Calendar

<< 2015/8  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

記事一覧

みなしごサキと子天狗こたろう

2015.08.22 (土)

「みなしごサキと子天狗こたろう」…これは、12月定期公演で発表予定の新作人形演劇の確定タイトルです。

劇列車は、毎年の新作発表と地域の中での巡回公演活動で、児童演劇の経験を積んできました。

長い経験に基づいて紡がれた劇列車の創作方向は、以下のごとくです。

1:子どもへの願いを持った脚本創作。
2:主人公は子どもであることが望ましい。(だって子どもが観るのですからね)
3:子どもにとって楽しいもの。

私たちの劇を観てくれる子どもたちの反応を見ながら、私たちは、こんな創作方向を紡いできました。
いろいろ失敗しながらも、失敗から生まれた私たちの大切な指針です。


さて、最近気がついたこと。
民話世界をくぐりながら創作してきた私たちですが、最近の創作作品は、こんななんです。

「ゆきとかんたとももん爺」は、でんでら村のでんでら森でのお話。
「でんでら山のふしぎ」は、タイトル通り、でんでら山でのお話。
新作「みなしごサキと子天狗こたろう」は、でんでら山に巣くう龍神をやっつけるお話。

なんと!無意識のうちに、でんでら村、でんでら森、でんでら山と、でんでらワールドが出来ているのです。
なんだか、架空のでんでらワールドの地図もできそうですね!

そういう観点では、ここ三年、私たちはでんでらワールドの連作をしてきたのだと思うのです。
あくまでも、今から振り返ってみると、そういえるということなのですが…。

新作では、回を経る毎に進化していく人形も見ものですよ。

どんな龍神が姿を現すのでしょうか?
二人三脚の主人公 、サキと子天狗こたろうの造形は?
こたろうが化ける一つ目小僧の造形も楽しみです。

子どもは未来形の存在。
私たちが創ってきたいまの社会よりも、人が幸せに生きる未来を創ることができるかもしれない。そういう存在。
つまり、子どもは可能性の存在。

さあ、子どもという存在へのいっぱいの尊敬と、私たちの願いをいっぱい込めて、新作スタートです。

新作創作という難行苦行?に入った私たち。
創る喜びと苦しみに右往左往する数カ月を過ごす私たちを、温かくく見守っていただければ幸いです。

【釜】