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新作脚本スタート

2020.07.10 (金)

激しい梅雨が続きます。皆様、被害はなく無事にお過ごしでしょうか?

毎年続く豪雨による浸水被害。被災者の皆様にはお見舞い申し上げます。

巨視的に見ると、豪雨は地球温暖化の影響。グローバル経済至上主義が背景にあります。コロナウイルス感染爆発も、グローバル経済による人間の異動の活発化が背景にあります。
一見無関係にみえるものが、じつは同じ根っこから派生しているようです。
もしかしたら、私たちはいま、人類史の転換点に立っているのかもしれません。そんな予感がするのです。

さて、新作脚本の第一稿が思いのぽか順調です。今回新作は人形劇「どんぐりと山猫」の予定です。(まだ確定はしていません)

宮沢賢治童話は、何か安易な文脈で社会に受容されているように思えています。
一つは「癒し系」童話として。もう一つは「通俗道徳」童話として。
いずれにしても、安易な文脈での受容です。

けれども、賢治童話は一見わかりやすくみえて、どこか人を受け付けない闇があるのです。何か弾きとばされるような深い闇と謎。

裂け目と言ってもいいのかもしれません。裂け目を覗きこむと、どこか異次元に引き込まれていくような深い裂け目。
そこが賢治童話の魅力なのだ、と思われます。

「どんぐりと山猫」も例外ではありません。この童話を裂け目を覗きこんでみると、近代と野生(近代学校世界と森の世界)の交流と対立の物語に思えます。どうしても、そう読めてしまうのです。

この裂け目をどう表現していくか。人形劇の魅力を引き出す観点から、どう料理していくか。
新作でも試行錯誤がはじまりました。
今回新作は、一年かけて、表現上の実験と試行錯誤を続けていきたい。
だからこそ、じっくりと時間をかけて創りたいのです。

【釜】






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