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頓田の森ぴーすきゃんどるナイト終わりました

2020.03.28 (土)

昨日は、頓田の森ぴーすきゃんどるナイト。
コロナウィルス対策で、小規模な催しをさらに小規模にして開催しました。無事に終わりました。

今年で13回目。
会場の変更やコロナウィルス対策と難題が続き、開催が危ぶまれました。行政関係の皆様含めて、皆様の少しずつの善意をいただき開催できたたこと、厚く御礼申し上げます。

ひるがえってみると、何の後ろ楯もなく、参加者の皆さんの寄付のみを頼りにしてきた手作りの会が、ここまで続いてきたんだなぁ。

そう思います。それはそれだけで、奇跡的なことであったと思えてなりません。

劇列車の創造がまだ未熟だった頃。「作品を創って平和を訴える」という言説の欺瞞性に我慢ならずに始めました。
私は、そんな言説に満足してふんぞり返るいわゆる「演劇人」たちを嫌悪し、軽蔑します。虫酸が走るくらいイヤなものを感じてしかたありません。

「作品を創ったならば、現実社会に責任があるはず」と考えるのです。
「一回か二回平和を考える作品を上演して、偉そうなことを言うな」と思ってしまうのです。
作品というフィクションに留まるのではなく、現実社会に切り込む力を育む…。
そんなことから始めたぴーすきゃんどるナイト。

たくさんの皆さんに出会いました。たくさんの善意をいただきました。
ほんとうにやってきてよかったと思います。

人間は信じるに値する。

ぴーすきゃんどるナイトをやってきて、そう思います。

会場こそ移りましたが、頓田の森でキャンドルの点灯式を行い、その灯を会場前まで運びました。

森で犠牲になったこどもたちの魂も、きっと会場までついてきてくれたのではないでしょうか。

平和を考える物差しは、戦争という暴力で命を落とした死者たちとの、内なる対話から生まれるのです。
13年続けてきたことの実感です。

平和とは、死者たちとの対話からはじまるのです。そこから始めねば、平和は机上の空論へと堕ちてしまいます。

さあ、来年は第14回目の頓田の森ぴーすきゃんどるナイトです。
【釜】