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人形劇であそぼ!inちくしの

朝晩はめっきり肌寒くなりました。
秋は巡回公演もたくさんあり、準備に新作稽古に…と慌ただしくなってきました。

さて、11月3日(金・祝)に「~アートであそぶinちくしの~人形劇であそぼ!」を開催します。
親子を対象として、人形劇観劇体験とかんたんな人形づくり体験をやってみる機会です。
詳細はこちら

火曜日は、そのチラシを小学校ごとに仕分け。
開催地の筑紫野はもちろん、春日・大野城・大宰府・小郡の小学生のみなさんに、チラシを使ってお知らせです(*^^)

もちろん、先に挙げた地区の方々以外の参加も大丈夫です!
みなさんのご参加、お待ちしております(*^0^*)

【尚】

演劇発表とトークイベント

ファイル 1392-1.jpg

昨日は稽古の後、「オリザさんと演劇をつくる2017演劇発表とトークイベント」に行ってきました。

場所は、筑紫野文化会館。主催は「福岡教育を考える会協議会」の皆さんでした。

集いのテーマは、「演劇教育を学校現場に定着させる必要性を考える」ことにありました。

参加しての感想は次のこと。「演劇の持つ知恵と力を教育に生かす演劇教育は、もっともっと盛んになって欲しい」ということです。

今まで劇列車は、演劇と教育の接点で、事業を発想し活動してきました。
外から見てわからなくても、内部では一度もブレたことのない私たちのアイデンティティです。

それを、私たちは地域児童演劇運動と呼んでいるのです。

周りに同じような問題意識を持った方々が、極めて少ないため、ほとんど他から振り返られることのない活動を、コツコツとやってきました。精神的には充実した日々でしたが、活動が孤立的であったことは否めません。

また、かつて職場だった学校で選択科目「演劇表現」を受け持っていた時、演劇教育実践記録で準入選をいただいたことがあります。

しかし、演劇教育が子どもに必要だというコモンセンスが職場で育たず、選択科目自体が消えました。

演劇教育の社会的認知は、活動に困難をもたらすほど低いものがありました。
それは今も大きく好転したとは思えません。

だからこそ、昨日のような会は、とても有意義なものだと思います。
今後の活動が、大きく発展されることを期待したいものです。

さて、教育に生かすべき演劇的知恵と力とは、どんなものか?
また、教育に生かすべき人形劇の知恵と力とは、どんなものか?

機会があれば、まとまった形で述べてみたいのですが…。
時間も機会もなかなかないところですね。

近々、私たちの活動を振り返る意味でも、劇団通信に書いてみたい。

さて、写真は新作に使う道具の製作風景。少しずつ進んでいますよ!

【釜】

秋の巡回公演は?

虫の音がかしましい秋。いつの間にか、日の入りが早くなっています。秋ですね〜。

さて、劇列車秋の巡回公演日程が決まりました!

10月12日筑前町みなみ幼稚園。
10月17日久留米市山本小学校。
10月19日久留米市善導寺保育所。

2作品で3カ所を回ります。

どんな子どもたちと出会えるのか、とっても楽しみです!

【釜】

進みだした製作

新作「注文の多い料理店」は、私たちにとって三度目の作品化となります。
ですが人形劇としては初めて。

新作初演のつもりで、今回取り組んでいます。

「食べるということは命をいただくこと…」

私たちがつい忘れがちになっている真実を描いた「注文の多い料理店」に、気を引きしめて頑張っていますよ。

今日は初めての半立ち稽古。
本作品の表現上の実験が、一つひとつ試されています。
ん〜。難しくも面白いのです!

夜は虫の音。秋がやってきました。
秋の訪れは、新作製作の苦しさと楽しさの訪れでもあります。

さあ、頑張ろう!

【釜】

9月になって

もう9月ですね。
この時期の青空に映える山は、ほんとうに美しいです。

宮沢賢治の「どんぐりと山猫」は、ちょうど今の時期が舞台ですよね。

「まわりの山は、みんなたったいまできたばかりのようにうるうるもりあがって、まっ青なそらのしたにならんでいました」(「どんぐりと山猫」より)

ほんとうに目に映る山々は、こんな風にうるうるもりあがって見えます。
この季節ならではの景色です。

さて、新作は宮沢賢治の「注文の多い料理店」。
劇列車は三度目の劇化に挑戦します!

三度目の劇化は、もちろん人形劇で。
今日で読み稽古を終えて、次回からは半立ち稽古へ進みます。

上演は、来年2018年2月末です。
さあ、長丁場の新作準備と稽古が始まりましたよ!
【釜】