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『演劇と教育』誌に

2023.03.15 (水)

皆様にお知らせします。

弊団体の組織内研究委員会である「演劇と教育研究委員会」第三回例会報告が、「演劇と教育」誌(日本演劇教育連盟機関誌)2023年3+4月合併号に、2頁にわたって掲載されました。
例会の様子を写した写真付きです。

御関心のある方は、この機関誌をお取り寄せくだされば幸いです。
出版元である「晩成書房」に注文されるのが、最も手早いかと思われます。
この出版社名でネット検索されますと、「お問い合わせ」連絡先がわかります。
定価は990円で、お手頃な価格です。

さて、演劇と教育研究委員会は、2ヶ月に一回の頻度で開かれ、現在までで4回の例会が開かれています。
毎回、報告や論文を読んでのフリートーク(対話)で会を 進めていますが、これがなかなかに面白いのです。

会を進めるに従って、演劇の本質と教育の本質がくっきりと見えて来ます。
そして、両者相互の太いつながりも。
何かの結論を出すわけではないのですが、毎回、大切な気づきが生まれています。

私たちの作品上演後に併設している「対話のひろば」も、どこかで演劇と教育研究委員会での対話の蓄積が生きているような気がします。

弊団体の組織内委員会ですが、会員外にも開かれた研究会です。
子どもや青年のことを、報告や論文を元に大人同士が対話しあう研究会。
それはステキで魅力的な会なのです。

もしかしたら、演劇と教育研究委員会自体が、大人の「対話のひろば」なのかもしれません。
地域の中で、子どものことを愚痴りあうのではなく、知的に語り合う。
そんな人の輪を広げていきたいと思うのです。

【釜】