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新作短編民話劇台本スタート

2012.04.02 (月)

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やっと桜の開花。遅い春がやってきましたね!

5月稽古開始、6月下旬には仕上げ予定の「九州民話」短編劇の台本づくりを始めました。

タイトルは「ヘッピリよめさま」。
ヤポネシア列島各地に、ほんとうに沢山ある「屁こき女房」のお話。
大分県宇目町に伝わる話と熊本に伝わる話を、ミックスして脚色開始。

各地に伝わる「屁こき女房」は、登場人物の設定で、主題が変わってしまうのが面白い。

嫁ごと婿どの姑の三役での話は、嫁いびりからの解放という「家制度」に関わる色合いになる話が多い。
嫁ごと婿どのの二役では、フェミニズムに関わる色合いになる。

大分民話では、嫁ごと婿どのの二役で進む話となっており、それをベースに、内在するフェミニズムの色合いを、少し強めてみようと構想しています。

つくられた女性性にアグラをかく男が、嫁ごのものすごい屁に吹き飛ばされて、女性の自然性を受けとめて、嫁ごと関係を回復するという、楽しい大らかな劇になる予定ですよ!

今回にチャレンジする課題は一つ。
最近児童演劇を見ていて思うのですが、児童演劇作品は、キリキリと本筋の展開を進めるのではなく、途中の寄り道のような遊びの工夫が、劇をゆたかに膨らませているようなのです。

児童演劇専門劇団の作品には、当たり前のように組み入れられている遊びの趣向が、私たちの劇にはほとんど組み入れられてない…。
というか、遊びの重要性にやっと気がついてきたのです。

私たちに欠けてきた「遊び」をゆたかに含んだ劇を創る。

これが「ヘッピリよめご」でチャレンジしたい課題です。

「シイの木はよみがえった」二人バージョン製作とともに、新しい次元へ少しずつのチャレンジが始まりました。
【釜】