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応援しています!~子ども若者基金クラウドファンディング

2023.01.23 (月)

以前、劇列車のブログでも取り上げました『子ども若者基金』のクラウドファンディングが、まもなく締め切りです。
過去のブログ記事はこちら。

子ども若者基金のおかげで、劇列車が取り組む観劇体験格差是正事業「パペットシアターPROJECT」をスタートさせることができました。
子ども若者基金は、一般財団法人ちくご川コミュニティ財団が運営しています。ちくご川コミュニティ財団は、地域密着型の“顔が見える”財団です。

私たちの「パペットシアターPROJECT」は、人形劇観劇体験や人形劇をやってみる体験の“体験格差”是正事業です。
“体験格差”という言葉、奇しくもコロナ禍になってようやく社会に認知されつつあるようです。

――他の人は体験したことがあることを、「自分だけ」体験したことがない。
幼児期のころから、繰り返し繰り返し格差を突き付けられることにより、大きな心理的ダメージになります。「なんで私だけ?」が次第に「どうせ私なんて…」と変化していき、自己肯定感の低さ、ひいては生きる意欲の低下にすら結びついてしまいます。

私たちは、「どんな子どもにも劇を!文化を!」をミッションに掲げるアート系NPOです。「どんな子どもにも」劇を届けたいのですが、このミッションを達成するには、大きな壁が立ちはだかっています。その壁の一つに、上演にかかる経費の受益者負担(=観劇料金)という壁があります。

観劇料金を負担できない家庭は、当然、劇場に来ません。ですから、経済格差は文化体験格差にもつながっています。
食事支援など対象者への直接的な支援ももちろん大切ですが、同時に、文化支援も大切なのです。

これがなかなか伝わらない。複数の助成団体で門前払いされました。

門前払いされた観劇体験格差是正事業「パペットシアターPROJECT」に、いち早く反応してくれたのがちくご川コミュニティ財団の『子ども若者基金』です。
ちくご川コミュニティ財団は、先述したように“地域密着型”です。
ですから、地域の住人たちが抱える課題を、一緒になって発見し、課題解決に向かって併走してくれる、稀有な存在なのです。

『子ども若者基金』は、個人や団体の寄付によって運営されています。「パペットシアターPROJECT」のように、認知されていないけれども確実に存在する社会課題にも敏感に反応してくれる基金の存続のために、みなさまのご協力をお願いいたします。

「子ども若者基金」クラウドファンディング詳細はこちらから。

【尚】






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