本日は、「ゆきとかんたとももん爺」の稽古!
人形劇の練習をしていると、必ずと言っていいほど子どもたちが寄ってきます。
おきゃくさま、今日は30分近く暑い中見ていってくれてありがとう(*^0^*)
と、その稽古に加えて、新作台本の読み合わせ。
釜堀氏に言わせると、まだまだカタチになりかかっている状態とのこと。
さらに面白い台本に仕上がってくるのが楽しみです(*^_^*)
登場する人形のデザイン・設計・構造案も出ました。
人形が主人公ですので、作品が伝えたいコトを、人形が視覚的に訴えられるか…検討の時間が必要です。
例年より前倒しで準備に取り掛かっています。
その分、舞台の仕上がりが、楽しみです!
【尚】
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新作の人形づくり
- Date:2014/07/27(日)21:49
稽古再開。
- Date:2014/07/24(木)18:22
「ゆきとかんだとももん爺」稽古再開しました。
8月8日の西国分学童保育所(久留米市)、8月14日子ども村キャンプ(大分県天ヶ瀬町)、二カ所公演のための稽古です。
山猫亭テラスで、蚊取り線香をたきながら、虫よけスプレーをふりかけながらの稽古です。
夏の夕暮れに汗だくになっての稽古もいいものです。
終わって帰宅してのビール(ではなく第三のビール)が美味しい。
自然の中での稽古、自然と切れない程度の質素な生活、質素な生活に潤いと喜びをもたらす程度の質素な欲望。
稽古が再開されると、そんな劇列車的日常の暮らし方が鮮明になります。
えっ?稽古をしてない時何しているかって?
それはもちろん、表現の基礎的な試み、人形劇ワークショップの開発、ミーティングなど、盛りだくさんにやっていますよ。
【釜】
明るい光が…
- Date:2014/07/21(月)20:48
冬の定期公演に向けた脚本づくり。いよいよクライマックスへ。筆が進んできた。これでなんとかなるか…?それともまた、振り出しへ突き落とされるのか?
田んぼにはオタマジャクシ、アメンボ。川にはハヤやドンポ。道にはミミズがにょろにょろ、バッタがピョンピョン。
命溢れる夏だ。うまくいかない脚本づくりに、エネルギーの大半を注いできた気がするのだが、こんな命の横溢に慰められてきた。
人の命も大切。魚や虫やいろんな生き物の命も大切。今度の脚本は、そんなことを伝える劇になるはずだ。大切な命を食べあって、私たちは生きている。自然と切れた私たち人間は、エゴと消費する欲望だけを肥大させてきた。
フクシマを経験してさえ、消費する欲望は暴走を続けている。
田んぼのアメンボを覗きこみ、川のドンポを驚かさないように覗く時、そんなことをフッと想う。そしてその時、呼吸する息がそっと深くなっている。
深い息とともに暮らせていけたら、どんなによいだろう。
さあ、脚本はラストへ向けて!明日も5時に起きて続行だ。
【釜】
伝えたいことを、届ける工夫。
- Date:2014/07/17(木)21:39
今年は冷夏との話もありますが、なかなか梅雨明けしませんね~。
田んぼでは、おたまじゃくしがウヨウヨ。ジャンボタニシもウロウロ…
さて、先日のブログに釜堀が書いていましたが、今年の巡回公演も徐々に決まりつつあります。
今まで依頼が来ていたところからもですが、初めての依頼先もあります。
どちらの出会いも、大切にしていきたい。
私たちが作品を通して観る側に感じてもらいたいことを、どうやったらより深く・より丁寧に届くのか…。
作品を創る上での工夫はもちろんですが、作品創り以外の工夫も始めています。
演劇は“消費”するものであってはならないと思います。
観る側が当たり前にできていたこと、今は当たり前でなくなっています。
ならば、もう一度その土壌を耕し、肥しを。
些細な工夫ですが、始めてみなきゃわからない。
伝えたいことが心へ届くように、ちょっとずつ、試行錯誤です(*^_^*)
【尚】
一つひとつ
- Date:2014/07/15(火)21:05
くるめ市民劇団ほとめき倶楽部中間発表会、無事終了しました。そして、皆さんの熱演に厚く感謝申し上げます。役者をしていないと、本番は手持ち無沙汰。でも、これは健全な姿です。本番前に演出が走りまわっていることは、自慢にならない事態なのですから。
そして、劇列車定期公演に向けての脚本づくりを再開しました。前半30分を三回書き直し。なかなか後半へ筆を進められず、内心焦り気味です。
劇列車巡回公演は、少しずつオファーが確定し、本年度事業計画の目標回数は達成しそう?
もっと回数を増やせるように、広報と出会いをしっかりやらなくては。
それでも、巡回公演の意味を私たち自身が深めていけるようになっています。
それを回数増加へ結びつけたい、来年度には。
そのためにしっかり工夫して、いろんな人々と出会いたいものです。
【釜】
明日は市民劇団中間発表会
- Date:2014/07/11(金)17:43
昨日のブログに上がっていますが、明日12日土曜日は、くるめ市民劇団ほとめき倶楽部の中間発表会です。
私(釜堀)の担当演出の作品は、「頓田の森のシイの木のはなし」(原作:飯田よしひこ)。
これは劇列車で長く巡演してきた「戦争の記憶を継承する」作品です。そして巡演を終了させていた作品です。それを、ほとめき倶楽部に合わせて新たに脚本化しました。
劇列車でこの作品を終了させたのは、巡演継続が困難になったからです。
戦争の記憶を継承することが「くらく・ダサく・古くさい」と感じるこの国のマジョリティの感性が、この作品巡演を次第に困難にしていきました。
気がつけば、一年に一回のオファーも来なくなっていたのです。
記憶の継承努力を放棄し、忘却することをよしとしてきた風潮が、いま再び戦争の危険を呼び込んでいるのではないでしょうか。
継承を途絶えさせないことに、戦後世代の責任があるのではないでしょうか。
…そんな想いを共有できる人々が、ほんとうに減ってきました。
この作品巡演10年を振り返ると、その想いが心をよぎります。
ささやかながら継承に身銭を切って活動してきた私は、そのことを痛感しています。
今回のほとめき倶楽部中間発表会にて、また戦争の記憶を継承する作品を上演する機会に恵まれました。ありがたいことです。
上演チームの皆さんも、メキメキ上達。お客様に心を届ける作品に仕上がってきました。
皆様、どうかほとめき倶楽部中間発表会にお越しください。
明日12日、15時開演。久留米市民会館にて。
写真は「頓田の森のシイの木のはなし」稽古のワンショット。皆さんの了解を得ましたので、掲載させていただきます。
演劇公演であり、私にとっては皆さんの力を借りた記憶の継承の場でもあります。
大切にしたいものです。
【釜】
今週末は市民会館へ!
- Date:2014/07/10(木)20:13
心配していた台風も、筑後地方にはいつやってきたのか…取り越し苦労で終わってホッとひと安心(^^ゞ
さて、今週末12日(土)は、久留米市民劇団ほとめき倶楽部の中間発表会。
劇列車創造正会員メンバーも、みんな頑張っています!(^O^)
■7月12日(土)15時開演(14時30分開場)
■久留米市民会館小ホールにて
■入場無料
■3チームによる3作品のオムニバス!
・コント3連発(演出:中村)
・ザ・狂言(演出:松井)
・頓田の森のシイの木のはなし(演出:釜堀)
合わせて2時間弱のお芝居になります。
みなさま、どうぞお誘い合わせのうえお越し下さい(*^_^*)
【尚】
色々な素材で…実験!
- Date:2014/07/07(月)08:56
大雨に雷!そして台風接近!
夏の到来を感じます(^^;)大雨のおかげで、田んぼだけでなく、畑まで水浸しです(~へ~;)
さて、先日、人形作りについて試行錯誤しているとお伝えしておりました。
これがまた…面白い!
昨日は、布をベースにして製作した布関節人形を、稽古場でお披露目。
さすが布で作っただけあって、動きがなめらか!
…なめらかすぎて、少し不思議な動きをしたりしています(笑)
つぎは木の板を加えて、違う仕組みの人形をつくってみようかな。
試行錯誤がつづきます(*^_^*)
【尚】
子どもの未来を考えると
- Date:2014/07/05(土)23:22
この夏初めて、ひぐらしが「カナカナ」と鳴いた。
そしてこの夏、この国の為政者は、平和主義をかなぐり捨て民主主義を破壊している。
民主主義からファシズムへ。軍事化と極端な格差社会へ。
民主主義の観点からみると、極めて危険な動きが強まっている。
再び子どもの命が軽んじられ、貧富の格差が子どもの発達格差に直結する社会が、為政者の手によって作り出されるのだろうか。
私たち劇列車は、政治運動でも社会運動でもない。どんな子どもでも大切にされる社会を目指した、地域児童演劇運動だ。
それは利潤追求から離れて、大人たちの「もうひとつの生き方をこの場で紡ぐ」文化運動でもある。
だからこそ、この政治変化と社会の空気変化に流されまい。自由と平和、人間を大切にするのびのびした子どもを育てる〈場づくり〉に、ますます本気になる。
平和を潰し民主主義を足蹴にしながら、クロをシロと言い張るウソの言葉を吐く為政者たち。
それでは私たちは、本気で地域の児童演劇運動を発展させる。
子どもの未来に待ち受ける社会が、平和な民主社会であることを願って。
【釜】
落ち着かないけれど…
- Date:2014/07/04(金)10:00
昨日の大雨とうってかわって、今日は晴天!
土砂災害警報が出されたとは思えないほどのいい天気です(^^)
晴天とは裏腹に、気持ちの落ち着かない日々が続きます。
これから先、この国はどうなっていってしまうのでしょうか。
流されるままではいけない。考えて、考えて、意思表示を。
7月に入り、もうすぐ夏本番を迎えます。
日々の生活に追われる気忙しさだけではない、焦りを感じています。
でも、足元から行動を。
平静でいられない気持ちを抑えて、もくもくと、事務処理に励んでいます。
【尚】