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大晦日に

2019.12.31 (火)

いよいよ大晦日。
劇列車は、2月新作公演と「猫の事務所」の作り直しで大わらわ。
ですが年の締めくくりです。一年をふりかえってみたいと思います。

2019年は、劇列車の児童演劇運動が広がり、深まりました。
そこで学んだこと、考えたことを「劇列車運動心得五ヶ条」にまとめてみました。

■自分を過信しない。
→私たちの作品を呼んで下さる皆様からの期待を、ひしひしと感じた一年でした。
絶対に皆様の期待を裏切らない。
そのために万全を尽くして「これくらい大丈夫」と慢心しないこと。
慢心大敵です。

■いばらない、大口をたたかない。
→劇列車はは運動体です。「子どもの心に種をまく」ということを目的にして、人の輪を広げながらネットワークを創る。
その意味で運動体です。
いばったり大口をたたいて、自分をよく見せようとすることは、運動を阻害こそすれ、広げることには決してつながりません。
これも間違いない。

■子どもの尊厳にリスペクトする。
→私たちの劇は子どもを相手にしています。
だから、子どもにたかをくくらない。見くびらない。
「子どもへのリスペクト」は、劇列車運動の生命線です。

■「地位と名誉」は運動を阻害する。
→地位と名誉は魔物。だから油断大敵。
地位と名誉が大好きな方々には、たぶん劇列車運動が見えないのです。
変な話しだけど、「見えてないのだろうな」と思える体験は何度もしました。
みているのに、みえてない。
なぜそんなことが起きるのかというと、地位欲名誉欲が、眼を曇らせているからだ。そう思うのです。

非営利活動、人形劇、子ども。地位とも名誉とも無縁。トクにならない。それだけで関心をなくされてしまいがちです。
けれどよいのです。
観てくれる親子の皆様に喜んでいただけることが、私たちの誇り。私たちの勲章。
この純粋さを生き生きと保持し続けることが、運動を生き生きとさせるのです。

■自分の力を信頼する。
→「どうせ私たちはこれくらい」という言葉からは、楽天性と前進が生まれません。
劇列車は、きつくても一歩一歩ここまで歩いてきたのです。
そして、これからも歩いていくのです。
「どうせ」と言わないことで、私たちの可能性を開いてきました。
この言葉には、甘美な快感があります。
きつくても「どうせ」とは決して言わない。
未来を信じて少しでも出来ることをやっていく。
どんな運動にも、こんな楽天性がいるのだ、と思います。

長くなりました。
以上、劇列車運動心得五ヶ条でした。
この一年の経験から大切にしたいことを、心得風にまとめてみました。
来年も、こんな調子で歩んでまいります。

それでは皆様、良いお年をお迎えください。

【釜】






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