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記事一覧

銀河鉄道の夜公演

9月15日木曜日と16日金曜日は、くるめ市民劇団ほとめき倶楽部が、めくるめくエンゲキ祭に参加して「銀河鉄道の夜」を公演する日。

他団体ではありますが、劇列車の釜堀が関わっており、弥永も音響の手助けをしています。

くるめ市民劇団ほとめき倶楽部のメンバーは、いま鋭意稽古中です。良かったら、ご観劇下さい。

■場所…久留米シティプラザ久留米座

■時間…15日木曜日は、19時半開演。16日金曜日は、19時開演。

■前売りチケット料金…大人千円。高校生以下五百円。


平日夜間の公演となりますが、久留米近郊の皆様のお越しを待っています!

■チケット販売は、久留米シティプラザ・久留米文化振興会にて。

皆様のお越しを心からお待ちしておきます

【釜】

人形劇であそぼ!今年も開催

国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金」助成を受けての「人形劇であそぼ!」は、助成認可がおりました。
よって、今年も開催いたします!

10月10日祝日に、朝倉市秋月コミュニティーセンターで13時半からの開催です。

人形劇「みなしごサキと子天狗こたろう」を観て、人形工作ワークショップ体験。子どもだけでなく、親子で楽しめる企画です。

日用品から創る人形工作で、ちょっぴり遊びが創造的に変わってくれたら、とっても嬉しい。

人形劇を観て、ちょっぴり親子の会話が弾んでくれたら、やっぱり嬉しい。

子どもは、工作ワークショップと観劇で500円。大人は同じく800円。助成を受けての企画ですから、低額の参加費で創造的に楽しめる時間です。

今回のチラシ広報範囲は、朝倉市・筑前町・小郡市・筑紫野市・太宰府市・春日市。
募集定員は30名です。

劇団通信読者160名の皆様には、9月初旬郵送予定の劇団通信45号に、チラシが同封されますよ。
親子の皆さん、奮ってご参加下さい。

秋のひとときを、親子で、人の温もりのあるクリエイティブな時間を過ごしてみませんか?

【釜】

平和のために

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毎日猛暑が続きます。そんな中、今日は71回目の敗戦記念日。

だからという訳ではありませんが、個人的に「全滅」(高木俊郎著)を、読み終えました。何度目かの通読です。1987年第1刷の文春文庫版。
インパール作戦を描くことから、人が人として扱われぬ、人が人でなくなる戦場の実相を、冷徹なジャーナリストの眼で告白しています。

著者のあとがきから、ちょっぴり引用します。

「戦場の真相をかくし、戦死者を美化すれば遺族が喜ぶと考えるのは、遺族をあざむくだけではない。それは上級将校が自分の責任をごま化すことであり、時には歴史を誤らせ、国民の将来を不幸にすることになろう」

私たちは、過去を率直に見つめ、教訓を語るべき歴史として学び、未来を誤らないようにしなければなりません。
権力者に都合の悪いことを見つめることも辞してはなりません。公正な眼で過去を見つめることは、公正な未来を創る一つの闘いなのだ。
そう思います。


それを行うことは、今の大人が未来を担う子どもに対して行うべき、最も大切な義務の一つであると思うのです。

劇列車は、毎年3月27日に頓田の森ぴーすきゃんどるナイトを開催してきました。記憶の継承が、未来の平和を創る礎となる。それを確信しているからです。

子どものために、平和を創る。
未来を誤らないために、過去を振り返る。
それは、子どもに関わる全ての大人たちが大切にしたいこと。
なぜなら、弱き者たちが、戦争の最大の被害者となるのだから。

写真は、今日のあとりえ山猫亭から見た森。秋の気配が待ち遠しいですね。

【釜】

猛暑のさなかの巡回公演

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昨日8月10日は、久留米市上津校区学童保育所に、巡回公演でした。

演目は「みなしごサキと子天狗こたろう」。なかには、夏休み親子人形劇場で見たよ、という子もいましたよ。

みんな猛暑の中を歩いて、上津校区コミュニティーセンターへ。それでも、元気ハツラツ観てくれました。みんな、楽しく観てくれてありがとう。

手作りのお土産までいただきました。

写真は、いつもの?開演を待つ、サキちゃんとこたろうくん、そしてお地蔵さま。

巡回公演は、まだ9月、11月、12月と続きます。どんな子どもたちが、どんな風に私たちの作品と出会ってくれるのか。ほんとうに楽しみですね!


【釜】

入場者を訂正して

本日は、8月10日上津学童保育所に向けた「みなしごサキと子天狗こたろう」の稽古。

ほんと!暑いですねぇ。私は額の汗が目に入らないように、タオルで鉢巻き。
まぁ、稽古は人様に見せられる格好ではありません。

さて、7月24日の夏休み親子人形劇場の振り返りも、簡単におこないました。

そうしたら、なんと、ご入場いただいた皆様の人数を上方修正する必要がありました。

ご入場いただい皆様は、190名から200名の間。
入場料をいただかない未就学児のちっちゃなお客様は、カウント出来なかったので、最終的には少しアバウトな入場者把握なのですが…。

でも嬉しい修正ですね!

親子で良い時間を過ごすことのできる手打ち公演。その意義を再確認しました。

これを励みに、もっともっと良い作品を創らなくては。

さぁ、次の8月10日巡回公演も、暑さに負けず頑張っていこう!

【釜】

振り返ってみると

私たちにとっての「とやま世界こども舞台芸術祭」を振り返ってみたいと思います。

舞台芸術祭は8月4日まで開催中ですから、あくまでも私たちにとっての振り返りです。

一つ目は、舞台表現が地域性に富んでいるために、とっても勉強になったことを振り返りたいと思います。

スリランカ青年ダンスアンサンブルによる、その名も「現代と伝統」という名のダンス。

生まれ育った土地の伝統を踏まえた現代的表現。ローカルであることにこだわりつつ、そのローカリティがヤマト文化圏の私たちまで、十分な魅力を持って伝わってきました。

表現のローカリティが、力強い深みを持って私たちに迫ってくるのです。

表現の根っこ(文化風土・精神文化)が、表現にもたらす力について考えさせられました。

二つ目は、外国の劇団上演を鑑賞して考えさせられたことを、振り返ってみます。

まずは、モロッコの「エル・ファヌース劇団」について。

パンフレットのグループ紹介によると、こう書いてあります。

「モロッコの子どもたちの文化的芽生えを助長し、すべての関係者にも積極的に参加してもらうことである。単なるエンターテイメントに終わらず、教育の目的を持っている。普遍的なメッセージや価値観、道徳観を伝えたい教室、病院、孤児院、劇場など、どこにでも出かけるノマッド型人形劇団である。従って文化的にもあまり恩恵をうけていない子どもたちのためにも演じる」

これは、私たち劇列車の団体趣旨と、なんと重なることが多いことか!

他にも、日程の関係で観ることのできなかったポーランドの「ブラマ劇団」のグループ紹介は、こうでした。

「文化に、そして教育に関わるものとして当劇団は通常の教育メソッドとは違った方法で人々に活力を与え人生や世界を改変したいと思っています」

今回、はるばる富山県まで遠征公演をして、外国の劇団の紹介や鑑賞から、私たちの姿を客観的にとらえてみる良い機会となりました。

私たち劇列車も、演劇活動と体験教室活動を、広義の教育活動と考えています。

子どもの心が不必要な抑圧から自由になるための。子どもの心が生き生きとするための。そこでは「不公平」を出来るだけ排除したいから、「どんな子どもにも劇を文化を!」というメッセージを掲げてきたのです。

長年の(正確には1970年代からの)流れによって、学校教育には能力主義が浸透し、学校の「商品化」も中等教育や高等教育を中心に、ずいぶんと進みました。今や、学校教育はずいぶん歪み、ほんとうに危機的状況にあると、私は考えいます。
(もちろん危機的だからといって、学校内部での改変努力を無視してよいわけではありません)

けれども、家庭や地域の中で、子どもの健全で健康な発達を支える「多様で多元的な教育活動」が、ほんとうに大切になっていると思うのです。

劇列車は、演劇と教育の接点となる活動を創りだし、演劇の持つ力を使って、子どもの健全な発達を支えようとしているのです。

だから、作品創造にあたって「劇列車三原則」というガイドラインをつくり、いつも子どものことを忘れないようにしているわけです。

長くなりました。

私たちは劇団です。しかし、子どもの発達に関わる教育プログラムとして、演劇活動をしています。
この比較的特異な位置に、意識的に身をおいている私たちは、他に模範とする劇団が少なく、我が身を振り返る物差しを得る機会に恵まれていません。

そんな物差しとなる複数の劇団を知り、また一つの劇団の上演を眼にすることができたこと。
それは、何ものにも代え難い貴重な体験でした。

片道15時間をかけて舞台道具を運び、上演し、そして観る機会を得たことを、ほんとうに喜びたいと思います。

このような機会を与えていただきました「とやま世界こども舞台芸術祭実行委員会」の皆様に、厚くお礼申し上げます。

【釜】

ただいま、九州島!

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富山から約900km。出発から14時間でようやく九州入りです。
同じ姿勢が続いて体がかたまっていますが、もうひとふんばりo^^o
夜の福岡を、久留米まで南下して帰ります。

あっという間の3泊4日。
とやま世界こども舞台芸術祭2016への参加は、怒濤のように過ぎていきました。
招待を受けて上演したこと、他地域の上演を鑑賞したこと、この2つはとっても大切な栄養になりました(*^_^*)

さぁ、明日からもがんばるぞ!

【尚】

西宮名塩SAでお昼休憩

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お昼は兵庫県西宮市にて。
6時間のドライブで、バテバテです(‾_‾;)

そんなときに嬉しいひとこと。
食事待ちの間に、ほっこり気分になりました(*^_^*)

【尚】

さぁ、九州島へ帰ろう

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富山の日の出は早い。4時ごろからだんだんと空が白み始めていました。

むっとくる暑さはなく、さわやかな朝の田園風景を眺めながら帰途に。
写真はホテル近くの空。少し曇っています。

【尚】