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謹賀新年

2019.01.07 (月)

あけましておめでとうございます。

劇列車は新年から稽古。
5日の日は、新作の前半後半通し稽古をしました。
しかし!前半が「うーん」…。こうはならないはずなのに…。なぜ?何かがおかしい。
きのう6日の稽古は、その原因究明の稽古になりました。

原因を二点特定して、次回稽古への備えが出来ました。

さて、新年にふさわしくここは今年の抱負を。

今年に限ってのことではありませんが、劇列車の人形劇創造は「子どもにとって質の高い劇をつくる」ことを目指しています。

「質の高い」とは何か?
それは、社会を被う感受性や思考、価値観に抗して、違った感受性や思考、価値観を提示することだと考えています。
それによって、子どもの生活に長く影響を及ぼすことができるものを「質が高い」というのだ。
そう思います。

具体的には「あの時の劇で勇気が出た」とか、「あの時の劇をみた時間は、身体や心がうわぁと浮き上がるような素敵な時間だった」とか…。そんな劇を創ることなのだ、と思っています。

ここにアマチュアとプロの違いはありません。

ですから、私たちはずっと以前から「アマチュア」と言った自己規定を拒否してきました。
むしろ、積極的に自らの「アマチュア性」を否定してきたのです。
一方で職業化すること(=プロ化すること)も否定してきました。

「アマチュア」という自己規定を拒否することで、この言葉で自分たちのことを説明した時に生まれる、ある種の甘えを拒絶してきました。
「プロ化」を否定することで、私たちの児童演劇運動の純粋さを守ろうとしてきました。

繰り返しますが、質の高い子どもの劇創造に、プロもアマチュアもないはずなのです。
そう確信しています。

変な言い方になると思いますが、プロ以上に真剣に劇と向き合い、真剣に稽古に臨んできたつもりです。

そしてヒエラルキーの観点に囚われて、私たちを見下すプロに対しては、断固とした反撃を加えてきました。

でも世の中には、プロとアマチュアといった規定を拒絶した時、ほんとうに私たち自身を説明する言葉がないんですね。

ですから「非職業劇団」と名乗ってきました。なんだか座りの悪い言葉なのですが…。

さて一方で、私たちは謙虚であるつもりです。
自分たちの達成できている水準を、いつも客観的に測ろうと試みていますし、抱負に掲げた目標は、まだまだ遠い彼方にぼやけて見えない段階であることも自覚しています。
要するに、まだまだの段階であることもよくわかっています。

さて、以上は創造面での話。
劇列車は、一般的な劇団ではありません。
ワークショップも含めて「子どもの発達に演劇の力を活用する児童演劇運動体」です。
今日書いた抱負は、あくまで創造分野の抱負です。

さて皆様。2019年も劇列車の歩みを温かく見守っていただければ、こんなに嬉しいことはありません。

【釜】






大晦日に

2018.12.31 (月)

今日は大晦日。皆さま、2018年の一年、大変お世話になりました。

劇列車の昨日は、新作「異本・猫の事務所」の12時間稽古。やっと「前半後半」に分けての稽古に突入出来ました。
良い出来に仕上がりつつありますが、少し年齢層高めのお客様を対象とした作品になっているのかも…。
けれども、良い感じなんですよ。

今日は一日、私は舞台装置の修正作業。
他のメンバーも、それぞれのスタッフワークに励んだことと思います。

1月の朝倉市立安川保育所と秋月保育所の巡回公演稽古も始まり、二正面作戦を展開中です。

2018年を振り返ると、酷い政治が際立った一年でもありました。
そして際立つ経済格差の拡大と強欲な拝金主義の横行。

日頃接する子どもたちの様子に、政治の貧困と生活を営むのに必死な庶民の暮らしの影を感じます。

子どもに感じるその影が年々濃くなっているように思えるのは、私だけでしょうか?

私たちは毎日劇づくりに必死なのですが、劇列車の営みと、その影はつながっていると思っています。

今回新作「異本・猫の事務所」は、今の私たちが子どもたちに届けることが出来る精一杯のメッセージ。
ほんとうに精一杯の努力を積み重ねてきています。

2019年が子どもにとって、幸せな年になるよう、願ってやみません。

生きづらさがつのるこの国で、それでも希望を育みながら、来年も地に足をつけて歩みたいものです。

それでは皆さま、良いお年を!

【釜】






シーン連結へ

2018.12.25 (火)

冬至も過ぎ、いよいよ年末ですね。毎年、冬至が過ぎると昼が少しずつ長くなっていく。
その規則正しい変化に、地球の回転を感じます。
だから冬至や夏至は、私にとって、季節変化を感じる大切な日なのです。

さて、新作「異本・猫の事務所」は第4クールを終えて、シーン連結にやっと入りました。

稽古に時間がかかっています。

サブテキストの考察、演技のキャッチボール…と、
丁寧に積み重ねているのです。
そうすると、あら不思議!稽古場が「発見のための創造の場」になって、独特の空気が立ち上がってきます。

そんな丁寧な(でも精神的にも肉体的にもキツい)作品づくりによって、各シーンが、ほんとうに生き生きしてきています。

でも、どこかのシーンが生き生きしてくると、他シーンもそうしないといけない訳ですから、なかなか稽古が予定どおり進まない…。

【釜】






劇団通信52号

2018.12.17 (月)

劇団通信「劇列車がやってくる」第52号の発送作業を終わりました。
読者の皆様のお手元に届くのは、火曜から水曜頃でしょうか。

今号の特集は2月10公演予定の第20回定期公演「異本・猫の事務所」です。

活動報告は11月3日~4日に実施した「親子で遊ぶ人形劇がっこう」について。

恒例のミニエッセイ「理事長の劇列車的日々」は、「体験するということ」。ワークショップ体験の意義について、過去の体験を振り返って述べています。

購読をご希望の方は、ホームページにメールで御連絡ください。

さて、第20回定期公演の稽古は、いよいよ佳境に。長時間稽古が続いていますよ。

【釜】






チケット販売開始!

2018.12.11 (火)

12月11日火曜(本日)、劇列車第20回定期公演「異本・猫の事務所」のチケット販売をはじめます。

販売プレイガイドは、石橋文化センター、久留米シティプラザ情報サテライト。劇列車ホームページから直接お申し込みも出来ます。

広報活動は少しずつ進んでいる段階ですが、あと1週間も経ると、一気に展開する予定です。

今回は2ステージですので、事前売り切れも予想されます。
御観劇をされる方は、お早めに購入されることをお勧めします。

†劇列車第20回定期公演「異本・猫の事務所」

2019年2月10日(日)13時と16時開演。(開場30分前)
石橋文化センター小ホールにて。

ファミリー大人チケット600円、子どもチケット400円、一般大人チケット1000円、高校生チケット500円。
(いずれも前売り価格です。当日チケットは、
300円増し)

†皮が薄いために、事務所でいじめとも差別とも言える迫害を受けるかま猫。それでも事務所に勤めることを名誉として、頑張るのだが…。
ある時に獅子がやってきて事務所の解散を命じます。

宮沢賢治原作の童話を、猫の事務所を演じるために集まってきた俳優たちのお話として仕上げました。

猫の事務所を人形劇で、俳優たちの物語を人間劇で演じる劇中劇のスタイルです。

【釜】






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