梅も盛りを過ぎ、杏の花も散りました。そうして、次々に花が咲き乱れる季節に入りました。風に花の薫りが漂います。
春が来たのです。
さて「ちょうふく山のやまんば」新バージョンも、一応完成しました。
3人で人形を使い、音響と明かりを操作し、舞台を転換します。
台本も何回も手直しが入るなか、奮闘した人形遣いの皆さんには頭が下がります。
本番中は様々な仕事をこなしながらの上演です。どうしても上演を流すことに必死になります。
だからか、先日のゲネプロでは人形演技に固さが見られました(私を含めて)。
しかし、次のゲネプロでやりこんでいくに連れて固さもほぐれて、きっと魅力的な人形演技に戻ってくることと思います。
いよいよ上演が近づきました。上演チームの皆さん、頑張りましょう。
「人形劇であそぼ!」「頓田の森ぴーすきゃんどるナイト」「パペットシアターPROJECT」「学童保育所公演」と、3月下旬1週間のあいだに、4つの企画が連続します。ですから制作もてんてこまいです。
ちょっとも気が抜けない。
それでも、様々な方々と出あいながら一つひとつの企画が実現に向かっています。それは大変なことながら、得難い経験の蓄積をさせていただいています。
3人での仕込み時間を短縮するために、様々な工夫も同時進行中。一日24時間ではとても足りません。
さて「人形劇であそぼ!」の日、3月21日は「世界人形劇の日」です。人形劇で世界をつなげようという日なのです。
その日に、たまたまですが「人形劇であそぼ!」を開催出来ることは光栄なことです。人形劇は、モノを蘇生させる喜びに満ちた表現世界です。その喜びを参加者の皆様と分かちあえることも、私たちの喜びです。
【釜】
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