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ご来場ありがとうございました-蛍の夜と人形劇場

2015.06.01 (月)

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5月の末日に開催しました、「蛍の夜と人形劇場」。
土曜日は雨天。蛍が現れるかドキドキしながらの開催でしたが、上演終了後は雨もあがり、雨宿りしながら求愛行動を行う蛍がチラホラ。
雨上がりの澄んだ空気の中、秋月城下町の白壁にとまる蛍を手に取って観賞するひとときとなりました(*^_^*)
翌日曜日は、晴天。上演終了後は十四夜の月の下、町なかを飛び回る蛍を観賞するひとときとなりました(*^_^*)
お越し頂いた皆様、人形劇観劇と秋月城下町の蛍観賞、楽しんでいただけたら幸いです。


食事提供をご協力いただいた「蕎麦処 池田屋」さんは、5/31(日)が店じまいの日。
閉店日に夜遅くまでご協力くださり、本当にありがとうございました!
会場をお借りしたろまんの道オーナー鹿田さんには、蛍スポットの案内もご協力いただき、ありがとうございました(*^^)

「蛍の夜と人形劇場」には、ご年配の夫婦や家族連れなど多様な方がお越しくださいました。
平成生まれ田舎育ちの私にとっては、“田んぼのあぜ道を飛ぶホタル”を見るとノスタルジックな気持ちになります。
ところが戦後生まれバブル育ちの方にとっては、“町なかを飛ぶホタル”が思い出の風景だとか。
この違いは、“ホタル”という自然物がどんな場所で生息することができていたのか…という時代の違いなのでしょうね。

いま、私が幼少期に蛍を見ることができていた“田んぼのあぜ道”には、1匹の蛍もいません。
害虫被害から農作物を守り、見目麗しい農作物を作るために開発された農薬の影響だろうと考えます。
農薬を使用することで、農家の作業効率が上がっていること、見た目美しく安価な物を購入したい消費者のニーズに応えることができていること…については間違いありません。

一方で、こんなことを思うのです。
ホタルが生息できないような環境を作り出している薬品がかかった食物を、私たちは意識して口にしているのでしょうか?

イマを生きる子どもたちに、親世代に、祖父母世代にとって、蛍とはどのような存在なのでしょう。
初夏の夜に光りながら舞うホタルたちは、子どもたちの目にどう映っているのか…とても興味深く思います。

写真は、31日(日)の片付け終了後21時30分ごろに秋月城下町を散策したときのもの。
宵の蛍は木の葉にとまり休憩中でした(*^^)ゞ

【尚】






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