本日は、子ども若者応援助成の贈呈式。
筑後川コミュニティ財団の事務所にて、助成を受ける全6団体と、今期支援団体の久留米りんどうライオンズクラブの方々が出席し、行われました。
この贈呈式後に、「子ども若者基金」の設立きっかけとなった方の“遺贈”についてお話を受けました。“遺贈”とは、遺言によって遺言者の財産を寄付することです。
遺産を、将来を担う子どもや若者たちを支える活動に活用してほしいとの願いで、「子ども若者基金」が設立されたそうです。
この方の遺言書作成に至るまでの詳しい経緯をお伺いし、遺贈されたこの方の“願い・思い”のバトンをいただいたように感じております。
子ども若者応援助成金を活用して実施する「パペットシアターPROJECT~困難を抱えるこどもへの人形劇観劇支援事業」は、今年度3団体と一緒に取り組む予定です。すでに、2団体とは詳しい打ち合わせを進めております。
どの団体さんとも、目の前の子どもたちが抱える困難に寄り添いながら、熱い思いを持って、パペットシアターPROJECTを一緒に取り組んでいます。
今日の遺贈のお話を受け、より一層、この事業に対する思いが熱くなりました。
当事者の方々は、本人が無自覚のまま、社会的に孤立している状況におかれています。
遺贈された方の思い、直接的に支援されてある団体の方々の思い、そして私たちの思いが、わずかでも『人とつながることができている』実感となって当事者の子どもと大人に届けられるよう、この事業を進めていきたい。
そう決意を新たにすることができた、素敵な時間でした。
【尚】
ツイート