一気に秋めきました。
夜空にはオリオン座が見えます。
さて、本日は福岡市へ。
市民人形劇学校~研究・実践交流編への呼びかけ行動を行いました。
フリースクール「みんなの学び館」で、校長先生と懇談できました。
一時間半ものお時間、お付き合いいただき感謝申し上げます。
小学校教諭として30年勤務され、今はフリースクールで不登校の子どもたち、保護者の皆さんとともに、大車輪の御活躍の様子。
頭が下がる思いです。
そして、お話しを伺っていると、何だか爽やかな風が吹き抜けたような気持ちになりました。
今の子どもが抱える困難な状況。ますます困難が増している状況。胸が痛むようなお話しを伺いました。
そして話が弾みました。
子どもたちが抱えている困難の問題。
これは、大人たちにはなかなかわからない問題のようです。
大人である私たちが、子どもの視点にたって社会を見つめないと、わからない。
子どもを中心において社会を見つめないと、わからない。
自分が壊される体験を恐れていては、わからない。
意気投合した時間でした。ありがとうございました。
さて、いよいよ、市民人形劇学校~研究・実践交流編が近づいています。
ほんとうに苦労して、様々な皆さんに呼びかけを行いました。
振り返ると、率直に言って無名の私たちの呼びかけは、幾多の壁に阻まれてきたと考えています。
権威主義とヒエラルヒーという壁。無関心という壁。
そういう状況下、私たちの訴えに耳を傾けてくれた皆さん、ありがとうございました。
参加出来る出来ないに関わらず、私たちの声が届いたことが嬉しかったのです。
厚く御礼申し上げます。
順調に進展しないしんどさの中、逆にそれをバネにして、様々な方々と出会い、話し込みが出来ました。
その一つひとつの対話の積み重ねが、子どもの発達環境を整えていく営みにつながる。私はそう理解しています。
出かけていき対話することは、その行動自体がもはや運動なのだと思います。
皆さん。
演劇の力を子どもの発達に生かす演劇教育のフォーラム(広場)、市民人形劇学校~研究・実践交流編に、どうかご参加ください。
きっと世界が変わってみえてくると思います。
世界が変わってみえるようになるための行為。
そのことを「学び」というのでしょうか。
【釜】
ツイート