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劇列車上演班からの報告

梅雨も明け、酷暑が続きます。皆様、お元気でお過ごしですか?

さて、劇列車上演班からの報告です。

昨日から夏の巡回公演がスタートしました。
「一郎くんのリスタート」(どんぐりと山猫というはなし改作版)で4ヵ所、短編人形劇「三びきのこぶた」上演と人形展示で1ヵ所。
合わせて5ヶ所を、1ヶ月間で巡回します。

いずれも猛暑の中での巡回公演となりますので、上演班一同、熱中症などに気をつけながら、巡回活動をしていくつもりです。

次に。

長い読み稽古が続いてきた新作「さちの物語†貧乏神と福の神とさちの物語」が、そろそろ半立ち稽古へ移行します。

私たちの読み稽古は、脚本改定を含みながら行うため、とても時間がかかります。
しかし、そのような稽古過程を辿るため、その後の全稽古過程に耐える強靭な土台が出来上がります。

さてひとつだけ、この作品には、今の段階で自負があります。

それは…。

虐待を受ける子どものほんとうの声を取り上げていること。
虐待を受け続けた中学生の主人公さちの回復(希望の呈示)を描くことが出来たこと。

そして…。

そのために、「さちの物語」上演班が、深く深く自己の内面と向き合ってきたこと。

たぷん、どこにもない作品に仕上がっていくでしょう。
たぷん、深くも具体的な問題提起の作品として、仕上がっていくでしょう。

皆様、どうか上演(12月名古屋ひまわりホール新P新人賞受賞記念公演、3月石橋文化センター久留米公演)をお待ちください。

【釜】

困難を抱える子どもへの人形劇観劇体験支援先公募~パペットシアターPROJECT

皆様にお知らせします。

2024年度の「バペットシアターPROJECT~困難を抱える子どもへの人形劇観劇体験支援」事業の支援先公募をはじめます。

経済格差の渦中で大変な子どもたち、学校に行けないで苦しんでいる不登校の子どもたち、外国にルーツを持つ或いは外国籍で、日本社会に高い壁を感じている子どもたち。
そのような困難と生きがたさをを抱えて必死に生きている子どもたちに、日頃から心の通った支援をしてある大人の皆様、団体の皆様。

どうか来年度のバペットシアターPROJECT支援事業に、お申し込み下さい。

バペットシアターPROJECTは、無料の観劇体験支援事業です。
子どもの文化体験格差を少しでも縮めることから、子どもの自尊感情を育むことを目的としています。

①公募期間は、8月1日~8月31日まで。
②2024年度の支援は、6箇所程度です。
③上演料、会場費、広報チラシなど、上演にあたって必要な経費は派生しません。原則一切無料の企画です。
④詳細は、弊団体HPにPDFで添付しております「2024年度バペットシアターPROJECT企画書」を御覧ください。
弊団体HPはこちら。

※2024年度バペットシアターPROJECTは、WAM(独立行政法人福祉医療機構)の子どもの未来応援基金に、助成を申請予定です。
助成採択の場合の実施となりますので、お申し込みの折りには御留意下さい。

なお弊団体は、2023年度(本年度)バペットシアターPROJECT事業に対して、WAM子どもの未来応援基金助成が採択されております。
2024年度分は、本年度に引き続き申請をする予定です。

【釜】

参加受付開始~パペットシアターPROJECT報告会

――困難を抱える子どもに文化体験支援の輪を!
先日のブログでご紹介した『パペットシアターPROJECT報告会』の参加受付が始まっています。

8月20日(日)13:30~16:00終了予定
久留米市市民活動サポートセンターみんくる・会議室にて。
詳細はこちらから。

どなたでもご参加いただけます。どうぞみなさま、お気軽にご参加ください。
参加お申し込みはこちらから。

さて、先週末はパペットシアターPROJECT報告会のチラシ郵送やNPO通信の発送作業を行いました。先週の豪雨災害の影響で、物流にも遅れが生じているようです。

この度の豪雨災害、道を歩けばその爪痕に目が行きます。
泥水が道路に流れ込んで渇き、車が通るたびに巻きあがる砂塵。いろいろなものを巻き込んで堆積した泥が乾いたもの。砂塵が巻き上がるたびに、つんと鼻につく匂いがします。
道路脇に積み上げられたたくさんの大きな流木。どこから流れてきたのか、ひん曲がった複数台の自転車。
泥まみれになった住宅から運び出される畳、食器棚、椅子…

一日も早い生活再建のために、たくさんの方々が汗を流しながら復旧作業にあたってあります。
地元の財団である一般財団法人ちくご川コミュニティ財団さんも、地元の市民団体と協働しながら災害支援をはじめていらっしゃいます。
(一般財団法人ちくご川コミュニティ財団・災害支援基金・活動報告)
ご紹介させていただくとともに、一日も早い復旧を祈念いたしております。

【尚】

パペットシアターPROJECT報告会のお知らせ

ファイル 1734-1.jpgファイル 1734-2.jpg

皆様へお知らせです。

困難を抱える子どもに文化体験支援の輪を~バペットシアターPROJECT報告会を開催いたします。

8月20日(日)13時30分~16時。
場所は、久留米市市民活動サポートセンターみんくるの会議室。
参加費600円です。

格差、不登校、言語や文化の障壁。
その当事者の子どもたちが抱える困難とは?

そこになぜ文化体験支援が必要なの?

実際に文化体験支援をおこなった弊団体と、この支援を受け入れた団体、そして助成をした団体が一同に集まり、市民とともに考えあいます。

内容は以下のとおりです。

2022年度に、ちくご川コミュニティ財団様から「子ども若者応援助成」を受けて、3ヵ所への文化体験(人形劇観劇体験)支援をおこなった劇列車からの報告。

私たちの文化体験支援を受け入れてくれた地元久留米のボナペティ様から、久留米の経済格差とその問題解決に向けた活動の報告。
(ボナベティ様はストップ!子どもの食と心の貧困というミッションを掲げて、多方面にわたる活動をされてあります)。

それに加えて、市民活動をサポートする中間支援組織として、福岡県で初めて市民が立ち上げたコミュニティ財団であるちくご川コミュニティ財団様。
ちくご川コミュニティ財団様からは、実際に弊団体の文化体験支援に助成をしてみて、助成団体として考えられたことを発言していただきます。

上記3団体からの報告のあとは、参加者同士の話し合いの場を設けます。

本イベントは、報告・発言団体と参加者をつなぐ学びあいと、参加者同士をつなぐ学びあいの場です。
子どもたちの抱える困難の実際とは?
文化体験支援の意義とは?
学びあい考えあいましょう。

特に、深刻化する格差の渦中で困難の壁にぶつかってある方々への直接支援の取り組みと、渦中にある方々への文化体験支援が組合わさった時、どんな効果が現れてくるのか?またはこないのか?
そこにスボットがあたる学びあいになれば、より深い学びになるのでは。そう思っています。

参加者からの発言も大歓迎です。
むしろ、参加者の皆様からの発言で新しい気づきが生まれるといいな、と考えています。

誰でも参加できます。

困難を抱える当事者の皆さんへ支援活動をされてある市民団体の皆様。

人が人として生きる困難が増してきている社会の現実に心を痛めてある市民の皆様。

劇列車サポーター会員の皆様。

どうぞ、この学びあいの場にお集まりください。
参加申し込みは7月17日(月)から。
info@dramatrain.jpへお申し込みください。

(劇列車サポーター会員の皆様には、近々お手元に届く私たちのNPO通信「劇列車がやって来る」にチラシを同封します。詳細を御覧いただければ幸いです)。

【釜】