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記事一覧

新作は「猫の事務所」!

新作脚本が、基本的には上がりました!

本日のミーティングで、定期公演用脚本としてゴーサインが出たのです。

脚本タイトルは、宮沢賢治原作「猫の事務所」。

「でんでら山のふしぎ」を第四次稿まで書き進めましたが、どうしても欠陥が克服出来ず、十数年前に書いてお蔵入りとなっていた「猫の事務所」の改作に取り組んでいたのです。

「でんでら…」の脚本欠陥は、根深いところから来ており、簡単には解決不可能との判断でした。

脚本は舞台成果の土台であり、劇の設計図。土台と設計図がしっかりしてなければ、その後の総力を集めた努力が報われないのです。

まずは脚本の段階で、いけるかいけないか。
シビアなまなざしで見極めがいるのです。
いくら書き手であっても、ミーティングでは制作の目で、シビアな判断が必要なのです。

「猫の事務所」は、しっかりした劇の構造を持ち、強いドラマ性がありながら、人形劇向きの脚本である。この脚本を土台にして、今後の創造作業を構築できる。

その判断を下して、ゴーサインになったのです。

私たちは創るからには、お客さまに満足のいくものを目指しています。

さあ、ここから。
来年2月までの演技、人形美術、舞台美術、衣裳、音楽、あかり、と苦しくも創造性に富む仕事が始まります!

【釜】

2018年後半の仕込み

いいだ人形フェスタから帰着して、劇列車は2018年後半戦に向けて準備中。

まずは、子どもゆめ基金の助成が認可されたので、「親子人形劇がっこう」の準備がはじまりました。

詳しくは後日発表しますが、11月3日と4日の予定で、久留米市石橋文化センター共同ホールにて開催しますよ。
お楽しみに!

そして、第20回公演に向けての新作準備。
これは脚本が難航中。
脂汗たらたら流しながら
頑張っています。

最後に、秋の巡回公演や企画についての準備計画づくり。

そして、劇列車15年の記録「こどもの心に種をまく」を、月間誌へ掲載するために短縮バージョンづくり。六千字にするのに、四苦八苦中。

とにかく目の回るような忙しさに、てんてこ舞いしていますよ。

【釜】

2308km 旅の終わり~いいだ旅日記

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京都を出発して 10時間、ようやく久留米へ到着しました。
写真は、脊振山に沈む夕日。
私たちが帰ってきたのを美しい景色で迎えてくれました(о´∀`о)

さて、あっという間の4泊5日。
けれど、と~っても充実した研修となりました。

いいだ人形劇フェスタへの出演や他団体の上演観賞、ワークショップ参加。
長野県内にある農村舞台や美術館、人形館巡り。
この経験は、私たちの糧となり、大切な栄養となりました。

さぁ、明日からまた頑張るぞ~!!

ちなみにタイトルは、今回の走行距離。
福岡〜長野の5日間の行程で走った車の距離でした(^3^)/

【法】

九州へ向かいます~いいだ旅日記

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昨日は京都泊。無言館(長野県上田市)からの移動でしたので、渋滞にはまりながら夜11時に到着(*_*)
今朝はゆっくりして、いよいよ九州へ戻ります。
写真は昨日の高速で。伊勢湾岸自動車道を通ったら、ちょうど花火があがっていました(*^^*)

【尚】

無言館見学~いいだ旅日記

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2時間かけて無言館見学終わりました。

充実した展示。独特のオーラが立ち込めた空間でした。
生きて画を描いていたい戦没画学生の生への意思。
彼らの画を保存してきたご家族の意思。

そして戦没画学生の画を集められてきた無言館の意思。

それらが無言館に立ち込めた、厳粛なオーラの正体なのかもしれません。

【釜】

今日は無言館へ~いいだ旅日記

あっという間に終わったいいだ人形劇フェスタ。
劇列車は2日間の参加でしたが、みっちりと上演や観劇、資料館見学を行い、多くの学びを得ることができました。
さて、今日は長野県上田市にある無言館見学へ向かいます。
高い山々がたくさんそびえる信州長野。
県内移動であっても通るルートをどうするか…地元の方々に尋ねながら進んでいます(;^_^A

【尚】

人形館めぐり~いいだ旅日記

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糸操り人形館のあとは、川本喜八郎人形美術館を見学しました。
人形を見ているだけでは、なかなかわからない人形の構造がわかり、とても面白い体験となりました。

その後、黒田人形浄瑠璃伝承館へ。
写真は、併設された黒田人形舞台です。
伝承館は見学ができず残念でしたが、農村舞台のある土地の空気を感じることができました。

【法】

美術館見学へ~いいだ旅日記

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くすのき燕さんのワークショップで勉強して、竹田扇之助国際糸操り人形館を見学。

信州伊那地方の分厚い人形劇の伝統を感じました。

糸操り人形を使って遊んでみました!難しい…。

写真は、糸操り人形館の敷地内にある明治初めに建設された農村舞台です。

【釜】

ケニアの人形劇~いいだ旅日記

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今日はケニアの人形劇観劇からスタート。
灼熱の大地を感じさせる音楽がとても素敵な人形劇でした(*^^*)

次は人形劇ワークショップ。
その前にお昼ごはん、下伊那郡高森町で信州そばをいただきました。

【尚】

ワクワクショッピング~いいだ旅日記

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飯田に到着して、3日目。
今日は、朝から飯田公民館へ。
まずは、ワクワクショッピング会場へ行きました。

なかなか手に入りにくい人形劇の古い書籍や記録誌、人形劇用のパペットがたくさん販売してありました。

じっくりみてると、時間が過ぎるのもあっという間!

さてさて、次の公演は同じ公民館で。

【法】

巨大人形劇!~いいだ旅日記

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巨大人形劇「岩見沢人」を見学。
クレーン車とイントレで大きな馬を吊ってました!
糸あやつりですが、遣い手は走り回っていました(゜ロ゜;ノ)ノ
こんな大がかりな人形劇ができるとは…飯田市さすがですヾ(゜0゜*)ノ
【尚】

地区公演、無事終わりました〜いいだ旅日記

本日午後に、無事「ごん吉と化けたぬき」竜丘公民館地区公演を終えました。

西宮の人形劇団ジャビジャビさんとのジョイント公演。
飯田市内の各地でたくさんの人形劇公演があっているなか、 二百名を越えたお客さまをお迎えしての盛況な公演でした。

また地元の皆様の郷土色溢れた心づくしの手料理での交流会。
料理の背景にある信州の風土のお話しをお聞きしながらの、心のこもった交流会でした。

竜丘公民館で、人形劇フェスタ公演を支えられている皆様に、厚くお礼申し上げます。

また人形劇団ジャビジャビのお二人、またどこかでお会いしましょう!

劇列車は、夕方からの巨大人形劇「岩見沢人」見学のあと、人形劇団望の社公演観劇予定です。

本日は朝から夜まで、目一杯の行動予定ですよ。
【釜】

飯田人形劇場~いいだ旅日記

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今日は公演日!
荷物を積んで出発…と行く前に、かわせみ座を観劇。
飯田人形劇場前でパチリ(^_^)

【尚】

無事に飯田到着~いいだ旅日記

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午後7時30分、飯田文化会館に到着!
夜遅くにお疲れのところ丁寧に対応してくださった事務局スタッフの皆さん、ありがとうございます(^-^)

ホテルのチェックインも終わり、今から遅めの夕食。
無事に到着できてホッとしました。
さぁ、明日の公演頑張るぞ!

【法】

琵琶湖のほとりで~いいだ旅日記

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大津サービスエリアで休憩。遠征で恒例になった甘味補給をここで。このサービスエリアのソフトクリームは、とってもおいしいのです。
琵琶湖を見渡せる唯一のサービスエリア。
だからか、いつも人がいっばい。

さあ、ここを出発すると琵琶湖を北上して中央自動車道へ!

【釜】

兵庫、加西SAで昼食~いいだ旅日記

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出発から約8時間が経ちました。サービスエリアへ立ち寄り、ここで昼食。

写真は、瓦そば。
兵庫県まで来て、山口名物を食べました(笑)

さてさて、長野まで残り半分ほど。

サービスエリアを行き交う人の言葉も関西弁が聞こえてくるようになってきました。

【法】

いざ本州へ~いいだ旅日記

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午前6時、門司港にて。
工事中のため海は撮影できませんでしたが、走行中に山々の間から見えた朝日と海のコントラストはとても綺麗でしたよ(^^)
ヒグラシの鳴き声が響く中、いざ本州へ足を踏み入れます(*^O^*)

【尚】

出発!~いいだ旅日記

いいだ人形劇フェスタ出演のため、長野県飯田市へ向けて、出発しました。
只今、時刻は朝の4時半。外はまだ真っ暗。

車1台に荷物を積め込んでいるので、3人乗るのがやっとです。

さぁ、どんな旅になるのか楽しみです!

【法】

猛暑のなかで

昨日は猛暑の中、大橋校区学童保育所と草野校区学童保育所の合同公演でした。
演目は「むかしむかしのお化けばなし」です。

会場のコミュニティセンター二階ホールに機材や荷物を上げるだけで、どっと滝のような汗が…。

でも子どもたちの反応もよく、熱心に観てくれて、疲れも吹き飛びました。

指導員の先生方、お招きいただいて、ありがとうございました。

さて、次は11日に長野県飯田人形劇フェスタでの上演。
「ごん吉と化けだぬき」です。

さて飯田人形劇フェスタへの参加は、自分たちの上演を頑張ることと、研修の二本立てのスタディツアーなんです。

私たちの観劇予定は、人形劇団望の社、かわせみ座、そしてアフリカケニアの劇団、巨大人形劇「岩見沢人」。
そしてオブジェクトシアターのワークショップ受講。最後に二つの人形美術館と農村舞台の見学。

明後日の4時出発予定ですよ。

南信州は、農村舞台が集中した地域でもあります。農村文楽の保存会ま数多く、学校に人形浄瑠璃クラブがあるような地域柄。
そんな人形劇の伝統の上に花開いた飯田人形劇フェスタ。

さあ、しっかり学んできましょう!

【釜】

町医者

昨日アップしたブログには、少し舌足らずのところがありました。町医者と専門医についてのところ。

少し補足しておきましょう。

巡回公演は専門的劇場でやる公演とは違い、必要最小限のもので、最大の効果を狙うものです。

必要最小限を越えた技術スタッフワークは、経済原則を踏まえると、持続可能性が低い。

しかし人形劇といえども、総合的な表現です。いや、むしろ俳優劇より技術の占める割合が高い。

ですから、必要最小限のなかにも、公演を成り立たせる知恵と工夫がなければならないのです。

そういった意味で、巡回チームは町医者なのです。

劇場の最新式の機材を使える知識や技能は必要ないけれど、その基本的考え方や初級的技能は身につけておくことで、作品の効果をあげることが出来ます。
その意味で、専門医ではない。

巡回公演は潤沢な予算のついている場合をのぞいて、そんな工夫がとても大切なのだ。そう思います。

とりあえず昨日の補足でした。
【釜】