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どんぐりと山猫 稽古の様子

2020.10.12 (月)

18日開催の「親子であそぶ人形劇がっこう」の準備も、ほぼ終了。どんな参加者の皆様と出会えるのか、楽しみにしています。

さて、鹿が鳴く秋の季節です。夏の間は、夜間稽古のためにアトリエに到着しても日が高かったのですが、段々と薄暗くなってきました。
季節の移り変わりから、地球と生き物たちの鼓動を感じます。

そんな中、「どんぐりと山猫」の稽古も半立ち稽古に入りました。
人形劇の半立ち稽古は、俳優劇と同じく、アクションとリアクションのキャッチボールを俳優自身と演出者が確かめあうことにあります。
そしてこの段階の台詞のやりとりから、まだずっと先の劇の仕上がりを見通してみるのです。

しかし、俳優劇と違うところもあります。人形劇半立ち稽古は、モノとの出会いを確かめる稽古でもあるのです。
人形劇は「モノの動きによるアート」です。
ですから、モノの動きの魅力を引き出すために、ああでもないこうでもないという試行錯誤を繰り返します。

この試行錯誤は、動かしてみて、文字通り「ああでもない、こでもない」と議論を繰り返す試行錯誤の時間でもあります。
この議論こそ、劇のイメージのすり合わせの時間でもあります。

傍目には、きっと何をしているのかわからないグダグタの時間に見えると思います。話もあちこちに飛びます。
ですが、やっている側にはたいへん面白いスリリングで知的な時間なのです。
やる側の精神は、生き生きと能動的に動いているのです。

「ちょうふく山のやまんば」再稽古と、来年度助成金申請のための事務局会議も同時に進行しています。ですから、新作どんぐりと山猫稽古は、とてもゆっくりとした歩みです。ゆっくり歩んでいるからと言っても、頭の中はフル回転。
苦しくも楽しい、充実した時間が過ぎていきます。

【釜】






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