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日本ウニマ加盟

2020.11.14 (土)

葉っぱも赤くなり、黄色くなり、晩秋を迎えつつあります。地上の喧騒と離れたところで、確実に季節は巡っています。

さて劇列車は、淡路人形芝居ととらまるパペットランドを見学する研修旅行(スタディツアー)も無事に終え、日常の稽古と会議を進めています。
稽古場では、創造的で充実した時間が流れています。
演劇集団の本質は、1+1は2ではなく、3以上になる創造性にあります。逆に言えば、1+1が2以下にしかならない集団には未来はないのです。
劇団は人数ではない。人数では劇団の勢いは決して計れません。

さて今日は、昨年からのお誘いもあって、劇列車は「日本ウニマ」(国際人形劇連盟日本センター)に代表が個人加盟したことをお知らせします。

私たちの人形劇表現が、それなりの水準に達してきていることは、自分たちでもわかります。

一方で、この段階に留まっていてよいはずないのです。集団の発達を止めて唯我独尊に陥っている劇団は珍しくありません。
私たちは違う。まだ学び続ける必要があります。


また劇列車は、構成員が「人形劇に親しむ」ことを目的とはしていません。ご存じのことと思いますが、劇列車はアマチュアの趣味的な集団ではないのです。
私たちのいうアマチュアとは、プロ以上に精進する者のことです。アマチュア性を甘く見てもらっては困る。

劇列車は、人形劇の質を求めるとともに、その質と人形遣いの生き方でもって、子どもの発達に関わろうとする劇団です。

世間では「子どものために」と言えば、「暮らしの片手間に」という理解をされる方々が多いようです。
アマチュア=趣味、子どものために=片手間という理解は、ほんとに困る。大切なことが伝わらない。伝えようと努力しても伝わらない。

そんな理解をされる方々に言いたい。
「あなたの子どもや孫が、片手間に保育や教育をするといった意識のアマチュア保育者やアマチュア教育者に預けられたとするならば、そんな保育者や教育者を、あなたは信頼できますか?」と。
子どもの発達に関わることは、片手間ではできません。真剣勝負なのです。場合によっては、関わる大人の方が壊れることだってあり得るのです。

アマチュア性も子どもの発達に関わることも、甘くみていては手酷いやけどを負いかねません。
これは声を大にして言いたいと思います。

ですから、私たちはもっと学び、もっと試行錯誤し、もっとよりよい作品づくりに精進していくのです。

私も定年退職をして3年目になりました。
しかし、私は第2の人生を自分の趣味に生きるなど、まっぴらごめんです。そんなこと、やりたくもないのです。
私に趣味などありませんし、持とうとも思いません。そもそも趣味など持ちたくない。


それでは、私は何ををしたいのか?

私は自分の限界に挑戦していきたいのです。限界に挑戦することを毎日の日常にしていくと、はじめて限界を越えることが出来はじめる、と思うのです。

一つひとつの困難から逃げない。困難から逃げると逃げ癖がつきます。逃げ癖が身についた人間に、果たして限界への挑戦など出来るのでしょうか?
経験的に言って、それは無理です。

脈絡があるようなないような、少々の個人的毒舌も含めた文章を、長々と書いてしまいました。

さて、日本ウニマから届く様々な資料は、劇列車全体に共有され、きっと劇列車の創造に好影響を与えるものと思います。

今、劇列車はどんどん先へと歩んでいるのです。

【釜】