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親子であそぶ人形劇がっこうinくるめ、終了

昨日は親子であそぶ人形劇がっこうinくるめ。久留米開催の最終日でした。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

人形劇ワークショップは、参加されるみなさんが主体的に活動する体験プログラムです。
そのため、同じ活動内容であったとしても、同じ雰囲気や結果にはならないものです。

昨日のワークショップでも、参加されたみなさんが作った人形のユニークなこと、ユニークなこと!
拝見させていただきながら、発想の豊かさに舌を巻きました。
こぶたをお姫様設定にしたいので、わらの家・木の家・レンガの家をお菓子の家・お花の家・お城に変更してつくった女の子。発想の柔軟さにびっくりさせられ、とても感心しました。

劇あそびにおいても、ユニークな展開があちこちで生まれました。
オオカミが家の中に入ってくる前に、説得しに行くこぶた。こぶたを食べに来たオオカミに、「うちで一緒にあそぼ」と誘うこぶた。
講師として見て回りながら、クスっと笑ってしまう展開でした。

午前と午後にまたがった1日がかりのプログラムでしたが、子どもも大人も笑い声があふれる楽しい空間が生まれました。
私自身、とても楽しませていただきました。本当にありがとうございました。

さて、この「親子であそぶ人形劇がっこう」~3匹のこぶたプログラムは、今年度はあと1回。
12月18日に、ピーポート甘木(朝倉市)で開催です。
すでに参加受付が始まっております。定員に達し次第締め切りますので、参加をご検討のみなさまはお早目のお申し込みをお願いいたします。

【尚】

パペットシアターPROJECT第二弾、終了

今年度のパペットシアターPROJECT(ちくご川コミュニティ財団子ども若者応援助成)、第二弾が昨日終了いたしました。

今回は、久留米市内で「食」に関する支援を行ってあるボナペティさんと一緒に実施した取り組み。
ボナペティの皆様には、事前準備から当日のボランティアまで、快く、そして精力的に関わっていただき、本当にありがとうございました。

そして会場に足をお運びいただいた参加者のみなさま、ありがとうございました。
上演演目は「ちょうふく山のやまんば」。原作は秋田民話です。
この原作から着想をえて、村で疎外されていた貧乏人たちが、生き方を問い直す作品に仕上げました。

劇中には、「貧乏だから仕方ない」「がまんするしかない」というキーワードが度々登場します。
そのたびに会場がシンと静まり返り、上演している私たちのいる舞台まで、劇の展開に息をひそめる参加者の様子が伝わってきました。

観てくださったみなさま、本当にありがとうございました。

終了後、関わったスタッフ全員で簡単な交流会を実施。
助成団体であるちくご川コミュニティ財団のみなさま、ご参加いただきありがとうございました。

主催団体、受け入れ団体、助成団体の三者が一堂に会し、各々の活動についておしゃべりし合いました。
短い時間での交流会でしたが、私自身、ボナペティさんとちくご川コミュニティ財団さんのお話を伺いながら、とても胸が熱くなりました。
分野は異なれど、熱い想いをもって地域で活動する三つの市民団体が交流を深める、貴重な機会となりました。
関係者のみなさま、お忙しいところ交流会までご参加いただき、ありがとうございました。重ねてお礼申し上げます。

観劇の“場”をつくっていく過程、観劇後に家族と友人との感想共有…「劇を観る」前後に行われる行為は、結果としてコミュニティを強化することにつながります。
目に見えないものであるため効果を測りにくいのですが、確かにその力を感じた今回のパペットシアターPROJECTでした。

パペットシアターPROJECTは、今年度あと一カ所。年明け3月に開催予定です。
こちらの準備も始まっています。さあ、がんばるぞ!

【尚】

あっという間の4時間~親子であそぶ人形劇がっこうinくるめ、終了

昨日は「親子であそぶ人形劇がっこうinくるめ」。
三匹のこぶたのこぶたとオオカミ人形をつくって、人形劇あそびをやってみました。
御参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

人形劇は多くの場合、人形をつくるところから始まります。
今回の私たちのワークショップは、昼食休憩を除くと3時間のプログラム。そのほとんどが人形や道具の工作時間です。
中にはあっという間にお昼ご飯を済ませ、休憩時間にも関わらず作り進める参加者の方々もいらっしゃいました。その方々は、正味3時間半の工作時間です。

それだけ時間をかけて創ったからでしょうか。
人形劇あそびの時間になると、人形たちが活き活きと動きだすこと、動きだすこと!
私たちが想定していなかった人形の動き方、道具の活用方法が次々とあふれ出して、会場はあたたかい熱気に包まれていました。
時間をかけて人形や道具を創った分、つくりながらモノの特徴を捉えていくことができたのでしょう。
モノの特徴を捉え、人形劇あそび時に活用できるというのは、人形づくりから動かしてみる過程をすべて体験するからできる、醍醐味ですね。

「子どもが楽しく作っている様子に嬉しくなり、何より私が楽しかったです。」「参加する前は長時間のイベントだなと思っていたけど、あっという間に終わってしまいました。」「他のみなさんも家に帰ってからまた人形で遊ばれる姿が目に浮かぶようです。」といった大人の方々の感想。
「またやってみたい!」「他のおはなしでも遊びたいと思った」「つくるのはむずかしかったけど、あそんで楽しかった!」といった子どものみなさんの感想。

親子のみなさんが一生懸命楽しんでいただいた気持ちがとてもよく伝わってくる、素敵な感想をありがとうございました。

【尚】