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記事一覧

今年の稽古納め

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昨日と今日の連続稽古で、今年の稽古もおしまい。
皆様、良いお年をお迎え下さい。

年末年始休暇で、新作の装置道具製作が進みますが、稽古は1月4日の稽古はじめまでお休みです。

新作「でんでら山のふしぎ」は、ほんとうに良くなってきました。今日は音も入れての初稽古。

民話の持つ暖かさ、得体のしれなさ、不思議さが、今回の劇では良く醸し出されています。

それにしても、人形劇はほんとうに奥が深いんです。同時に、時間もエネルギーもお金も、生身の人間の劇より、二倍も三倍もかかる。

けれども、モノに命を宿らせた時、とんでもなく面白いんです。演じる人間自身が夢中になってしまう面白さに溢れています。私自身は、アニミズムの魅力を、人形劇
に感じています。

さて、写真は舞台装置である「蔵」の前に座る赤鬼豆太くん。
虎柄のパンツを履いてご満悦。まだ眼が入ってないので、白目でごめんなさい。

【釜】

年内最後の公演おわる

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昨日の久留米市金丸コミュニティーセンター「わいわいキッズ」での「ゆきとかんたとももん爺」公演で、年内最後の公演が終わりました。

約80名の親子や学童保育所の子どもたちが、登場人物たちに声援を送ったり、笑ったり。演者と観客が一体になったいい時間ができました。

見てくれた皆さん、ほんとうにありがとう。また主催された皆様、詠んでいただきありがとうございました。

これで年内最後の公演が終わりました。
次は年が明けて、1月16日〜18日の定期公演。
2月27日に「朝倉っ子ぐるっと公演」の一環として、朝倉市松末小学校で巡回公演です。

写真は、公演後荷物を搬入した山猫亭に、正月飾りを飾ってパチリ。
定期公演へ向けた修羅場が続きますが、新年を迎える年の瀬がやってきましたね。

【釜】

明日は巡回公演

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明日は、久留米市金丸コミュニティセンターで巡回公演。

わいわいキッズの一環でのお呼ばれです。

本日は21時まで舞台仕込み。クリスマスイブもなんとやらですね。

写真は、金丸コミュニティセンター掲示板に貼られた公演告知です。
わざわざ告知していただいて、ありがとうございます。写メを撮らせてもらいました!

【釜】

予約受付中です!

劇列車第16回定期公演「でんでら山のふしぎ」

前半や後半部分の通し稽古に入り、もうすぐ最初から最後までの通し稽古になる予定。
音響稽古も、そろそろ始まります!

FAXやメールでの予約も受付始まってますよ。
ノーマジーンとリセットの1月号の催し案内にも、定期公演開催のお知らせが載ります。

今回正会員は、今までにない長時間稽古と、稽古がない時はモノづくりに忙殺されていますから、広報や宣伝にかける時間が不足気味。

劇として面白い作品にあがりつつあるので、稽古と製作も佳境。けれど宣伝も大切。

さあ、少しでも時間を割いて声をかけていかなくては!

皆様、御覧になる時はどうぞご予約で。
メールでのお申込みは、HPのお申込みコーナーからどうぞ。

店頭販売は、久留米市内の木下楽器すわの町店、久留米市民会館、久留米情報センターにて、チケット取り扱い中です。

【釜】

でくのぼうでいい

でくのぼうって、役立たずのこと。

今回の新作「でんでら山のふしぎ」では、でくのぼうぶりを発揮する猟師の源太が登場。

源太は、十年前に小熊を連れた母熊を撃ってしまい、猟をしない猟師になってしまいます。
猟をしない猟師など、村で相手にされるわけがない。だが、源太はどこ吹く風。
獣を生け捕りにして、可愛がってくれるモンに売ることで、かろうじて生計をたてています。

そんな源太にも、逆玉の輿のチャンスが訪れるのですが、鬼の豆太の気持ちを思いやって、みすみすチャンスをふいにしてしまうのです。

けれど、私は思うのです。人を押しのけることに躊躇しない人間より、躊躇う人間が好きだとね。

役に立つことを求められ、期待に応えようと隙なく生きて息が詰まるより、でくのぼうでいいじゃないかとね。

かつて、隣近所という狭い地域社会の中には、でくのぼう的存在の人が必ずといっていいほどいたもんです。

それでも堂々と屈託なく暮らしていたし、周囲もそんな人の存在を楽しんでもいたものです。

でくのぼうでいいじゃないか。

そんな今回の「でんでら山のふしぎ」は、ギスギスした社会、滑り落ちる恐怖にいつもさらされている不安な社会に、そっと違ったものを差し出します。

「でんでら山のふしぎ」は、そんな作品です。

【釜】

劇団通信40号発送しました

劇団通信40号の発送を完了しています。
もう皆さんのお手元に届いておりますでしょうか?

いま私たちは、自らの対外的な発信の内容とあり方を検討しています。

私たちは何を目指して、いま何をしているのか?
創造集団であるがゆえに作品創造が生命線であることを押さえながら、作品をどういう文脈で公演していくか?

その公演の社会的意味は何か?

公演オンリーでは補えない領域を、どういう事業で補っていくか?

そもそも、将来性のわからない運動に身銭を切って、損をしても構わないという度胸がなければ、私たちの児童演劇運動は本気にされないのではないか?

そんな自らに向けた問いを抱えながら、そんな問いを少しずつ劇団通信にも反映しています。
読後感など、ご感想ご意見をお寄せいただければ幸いです。

定期公演稽古も胸突き八丁を迎えています。
前回稽古は14時間連続稽古。9時半から23時半まで。
作品づくりに妥協を持ち込まずに進めています。

【釜】

皆さんのご支援をいただいて

先週、先々週と日曜日は、久留米市内の公民館で稽古。

一回ほぼ12時間の稽古をみっちり。
公民館を借りていただいたり、温かい差し入れをいただいたり。いろんなご支援をありがとうございました。

おかげさまで、稽古も随分進みました。

また人形衣装には、お知恵をお借りしたり、裁縫をお願いしたり。ご支援をいただけることに、厚くお礼申し上げます。

定期公演まであと42日。人形たちも、ずいぶん生き生きと動くようになりました。工作するものは、たくさん残っていますが、コツコツ作っています。

だんだん良い作品に仕上がりつつありますよ。

【釜】