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記事一覧

近づいた人形劇であそぼ!

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三連休の中日、10月11日日曜日は、劇列車主催の秋月こどもアートプロジェクト「人形劇であそぼ!」。

朝倉市と久留米市の小学生には、申込みチラシを配布させていただきました。
両市以外の地域の皆様は、劇列車HPでの案内をご覧下さい。

お申込みもはじまっています。募集定員(30人)に達しましたら、募集締め切りとなりますので、お早めにお申込み下さい。

日常品を使い、簡単な糸操り人形を作る工作体験と、人形演劇「ゆきとかんたとももん爺」鑑賞の組み合わせで、180分。秋色に染まる秋月で楽しむワークショップです。

三連休の一日を親子で楽しむ企画です。

皆様のお越しをお待ちしております。

写真は、ワークショップをお世話するための事前工作会。
ワークショップを円滑に進めるための検討会の様子です。

【釜】

劇団通信42号できました

劇団通信「劇列車がやってくる」42号が発行されました。

維持会員の皆様と郵送をご希望された読者の皆様には、もうすぐお手元に届く頃。

私たちの劇団通信は、維持会員や読者の皆様と、私たちをつなぐミニメディア。

貴重な会費を払って支援していただいている維持会員の皆様に、劇列車の動きを伝えることが、通信の第一の役割。

読者の方に、様々な催し案内を添えてお届けすることが第二の役割。

41号の内容は「人形劇であそぼ!」のご案内や、12月定期公演「みなしごサキと子天狗こたろう」予告。

それに、考察「子どものための劇に大切なこと」

私たちが巡回公演をはじめて12年。
いろんな失敗をしながら続けてきた子どものための巡回公演から、私たちが会得したもの。

それは、あたりまえのことですが「子どもの劇は大人の劇と違っている」というものです。

私たちは、それを劇列車三原則として、自分たちのガイドラインとしました。

中身は…。この道を先に進んだ人からみれば「なぁんだ」と言われるかもしれませんが、私たちにとっては、経験からたてられた大事な三原則です。

関心のある方は…、劇団通信を読んでみて下さいね!

通信郵送のお申込みは、info@dramatrain.jpへ。

【釜】

一夜明けて。

昨日(本日未明)戦争法案が国会で成立しました。

私は、劇列車正会員の承諾のうえ、個人の資格で「劇列車理事長」の肩書きで、久留米での反対集会への呼びかけ人となっていました。
また劇列車正会員は、それぞれ個人の立場で、それぞれがやれる反対の意思表示をしておりました。

ひとえに、「子どもの未来に希望があってほしい」との願いからでした。

6月から9月半ばまでの3ヶ月半。
私で言いますと10回の街頭行動参加、それと4〜5回の会議参加。劇列車の業務と職業の合間を縫っての行動としては、できるだけのことはやってきたつもりです。

そしてとうとう、深夜の参議院通過。

起きた事柄の本質は、為政者と政権与党が、この国に戦争を招き寄せる道を選んだということです。

まるで、プチ戦争くらいいいじゃないか。日本が大国であるためには、プチ戦争くらいしなくてどうする。そう言いたいのだろうと邪推してしまいたくなる武力信奉…。

もう一つは、為政者が、「為政者を縛る」最高法規である憲法を、自らないがしろにする政治を行ったということです。

この意味は、国の最高権力者が、立憲主義という近代民主主義の核心を成すルールを、ないがしろにしたことにあります。

私は、こんな二つの理由で、この国の将来に強い不安を感じています。

「どこかへ連れ去られようとしている」ような漠然とした強い不安。胸騒ぎがしてしかたない不安。

今日の朝日新聞社説は、憲法学者樋口陽一氏の「憲法だけでなく、日本社会の骨組みが危ない」という言葉を引用していました。
私の不安の正体を、この引用で表現することも可能です。


さて法案を止めることが出来なかった現実を受けて、私は自らのことについて、こう考えています。

劇列車の活動は、突き詰めて言えば「演劇を通じて、子どもの未来に希望を育むもの」です。
職業人としての私の職業は、やはり「子どもの未来に希望を育むもの」です。

演劇の上演と文化体験活動で希望を育むのか。社会科授業や学級づくりの中で希望を育むのか。
他者には、全く違ったことをやっているように見えて、私にはやっている目的は同じ。
活動領域の違いだけなのです。

この国の政治は、私や私たちがやろうとしている努力を、大きな力で踏みにじってきている。それに対抗すべき強力な政治勢力がない。

そんななかで、私がすべきこと。

それは、いままで以上に劇列車の活動を発展させること。
いままで以上に職業教師として、誠実であること。子どもの未来の希望を育むことが、私のしごとなのですから。

政治の凶暴化、無頼漢化があれよあれよという間もなく進む、2015年のこの国。
ならば私は、いっそう、私のしごとに希望を持って臨みます。
政治が子どもの未来を、権力者に都合のよいように操作してくるなら、大人が子どもの健やかな成長と発達を守る防波堤になるのです。
より強くて高い防波堤をつくるのです。

【釜】

祈る

今週は、いよいよ戦争法案の国会審議が採決へ向かう。

全国で法案を止めようと頑張っている人々。私も、その中の一人だ。
祈るように、いまこの国の動きを見守っている。出来ることはする。
この山場がどう動くかで、この国の未来が変わる。大袈裟でなく。

社会科学の知識を活用すれば、いまこの国が重大な岐路にあることが容易にわかる。

この国に生きる若者や子どもたち、今から生まれてくる子どもたちが、平和と民主主義の国に生きることが出来ますように。
祈るような気持ちで、いてもたってもいられない。

【釜】

人形げきであそぼ!

今年も「人形げきであそぼ!」を開催します。
子どもゆめ基金の助成を得ての開催です。

人形工作90分・人形演劇「ゆきとかんたとももん爺」鑑賞に50分。

親子で工作を楽しみ、人形演劇を観てみる楽しい1日を過ごしませんか?

開催場所は秋色に染まりはじめた筑前秋月。秋月コミュニティーセンターで行います。
開催日時は、三連休中日の10月11日日曜日。13時半から。

工作して劇を観ても、お財布に優しいリーズナブルな参加費設定をしております。

現在チラシ発注中。9月中旬より、参加者募集開始です。
募集定員は30名となっております。

募集開始時には、お申込み方法のご案内を含めて広報致します。
その折には、お早めにお申込み下さい。
募集定員に達しましたら、募集を停止させていただきます。

まずは、開催のご連絡まで。
皆様のお越しを待ってます!

【釜】