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記事一覧

NPO総会を終えて

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昨日は、NPO劇列車の理事会、総会、懇親会。

維持会員の方々まで含めて11名の参加で、今年度の事業計画まで審議しました。

参加された皆様、休日の貴重な時間を割いて来ていただき、ありがとうございました。

維持会員の皆様を含めた懇親会は、年一回の貴重な交流の時間。楽しいひとときを過ごすことが出来ました。

もっとも、今年は「とやま世界こども舞台芸術祭」参加の報告会を兼ねた懇親会を、もう一回開けとのお言葉をいただくことに。

暖かい声をいただき、秋にもう一回懇親会を開かねば…。
楽しい会を、正会員一同で考えます!

そう思っています。

さて今年の事業計画は、地道に活動を進める手堅い計画ですが、次を睨んだ可能性に富むものです。

こどものための演劇運動を、一歩先へ進めたいと願っています。

地域に生きる表現者としての、そこから生まれる創造活動。

そして、こどもの体験と心を耕す体験活動。

この二領域を同時に進める児童演劇運動体として、またこの一年を歩む劇列車です。
皆様の暖かい眼差しを注いでいただければ、とっても嬉しいです。

写真は桜の若葉。
もう初夏ですねぇ。

【釜】

龍神様、リニューアル!

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2016年度巡回作品「みなしごサキと子天狗こたろう」。
巡回に向けて、いまリニューアル中!

「みなしごサキと子天狗こたろう」は、蛍の夜と人形劇場で、まずお目見え。

次に、6月の久留米市金丸コミュニティーセンター「ワイワイキッズ」で巡回開始です。
夏に、久留米市の上津学童保育所、江上学童保育所と、子どもたちに会いに行きますよ。

どうです?龍神様に髪の毛が生えました。なんだか怖さが増していい感じ。
動きもダイナミックに見えてきました。

子どものそばに劇を!巡回活動のシーズンを迎えつつある劇列車です。

【釜】

山猫亭ちいさな人形劇場

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山猫亭ちいさな人形劇場は、朝倉市の親子を無料招待するちいさな公演です。

久留米を拠点とする私たちですが、稽古アトリエは朝倉市秋月。朝倉市の子どもや親子とも、いっぱい出会いたい。

そういう趣旨で開催される山猫亭ちいさな人形劇場。

まだ予約に少しゆとりがあります。

この公演は予約制です。5月3日祝日に14時から。場所は朝倉市秋月283ろまんの道です。

朝倉市の親子の皆さん、ゴールデンウイークの1日を、人形劇場で楽しみませんか?

演目は「ゆきとかんたとももん爺」。巡回公演演目に上がって三年目の作品。
ずっと続けた作品です。こなれた演技が期待できます。

写真は野あざみ。

【釜】

脚本書いてテンパって

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写真はきんぽうげの可憐な花。春の野の花。私が大好きな花です。

さて、さてさて。夏に向けた民話劇「タヌキとゆうれい」の改作が、やっぱり順調じゃありません。

仮面劇から人形劇へ転換するための改作。

もうほとんど新作書き下ろしと同じ感覚で、ほとんどテンパっています。

しかも、この改作は主な対象年齢を4〜5歳に設定した、劇列車初の低年齢向け作品。


小学校2〜3年生を主たる対象と設定してきたいままでと、ちと違って、結構試行錯誤なのです。

けれども、「人形の首が伸びたら、ろくろ首になって面白いだろうなぁ」とか、いろいろ考えるのは、とっても楽しいことです。

あと二週間で脚本をあげたいところ。
シャキッと書いていきます。

【釜】

地に足をつけて

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今日の稽古は、NPO総会に向けて、徹底したミーティング。

事業総括と事業計画、財政の収支状況の討論。

やはり課題がありました。それは「どんな子どもにも劇を!」という私たちの演劇活動から生まれる乏しい収入の課題。

社会的に意味ある仕事でありながら、それを職業にしないという選択をしたことからくる公演回数の上限の問題。

しかし、ここは踏ん張りどころ。幸い巡回公演オファーは、昨年より増えるみたいだから、いまの財政問題は、正会員の負担増で乗り切ることができる。

負担増にぼやくようでは、「どんな子どもにも」という劇列車の精神が泣こうというもの。

もちろん、財政問題を負担増で乗り切ることは、ベストな解決策ではない。
しかし、劇列車の精神の根本は利他精神にあるわけだから、負担できる範囲の負担増は、望むところ。自分たちを鍛える良い負荷なのだと思う。

人は誰でも、良い言葉を吐くことは簡単だ。けれども、自分の身銭をきって良い言葉を吐くことができて、その活動にしっかりした精神性がつく。

そう思うのですが。

しっかりと、地に足をつけて、良い作品創造と良い活動にとりくむ。
それは、結局、自分との闘いなのですね。

【釜】

沈思黙考のひととき

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今日の午前中は、二年後の拠点スペース充実に向けて、いろいろ調べながら沈思黙考。

地域の児童演劇集団、文化運動集団である私たちは、少人数であり、かつ人形劇を中心とした児童演劇に取り組んでいるため、どうしても地域演劇の脇道を歩くことになってしまっています。

しかし、子どものための演劇と子どもの文化の大切さを主張し、そのために実践することは、大通りか裏道か、本道か脇道かには関係なく、私たちが大事にしていることです。

そのための拠点スペース充実は、懸案事項でありながら、具体的には進んでなかったところ。
しかし、一年後には最終案を決定し、実行に向かいたいのです。

ベストな拠点スペースは、(1)公共施設のような時間の制約のない稽古場、(2)オフィススペースがあること、(3)人形や舞台道具の工房スペースがあること、(4)倉庫スペースがあること。以上の4つが満たされる空間なのです。

潤沢に資金があるわけではない。どころか、ないないづくし。だが、しかし…、何度となく試行錯誤の検討をしてきた結果、もしかしたら…。
上演機能はほとんど持てないながら、上の4つの機能を全て持たせたスペース確保が可能かもしれない…。

さて、それは今後のお楽しみにする話題として、NPO総会まで1ヶ月を割っている今日、総会準備資料の作成に向けて頑張らなくては。

【釜】

さあ、忙しいぞ!

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4月、新年度になりました。皆さん、いかがお過ごしですか?

劇列車は、ここからがシーズン。質の高い演劇を子どもに届ける活動も、私たちの演劇公演に親子で来てもらう活動も、いよいよ活発になる季節です。

質の高い…。一言で言うと簡単な言葉ですが、そのために毎日精進し、そのために、人形劇にも転換してきたのですから。私たちは「質の高い」という言葉を、簡単には使っていません。

さて、まずは5月3日の「山猫亭ちいさな人形劇場」がはじまりです。

いやその前に、4月24日は公開稽古。

公開稽古は広報していませんが、「山猫亭ちいさな人形劇場」は、詳細をHPのイベント案内にアップしています。
朝倉市の親子無料招待公演です。募集定員は25名と限定されておりますので、ご希望の方はお早めにお申し込み下さい。

写真は、菜の花に囲まれた一本桜。じつは私、毎年この一本桜が咲くのを楽しみにしているのです。
【釜】