑。紫一色に染まっていました。

【釜】

感謝!アーティストカタログ

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アートサポートふくおかの古賀様から、アーティストカタログ2014が送られてきました。

アーティストカタログは、体験ワークショップ実施可能な各ジャンルのアーティストを紹介する冊子です。2年に一回更新されています。

2003年のロバート・レー氏の連続演劇ワークショップに参加したご縁で、毎回のアーティストカタログに、劇列車も掲載していただいてきました。

今年は2014年。2年に一回の更新とはいえ、ここまでアーティストカタログ発行を続けられてきたことに、その大変さを想うとともに、敬意を抱かざるを得ません。
今年も掲載、厚くお礼申し上げます。

劇列車は、今後ワークショップにも力を入れていく予定です。新たに「人形づくりワークショップ」の企画も、近々に開発するつもりです。

せっかくのアーティストカタログを、ムダにしないように、有効に使わせていただきます。

写真は、シャガの花。春の谷川に咲く清楚な花。今年は、開花が少し早いようです。

【釜】

理事会と総会を終えて

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昨日は、劇列車2014年度定期理事会と総会。終わって懇親会。

創造・普及・体験事業を発展させるための「劇列車中期ビジョン」即ち「拠点機能の充実を図る計画が、正式に承認されました。後は、知恵をしぼり、動くことを厭わず、人の環を広げ、巡回公演を増やしていくこと。

一つひとつを積み上げていきましょう。

それにしても、支えていただける皆様がいらっしゃることは、とても嬉しいことです。楽しい懇親会にお酒も進み、終わって、積もる話しをするために、軽く二次会へ。刺激的な話しの、楽しい会話に酔いしれました。

そして、今読んでいる本は、小池博史著「からだのこえをきく」。パパ・タラフマラを率いていた小池氏の、現代日本への問いかけが、とても刺激的。

写真は、野いちごの花。いま、真っ盛りです。

【釜】

お元気で!九十九さん

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秋月でお世話になってきた九十九さんご夫妻。

特にあとりえ山猫亭を開いてからは、九十九さんご夫妻が力を合わせて、秋月で生業をつくろうとしてある姿に、いつも元気と勇気をもらってきました。

それが先ほど、お電話をいただいて、熊本へ引き上げられるとのこと。突然のことで気の利いたことも言えない、そんなお別れの挨拶になってしまいました。

わざわざ、私たちにも挨拶のお電話をいただき、ありがとうございました。

九十九さんのディジュリルゥと一緒に、秋月で面白いことが出来たら、と思っていましたので、とっても残念です!

なんだか、学生時代の友とお別れしたような、心にポッカリ穴が空いたような…。年齢もずいぶん違い、まだまだお若いのに、学生時代の友とお別れするような、と言われたら笑われるかもしれませんね。

お元気で!九十九さん!また会いましょう。九十九さんが秋月に遊びにいらした時に、「まだ劇列車は頑張ってますね!」と言われるように、秋月に根付いていきたいと思います。

お元気で!

【釜】

自分の感受性くらい…

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自分の感受性くらい自分で守れ…とは、茨木のり子の詩の一節だ。
自分の感受性を自分で守る、あたりまえのことだ。だが、あたりまえのことをするには、闘いがいる。
最近とみに思うのだが、この国では感受性の画一化が、ひどく進んでいると思わされる。放射能のことしかり。戦争と平和のこと、地域文化のこと、しごとと人生のこと。

借り物の言葉を自分の言葉とし、借り物の感受性を自己の感受性と信じて疑わない。それが強く、同調圧力となって、自分の感受性を守ろうとする行為に襲いかかる。

茨木のり子の詩は、闘いの詩なのだ。そう思えてならない。

表現することは、人とつながることだ。自己と違う他者とつながる回路を必死に求めることこそ、表現行為の本質だ。
同時に、自己の感受性を守る闘いであることも、表現行為の本質だ。

この一見相矛盾することの、でこぼこでガサガサした不器用な統一行為こそ、表現行為そのものなのだ。そう思う。

写真は、春らしいキンポウゲの群落です。
【釜】

掲載感謝、演劇年鑑2014

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故井上ひさし氏の書いた台詞に「花は黙って咲いている。人が見ていなくても平気だ…」(闇に咲く花より)という言葉がある。

内なるダメなところから目をそらさず、奢らず、威張らず、人様の邪魔にならないように、謙虚に演劇をやってきた。
威張って安住した途端に、表現は途端に生彩を欠いていく。
だから、井上ひさし氏の台詞は、とてもよくわかる。

だが、あまりに認知されないことが続くと、育つべきものが育たず、枯れることも知っている。表現活動は、いつだってその狭間にある。

さて、文化庁「次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」の一環である日本演劇協会発行の演劇年鑑2014「公演団体概況・年間公演活動状況」に、私たちのデータも掲載していただいた。
私たちのような野の片隅に咲く名も知られない草花まで、掲載していただいたことに厚くお礼申し上げます。

ほとんど人様の目に触れない活動をやってきて、いつも道なき道を歩んでいるので、素直にありがたく思います。

演劇年鑑2014は、あとりえ山猫亭に置かせていただきます。皆様、山猫亭にお越しの折りには、演劇年鑑のページをめくってくださいませ。

【釜】

稽古場の空にかかる月

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本日から人形演劇「ゆきとかんたとももん爺」稽古再開。

やっぱり人形操作が鈍っています…。私の操作する人形は「カッパのかんた」。どうも納得できないので、かんた人形を持ち帰って稽古です。かんたクン、よろしく頼みますよ!

稽古場から見上げると、夜空に半月。フクロウの「ホー、ホー」と鳴く鳴き声が…。
そんな自然がいっぱいの山猫亭。筑紫野子どもフェスティバルに向けての稽古が、本格的にスタートです!

【釜】

春の秋月昔ばなし劇場、終了(*^_^*)

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今日は、秋月にて秋月昔ばなし劇場を開催!
久しぶりに週末のいい天気(*^0^*)桜吹雪の中、多くの方々が秋月散策に来られてありました。

昨日の雨からは想像できないほど、気持ちいい天気のまま1日中が過ぎていきました。
私たちの人形劇場・赤いテントの前で足を止めて下さった方々、ありがとうございました(^^)

また、14時からの公演では、久留米市民劇団ほとめき倶楽部の劇団員の方が、ご家族連れで見に来てくださいました(*^_^*)
ひさどみさん、差し入れまでありがとうございました!
私たちの劇と秋月の町並み散策を楽しんでいただいけていたら、嬉しいです。

さて、次の上演は4月27日「子どもフェスティバルちくしの」にて“ゆきとかんたとももん爺”を上演させて頂きます。

その前の週、4月20日は劇団総会。1年のまとめとともに、次の1年の計画を決定します。
さあ、また忙しい日々です。がんばりましょう!(^^ゞ

【尚】

明日は秋月昔ばなし劇場

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明日は秋月昔ばなし劇場です。演目は「タヌキとゆうれい」。
11時と14時から。秋月ろまんの道にて。赤いテントの野外劇場でお待ちしています。ワンコイン投げ銭で〜す。

寒波が来ていますが、熱気で吹き飛ばし、頑張っていきますよ!

写真はキンポウゲの 花。桜が散る頃から咲きはじめる素朴で可憐な野の花です。
キンポウゲが咲くと、野いちごの白い花も満開。春ですねぇ。

【釜】

脚本決定稿出来上がり!

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「みるなのくら」新作脚本を推敲していたが、とりあえず決定稿が完成した。タイトルが最終的に「でんでら山のふしぎ」となる。そっけないタイトルから、お芝居のタイトルらしくなったかな?

上演時間は50分くらい。野外ミニテント劇場を、主たる上演場所と考えた作品だ。登場人物の赤鬼豆太や大鬼、小さな精霊たちの人形が、野外を飛び回る楽しい民話人形劇場になるだろう。

今から少しずつ、稽古に入っていく。とにかく人形劇はお金がかかるのだ。そのことを考慮しての少しずつの稽古。
お金と手間暇をかけた分、モノである人形たちが命を得て演技をはじめた時、空間はファンタジックで豊かに変容する。それがたまらない。ゾクッとする演劇空間か生まれるのだ。

さて、次は定期公演に向けた脚本書きに入らなければ…。「みるなのくら」転じて「でんでら山のふしぎ」で、3ヶ月弱。定期公演脚本を7月めどで上げたいと思っている。

12月定期公演の演目は…。それはヒミツです。でも、ちょっぴりだけ言うと、しばらく続けてきた民話劇から、ちょっぴり離れた作品になるかもしれません。

皆様、お楽しみに!

【釜】

春!新しい年度に。

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あちこちで桜が咲く春、新しい年度が始まった。

劇列車にとっては、中期ビジョン「五カ年計画」の初年度であり、種を蒔く1年だ。
蒔かれた種は、その全てが芽を出す訳ではない。だから、いくらかの芽が出ることを願って、せっせと沢山の種まきをする。そんな1年になるだろう。

中期ビジョンの完成年度である5年後、劇列車は、ミニシアターを拠点にした「創造・普及・体験・養成」の四本柱の活動を展開する、社会的事業体になっているだろう。最低でも、拠点事務所を持った「創造・普及・体験・養成」の四本柱の活動を展開し、ささやかながら社会的価値を活発に生み出している事業体になっているだろう。

その分、中期ビジョン達成に向けて、劇列車正会員は経済的リスクを背負った活動をすることになる。経済的困難を、それなりに背負うことになる。

だから劇列車は、活動に必要な貨幣を獲得することに、知恵も工夫も凝らす。
現実に、私たちの社会は貨幣社会である。私たちの活動もビジョンも、貨幣がなければ成り立たない。
活動の必要経費や最低限度の報酬は、支払えるようになりたいと思う。だがそれは、労働と貨幣を等価交換する発想ではない。あくまでも、社会的労働に対する「返礼の気持ち」の域を脱することがない、贈与経済的発想の代物である。

私たちは、自己の活動と貨幣との関係を、そんな風にとらえて考えている。

理想論を言っているのかもしれない。
ただ私たちは、地域の中に、非営利の社会的文化事業体を生み出していきたいのだ。
だから、劇列車で稼ぐことを正会員の糊口をしのぐことに直結させてはならない。そんな組織哲学を、貧乏人である私たちが持ち続けてブレないことでしか、成し遂げられないこともある。そう思えて仕方ないのだ。

さあ、桜舞うなかで中期ビジョンの初年度がスタートする。

【釜】