一昨日は演劇と教育研究委員会6月例会(第6回例会)でした。
6月例会のゲストは、久留米の学童保育所支援員の先生方お二人。
貴重な実践の報告をいただきました。
お二人の先生方には、ボリュームのあるお話をしていただき、ありがとうございました。
あらためて感謝申し上げます。
学童保育は、放課後の子どもの居場所として大切な場所です。
それなのに、その実際についてはあまり知られていません。
子どもの実態をお伺いすることも出来て、学びがいのある例会でした。
お一人の方が言われました。
「困難を抱えていることに気がつかない困難」があると。
その通りですね。
抱えている困難が日常化してしまうと、困難に直面していることすら気づかない(気づけない)ものです。
ハッとさせられました。
私たちがバペットシアターで出会う子どもたちも同じような様子を見せています。
困難の性質は様々でも、同じような共通性が見られるようです。
深い学びが出来ました。
社会的弱者が切り捨てられていく現代日本社会は、ほんとうに底が抜けてしまっているようです。
底が抜けた中で幾多の困難が生まれ、多くの人々が生きがたさを抱えて生きています。
そこに思いを馳せた時、この社会の酷薄さが見えてくるのでしょうか?
さて、皆様にお知らせいたします。
次回演劇と教育研究委員会は、8月20日(日)バペットシアタPROJECT報告会で代替いたします。
もう少ししましたら、概要を紹介いたします。
皆様の御参加をお待ちしております。
【釜】
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