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記事一覧

しっかり見てくれてありがとう!

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昨日は、久留米市鳥飼校区学童保育所の子どもたちへの巡回公演でした。

演目は「ゆきとかんたとももん爺」。朝9時半からのコミュニティーセンターでの舞台仕込みから始まりましたよ。
開演は13時15分から。

小さな一年生のみなさんも、一生懸命見てくれて、劇列車一同とってもうれしかったです。手作りのお土産もありがとう!

指導員の先生方、お世話になりました。いろいろとありがとうございました。

次は8月11日に、久留米市上津校区学童保育所にて、「ゆきとかんたとももん爺」巡回公演です。
上津の子どもたちに会えることが、今からとっても楽しみです!

【釜】

心騒ぐ日々

戦争法案に対するせめぎ合いが続く暑い夏。

心が騒ぎ落ち着かない日々を過ごしています。
私たちにとって、子どものための演劇活動が基本だし、それが崩れては何もならない。

しかし、子どもの未来に民主主義と平和を残すためには、戦争法案に対する闘いは座視できない。

子どもを大切にする演劇団体が、子どもが安心して健やかに育つ環境の破壊に黙っているわけにはいかないのです。

18日土曜日は、個人として「安倍政治を許さない」スタンティングに参加。
西鉄久留米駅に立ちました。

本日は、以前お誘いを受けていた会合に参加。教育と演劇の結び目についての議論、楽しく参加させていただきました。
26日に久留米で開催される戦争法案に反対する集いについて、ちゃっかり宣伝させていただきました。
だって、子どもの未来が平和であるために、戦争法案の成立を許すわけにはいかないのですから。

新作脚本執筆も佳境の折、考えたり行動したりすることは、時間の使い方としては痛い。
だが、今ここで後悔をしない日々を過ごしておきたいと思うのです。

子どものために活動する私たちの土台を大切にしながら、子どもを守る行動を惜しんではならない。

心騒ぐ暑い夏の日々を、焦らず腐らず絶望せずに、私の歩みが私たちの歩みが、民主主義と平和を守る人々の闘いにつながっていることを信じています。

小さな誰も振り向かないような私たちの歩み。
それは人を大切にする未来を切り開こうとする大きな歩みと、どこかでしっかりつながっている。

その確信を胸に秘め、この夏を歩いていきます。

子どもを守れ!
平和を守れ!
戦争法案絶対反対!

【釜】

臨時総会終わる

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舞台アート工房・劇列車の臨時総会、無事終わりました。

主な議題は、事務局所在地の筑紫野市から久留米市へ移動。

劇列車の活動の実態に合わせたものです。
私たちの活動地盤は、久留米市と朝倉市。事務局所在地移動で、より充実した事業展開を展望しています。

本日、臨時総会出席の維持会員の皆様、及び委任状を送っていただいた維持会員の皆様、ほんとうにありがとうございました。

写真は、左が赤鬼豆太くん(「でんでら山のふしぎ」に登場)、真ん中が初代かんたくん(「ゆきとかんたとももん爺」に登場)、右が二代目かんたくん。

なんだか三人並ぶとファンタジー。

初代かんたくんは、これからは演技をやめて、劇列車の人形コレクションの栄えある第一号となります。

二代目かんたくんは、7月28日の巡回公演でデビューです!たくさんの子どもを喜ばせる人形になっていってほしいな。

【釜】

戦争法案・絶対反対!

現在、衆議院の「我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会」で、いわゆる“戦争法案”について審議されています。
先日、戦争法案の採決の前提となる中央公聴会を13日(月)に開催することを自民、公明、維新の賛成多数で議決したそうです。
特別委員会での“強行”採決は、早ければ15日(水)。戦後70年、非戦を選んできた日本国のカタチは、大きく変えられようとしています。

政府が国会提出した「平和安全法制」(=“戦争法案”)が通ると、「いつでも」「どこでも」「時の政府の基準によって」自衛隊を派遣することができるようになります。
銃を持った人々がいる場所に派遣されれば、自分の身を守るために銃を向けることもあるでしょう。
「殺される前に殺す」ことが、自分の命を守ることになるのですから。

じゃあ、殺された側は…?

殺された側にも家族がいます。親、恋人、子ども、兄弟…
「人道支援」に来たはずの「日本人」が、ボクの親を殺したとしたら?
“僕”はどう感じ、どう生きるでしょうか。

私が“ボク”だったら、「日本人」を憎むでしょう。「人道支援」とウソをついて“僕の親を殺した”「日本人」を。
機会があれば、「日本人」に嫌がらせをするでしょう。嫌がらせではおさまらず、「報復」というカタチになることも…

◇◇◇

私は、生まれてから26年間、憲法9条と一緒に生きてきました。
この26年間、“平和”を広い意味としてとらえると、決して平和な日本国ではなかったと思います。
ですが、「戦争は絶対にいけない」ということが堂々と当たり前の価値観で通っていました。

ここにきて、「戦争は絶対にいけない」と口にすることが「非国民」になり始めています。
日に日に、“戦前”の足音が近づいてきています。第二次世界大戦が勃発する前も、東京オリンピックの開催が決まっていました。本当に酷似していてゾッとします。

“僕”の親を殺したヤツは許せない。…当然です。

「日本人」は“僕”の親を殺したヤツに武器を売った。
「日本人」は“僕”の親を殺したヤツと一緒にいた。
――「日本人」は“僕”の親を殺した。

私たちは、今、未来にどんな「日本人」像を残すか、本当に考えなければなりません。

「日本人」は“僕”の親と一緒にいた。
「日本人」は“僕”の親と一緒に食事をした。会話をした。握手をした。
――「日本人」は“僕”の親と、“僕”とトモダチだ。

◇◇◇

第189回通常国会は、6月22日(月)、戦後最長となる95日間の会期延長を決めました。
閉会する9月27日(日)まで、あと2ヵ月と20日。
そして、戦争法案の採決の前提となる中央公聴会まで、あと7日。
特別委員会での“強行”採決後は、本会議での審議になります。

刻一刻と“戦前”のカタチができています。
私たち大人は、どう生きるべきか。いま、どう行動すべきか。

私たちのこどもへ、どんな「日本人」像を手渡すのか。
憎まれる「日本人」像を作ってはならない。
私たち大人の責務です。


舞台アート工房・劇列車 理事 弥永尚子

私は、戦争法案に反対します。

2015年7月6日

【尚】

二代目かんた君と豆太

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今日から「でんでら山のふしぎ」バージョンアップの再稽古。赤鬼豆太くんも大活躍。

そこに、とことんとんと「ゆきとかんたとももん爺」登場人物かんた君が登場。
珍しいツーショットです。
豆太はかんた君に、いかにもちょっかい出したいみたいですね。

このかんた君は、二代目です。7月28日の巡回公演で、二代目君、デビューなのですが…。

まだ仕上がり途中の様子。目玉が入っていない。身体もまだ着色中。

けれども、仕上がりを終えた二代目かんた君は、きっと皆さんの期待に応えて大活躍しますよ!
お楽しみに!
【釜】