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“想像”することの面白さ~親子であそぶ人形劇がっこうinくるめ終わりました。

本日は心地いい秋晴れの一日でした。石橋文化会館で開催した「親子であそぶ人形劇がっこう」なかよしプログラム。
行楽日和のなか、私たちの人形劇ワークショップに参加してくださったみなさま、ありがとうございました。楽しんでいただけていたら幸いです。

いつも不思議に思います。発泡スチロール球・毛糸という同じ材料で、自由裁量はそれほど多くないはずなのですが、できあがった人形で同じものはない。
作者の感性が反映されるから、同じ人形ができないんだろうなぁ…と単純な工作にみえるこの劇人形の奥深さを感じます。

時期柄ハロウィンものが多くできていました。こどもたち、おばけは一番関心がありますもんね(^^)
工作に熱中して時間が過ぎていきましたので、人形劇あそびの時間が十分にとれなかったように思います。
人形劇あそびの時間に提示しました、『人形のしぐさから気持ちを想像してみることの面白さ』が伝わっていたら、嬉しいです。
そして『想像したもの』が他者と共有されたときのうれしさ、これも何とも言えない喜びですよね。
あそび足りなかった方、申し訳ありません。おうちでも遊んでもらえると、嬉しいです。

さて、本日のワークショップでも発熱による欠席者が多数でました。
いよいよ秋も深まり、冬がやってきます。様々な病気が流行してきます。
ブログをお読みのみなさまも、お身体ご自愛のうえお過ごしください。

【尚】

P新人賞受賞記念公演情報

ファイル 1752-1.jpg

落ち葉が目立つようになりました。
木々も冬支度をはじめたようです。

さて、愛知人形劇センターから昨日10月27日に、P新人賞2022受賞記念公演「さちの物語」の情報が公開されました。
公演情報詳細は、愛知人形劇センターホームページにアップされています。
御覧下さると幸いです。
『P新人賞2022受賞記念公演「劇列車」公演』愛知人形劇センターホームページ)
ここで劇列車も、愛知人形劇センター様に合わせて、公演の情報公開をいたします。

P新人賞受賞記念公演「さちの物語」
12月17日(日)14時開演(13時半開場)。
損保ジャパンひまわりホール
(名古屋市中央区丸の内3-22-21損保ジャパン名古屋ビル19階)。
料金は前売り2000円、当日2200円。
チケット予約は、愛知人形劇センターホームページより申し込めます。

●一番言いたいことは、一番言いたくないこと。でも一番聞いてほしいこと。
虐待を受けながら育った中学生田中さち。
文化祭で人形劇をしようとするのですが、どうしても言えない台詞がある。そこで退部をしようとするのですが…。

●心に傷を負った人間の自己回復とは?その問いに正面から向き合う人形演劇。
俳優劇と人形劇のコラボレーションで描きます。

名古屋市は九州の福岡久留米からは遠いですね。
しかし、新幹線日帰り可能の範囲です。
「さちの物語」初演の様子を、名古屋で観てみませんか?

劇列車上演班の総力を注いできた作品です。
周囲の皆様にもP新人賞2022受賞記念公演の情報公開をお知らせいただければ幸いです。

【釜】

いよいよ稽古佳境に。さちの物語

月が冴えざえと光っています。
秋が深まってきましたね。

昨日は演劇と教育研究委員会10月例会でした。
報告をいただいたM様、ありがとうございました。
おかげさまで、よい学びの時間となりました。

さて新作人形演劇「さちの物語」は、そろそろ各シーンのつなぎと手直しの段階に入ります。
稽古もいよいよ佳境に入ってきました。

愛知人形劇センター様からは、12月17日(日)のP新人賞受賞記念公演チラシ初稿も送られてきました。
「さちの物語」は製作途上の作品ですから、こちらから事前に提供できた宣材もごくわずか。
人形美術も舞台美術も手作りですから、提供出来る宣材完成もギリギリとなってしまいました。

そういう条件に付き合って下さり、とても素敵なチラシに仕上げていただいただいた愛知人形劇センター様、デザイナーの方、ありがとうございました。
送られてきたチラシ案をみて、感動いたしました。

さて、いろんなことが、追い込みに入ってきています。

稽古と製作(モノづくり)で、体力的にはへろへろ。
同時に通常のイベントや公演にも手が抜けません。
それぞれがそれぞれに大切なことなのですから。
次の日曜日は、親子であそぶ人形劇がっこうです。
ホント、1日24時間では時間が足りないですね…。

しかし輪郭を現してきたている「さちの物語」に、私たち自身が少し興奮気味です。
次々に現れてきた壁を、一つひとつ知恵を絞って乗り越えてきた、その結果が現れてきているのですから、少し興奮しても当たり前といえば当たり前。

そんな自分たちの興奮を一方で冷静に突き放して客観視しながら、稽古と準備が進んでいます。
壁はまだまだ現れてくるかも。
楽観していい段階ではないのです。
壁は不意打ちのように、突然目の前に現れます。
なぜなら、私たちが気がついていなかった盲点から壁は現れるのですから。
ですから、私たちには壁が突然目の前に現れたようにみえてしまうのです。

さて、11月1日には、ほぼ完全に舞台を組んでの稽古に入ります。
そこでの実地確かめを経て、舞台図面も愛知に送らなくては。
照明デザインのための通し稽古の動画撮影も必要。
名古屋への運搬車両を乗せるフェリー予約は完了。
いろんなことに目まぐるしい日々が続きます。

「さちの物語」初演(P新人賞2022受賞記念公演)に向けて、いろんな領域がいよいよ佳境です。
身を引き締めて臨みます。

最後に。

そろそろブログでの「さちの物語」の稽古進行報告は終わりにしようと思っています。
代わりに、公開稽古やP新人賞2022記念公演の情報アップの方へ重点を移していきますので、引き続きブログの御愛読をお願い申し上げます。

【釜】

親子人形劇あそびワークショップ~申込受付中です。

暑い日が続いたかと思えば、あっという間に肌寒い秋風が吹き始めました。
さて、毎年開催している「親子であそぶ人形劇がっこう」。今年は久留米と筑紫野で開催です。

今年のプログラムは、発泡スチロール人形をつくって、親子であそんでみるひととき。
劇人形工作は比較的簡単です。工作が苦手な子でも、手先が未発達の子でも、十分に取り組めます。
簡単な工作ですが、奥が深い。工夫して凝ってつくってみると、驚きの人形が出来上がります。工作が得意な子も、奇抜な発想を試してみたい子も、熱中できる魅力があります。

作ったあとは、親子で人形劇あそび。これまた奥が深いんです。毎年プログラムの改良を重ねています。今年はどんなプログラムにしようか…メンバーで協議しながら準備を進めていますよ。

親子でじっくり取り組む2時間強のプログラム。早くもお申し込みをいただいています。
お申し込み先着順で受け付けております。参加ご検討の方、お早目のお申し込みをお勧めいたします。
「親子であそぶ人形劇がっこうinくるめ」詳細はこちらから。

【尚】

さちの物語、第3クールへ

すっかり秋ですねえ。
鹿の鳴く声が聞こえます。

さて、新作「さちの物語」は、そろそろ第3クールへ入ります。
各プロットがシャープに輪郭を現してきています。

ほんとに稽古が面白い。
ワッハッハと笑える面白さではありませんよ。
そんなことは、あくまでどうでもいいことだと思っています。

「ああしたらこう見える」「こうしたらああ見える」。
そんな試行錯誤の連続です。

一つの動きの変化で、表現の意味が全く変わってくるのです。
様々な動きを試してみて、最終的にどれをチョイスして作品を組み立てていくか?
それが知的にスリリングに、とても面白いのです。
あぁこれが稽古だなぁ、
と感じる毎日です。

さて、虐待を受けて育った主人公さち。
稽古をしながら、虐待からの回復とはなんだろう?と考えます。
そしてそれは、「誰かに話すこと(話せること)」。
私たちにはそう思えるのです。

誰にも話せないことを、誰かに話せること。

一番話したくないことが、一番話したいこと。

話したくないから(話せないから)、誰にも話さない。
でも、それが一番話したいことでもあるのです。
話すことが出来ないと、人は前に進めないのです。
主人公さちは、まさにそんな人物です。

私たちは、そんな主人公さちの息づかいを感じながら、その息づかいを切実に描き出したいと思っています。

さて演技論になりますが、稽古とは何なのでしょうか?
分かっているようで、突き詰めると、わからなくなるのが稽古とは何かということです。
これは、なかなかに厄介な問題なのです。

台詞を覚えて相手とかけあうのが稽古?

もちろん台詞は覚えなくてはなりませんし、それは使いこなされなければならないのですが…。

では台詞を使いこなすことが稽古なの?
使いこなしても、それだけでは稽古といえないと思うのです。

では稽古とはどういうこと?

それは、自分と他者の関係、自分とモノとの関係、自分と空間の関係を瞬間的に明晰に把握し、それをコントロールすることで、舞台に新たな意味を創造すること。
そう思えます。

そうすると、たしかに表現は、よりシャープになりエッジが効いてきます。

今作品の稽古では、こんなことに主軸をおいて、稽古が進んでいます。

そうすると、

瞬く間に、舞台の上で起きている出来事が鮮明に見えて来るのです。
それは、まさに驚きの連続です。

とにかく稽古が面白い。
ハードな毎日が続いています。
舞台装置づくりにも、人形美術も同時進行しています。
全て手作りです。

ですが輪郭が鮮明になってきた「さちの物語」に、心が躍動する思いです。

【釜】